クイズ【132】
曜日英語名の由来
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2004-06-03
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【132】出題日時 2004年 5月28日(金)22時04分56秒
紀元2世紀の戦争を経て、ゲルマン人たちの主神は豊穣の神から軍神に変わります。さて、英語の曜日名は、太陽と月以外はゲルマンの神に由来しますが、主神の軍神に由来するのは何曜日でしょうか? |
正解者・・・・ようちゃん →3ptゲット
(得点表)
解説と解答
ゲルマン人の大移動は、フン族の到来をきっかけに4世紀後半から始まりますが、それに先立ち、2世紀後半にゲルマン諸部族間でマルコマンニ戦争が起こっています。これによって、諸部族の解体・再編が起こりますが、有名なフランク族もこのときに成立したと考えられています。そしてゲルマンの主神は、それまでの豊穣と平和の神であるティワズから、軍神オーデンに代わりました。ゲルマン諸部族の王たちも、血統よりも、軍事的才能が重んじられるようになったのです。
さて、ユダヤからローマにもたらされた七曜制での各曜日の呼び名は、太陽や月を含めて神格化された惑星名がつけられるのですが、その由来はゲルマンの神々にあります。主神でもある軍神オーデン(Woden's
day)が水曜(Wednesday)に、もう一人の軍神テュール(Tiu's day)が火曜(Tuesday)に、雷神トール(Thor's day)が木曜(Thursday)に、そして豊穣の神フレイア(Freya's
day)が金曜(Friday)に名を残しているのです。
ということで、正解は「水曜日」です。