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| 【135】出題日時 2004年 6月21日(月)12時55分 マヨネーズの原料には、鶏卵がかかせないのですが、ところが長期保存ができてしまいます。はてさて、それはいったいなぜでしょうか？ Ａ 強力な保存料が配合されている。 Ｂ 油分が細菌の繁殖を封じ込めている。 Ｃ 酢が強力な殺菌効果をもっている。 Ｄ 有害な細菌を消化する良質の細菌が機能している。 |
マヨネーズには５つの原料がありますが、それは「鶏卵･サラダ油･酢･塩･香辛料」です。これ以外のものは使わないことになっているそうで、JAS規格でも保存料や着色料は使用が禁じられ、また、加熱処理もしないのが一般的です。
５つの原料のうち、腐りやすいのは鶏卵だけなんですが、それにしても、常温でもなかなか腐らないマヨネーズとは、いったいどうなっているんでしょう。今回は多くの方が正解してくださり、常識としても定着しているようですが、その理由は酢にあります。もう少し言えば、酢と塩の配合加減で鶏卵の腐敗を強力に防ぐことができるんですね。市販のマヨネーズに大腸菌やブドウ球菌などを植え付けても、24時間以内に死滅するというのですから、恐るべき殺菌パワーですね。ということで、正解は「Ｃ」です。