クイズ【158】
ホルスタイン
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2004-11-30
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【158】出題日時 2004年11月23日(火)
ホルスタインといえば、乳牛の代名詞ですね。では、一般的なホルスタインは、一年間にどれくらいのミルクを出すでしょうか？200ccの牛乳瓶で計算してみてください。
Ａ 約3000本 Ｂ 約３万本 Ｃ 約30万本 Ｄ 約300万本 |
| 応募締切 2004/11/30(火)午前６時 難易度････★★★ |
正解者････フーセンの羊さん、Kubocchannさん、じゃいママ▽・。・▽さん
neko.さん、ようちゃん、ケムンパスさん →３ptゲット
(得点表)
解説と解答
ホルスタインとは「森の定住者」という意味で、ドイツ北部エルベ川河口付近の地名。おそらくは、古代ゲルマン人が住み着いた土地の一つだったのでしょう。ちなみにホルスタインに続く地であるシュレスヴィヒは「泥だらけの水域」という意味だそうです。19世紀の半ば、この両州をデンマークから独立させたプロイセンとオーストリアは、やがてその処分を巡って戦争(普墺戦争,七週間戦争)になります。あの鉄血宰相ビスマルクの時代で、その結果プロイセンを中心とするドイツ統一に近づいていくんですね。
さて、古くから人間が住み着いたように、ホルスタインもシュレスヴィヒも肥沃な土地で、草も豊富にあるため、「ホルスタイン」という種名の牛や馬までいるのですが、この問題は牛についてですよね。牛のホルスタインはバルカン半島の牛を「品種改良」してつくられたようです。
その「ホルスタイン」という種類の牛は、乳牛の王者であるわけですが、１年間になんと約6000キログラムものミルクを出すそうです。中には１万キロを越すミルクを出すものもめずらしくないとか。6000キロといえば、200ccの牛乳瓶に換算すれば、３万本。１日平均約80本の牛乳瓶を満たすわけですから、いくら牛乳好きの大家庭だったとしてもとても飲み切れませんね。また、学校給食が年間200日あったとすれば、150人分の一年間の給食用ミルクがホルスタイン１頭で供給できてしまうんですから、驚きです。というわけで、正解は「Ｂ」です。