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クイズ【114】
4枚のカード
LAST UPDATE 2004-02-04

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【114】出題日時 2004年 1月27日(火)19時00分
 それぞれ「く」「ロ」「ち」「ヤ」と書かれた、4枚のカードがテーブルに置かれています。それぞれのカードの片面にはひらがなが1文字書かれてあり、もう片面にはカタカナが1文字書かれてあります。では、「どのカードに関しても、う段のひらがなが片面に書かれてあれば、ア段のカタカナがもう片面に書かれてある」という規則がこの4枚のカードについて成立するかどうかを確認するために、必ず裏側を確認しなればいけないカードはどれでしょうか?すべて選んでください。

正解者・・・・じゃいママ▽・。・▽さん、ケムンパスさん →4ptゲット
(得点表)

解説と解答

 このタイプの問題は、「ウェーソンの4枚カード問題」といって、古くから知られた、推理力を試す問題なんですよ。

 ついつい、「く」と「ヤ」と答えそうになりますが、それは間違いです。「えっ?」と思われた方は、これからの説明を慎重に読んでみてください。

 4枚のカードそれぞれは、片側にひらがなが1文字、もう片側にカタカナが1文字書かれているということですが、そこに「ある規則」が成立するかどうかを確認したいというわけです。

 その規則とは、「どのカードに関しても、う段のひらがなが片面に書かれてあれば、ア段のカタカナがもう片面に書かれてある」というものですが、よく考えてくださいね。「う段のひらがな」→「ア段のカタカナ」という規則に違反するものがないかどうかを確かめるということですから、まず「う段のひらがな」が書かれてある「く」のカードは裏返して確認する必要がありますね。

 で、つい、「ア段のカタカナ」が書かれている「ヤ」のカードも裏返して確認する必要があると思ってしまいがちですが、実はその必要はありません。「う段のひらがな」以外のカードの裏に「ア段のカタカナ」が書かれてあっても別に規則違反ではないわけです。逆にいえば、「ア段のカタカナ」が書かれてあるカードの裏には、「う段以外のひらがな」が書かれてあってもかまわないということです。ただし、「片側にひらがな・もう片側にカタカナ」という前提そのものも確認する場合はすべてのカードを裏返さないといけなくなりますけどね。ここではそれを確認する事は求められていませんから、無視します。

 では、残りの「ロ」と「ち」のカードは裏返す必要があるかどうかということを考えましょう。

 まず「ロ」のカードについてですが、裏側にひらがなが書かれてあるはずですね。それは「う段のひらがな」かもしれません。でも、もしそうなら、「ア段のカタカナ」ではないこの「ロ」のカードと表裏の関係にあることは、規則違反になりますから、このカードは裏返して、裏側が「う段のひらがな」ではないことを確認する必要がありますね。

 最後に「ち」のカードですが、これは「う段のひらがな」ではありません。裏側には、カタカナが書かれてあるはずですが、それが「ア段」であっても、それ以外であっても、規則違反ではありません。ですから、裏返す必要はありませんね。

 というわけで、正解は、「く」と「ロ」の2枚のカードを裏返す必要があるということになります。

 これは規則違反を推理する問題なんですが、この能力は一般に40歳代に入ると急に低下することが知られています。規則違反を見抜く力が衰えるわけです。具体的で身近な内容であるほど、加齢にともなう正答率の低下は緩やかになるようですが、抽象的で身近ではない内容になると、間違いに気づきにくくなるというわけです。これは社会生活をする上でも、子育てをする上でも影響を及ぼしますよね。

 僕自身の子育てのためにも(?)、また忘れた頃に「ウェーソンの4枚カード問題」をアレンジした出題をしたいと思います。お楽しみに♪