クイズ【121】
ガンディーの最期
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2004-03-29
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【121】出題日時 2004年 3月22日(月)16時10分
マハトマ=ガンディーといえば、非暴力を貫き、「インド独立の父」とも呼ばれた偉大な人物ですが、1948年1月、当時対立が激しかったヒンドゥー教徒とイスラム教徒の融和のための集会に向かう途中、青年ヒンドゥー教徒の凶弾に倒れます。さて、彼は倒れる瞬間、片手を額にあてたと言われていますが、これはヒンドゥー教徒にとってどういう意味を持っているでしょうか?
A 志半ばで断念する時の嘆きのしぐさ
B 心の底からの怒りを表明する時のしぐさ
C 相手に許しを与えるしぐさ
D ビシュヌ神に来世での救いを乞い求めるしぐさ |
正解者・・・・じゃいママ▽・。・▽さん、モリモリさん、ケムンパスさん →3ptゲット
(得点表)
解説と解答
ガンディーは「清貧」で知られる世界的な偉人ですね。さまざまな逸話もありますが、この問題でとりあげたものは、割と知られていない逸話の一つだろうと思います。ずばり、そのしぐさは「相手に許しを与えるしぐさ」です。正解は「C」ですね。あれだけの情熱と信念で生き抜かれたガンディーが、最期にみせたこの許し。何と偉大な人物なんだと、感嘆せずにはいられませんね。
20世紀前半の世界的な民族自決の動きをたどる解説文を書きたかったんですが、年度末にちょいと多忙なスケジュールが食い込んだので、その話はまたの機会ということで、お許しください。