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クイズ【69】
不思議なキャンディー
LAST UPDATE 2003-03-12

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【69】出題日時 2003年2月28日(金)15時50分
 1個食べるごとに、20分だけ若返ったり年老いたりするという不思議なキャンディーがあります。ところがその2種類のキャンディーは見分けがつきません。その2種類のキャンディーが同じ比率で合計30個入っている袋があり、このキャンディーが大好物だというゆうちゃんは毎日食べていました。15歳から毎日1袋ずつ食べ始めたゆうちゃんは、30歳からは毎日2袋ずつ、45歳からは毎日3袋ずつ食べ続けました。すると60歳になったゆうちゃんの肉体は、何と90歳になっていたのです。さて、このキャンディー1袋には何個の「若返るキャンディー」が入っていたでしょうか?ただし1年は365日で計算してください。

正解者・・・・Kubocchannさん・ケムンパスさん →4ptゲット(得点表)

解説と解答

 ちょっとややこしい創作計算クイズです。

 キャンディーを食べ続けたら、肉体年齢が実年齢より高くなっていたということですから、若返るキャンディーより年老いるキャンディーをより多く食べたということですね。

 15歳から60歳まで、15年きざみに毎日1袋・毎日2袋・毎日3袋のキャンディーを食べたということですが、各袋には同じ割合で2種類のキャンディーが入っているのですから、余分に年老いる度合いはそのまま1:2:3の比率になりますね。

 15年間毎日1袋のキャンディーを食べ続けて余分に年老いる年数を基準に考えると、1+2+3=6ですから、15歳から60歳までの45年間では、その基準の6倍の年数分、余分に年老いることになりますね。その6倍の年数とは、90−60=30年ということですから、基準の年数は、30÷6=5年ということになります。

 つまり、15年間毎日1袋ずつキャンディーを食べ続けると、5年余分に年老いるわけです。1年を365日として計算するわけですから、閏年等は気にせずに、すっきりと計算できますから、単純に15日で5日余分に年老いると言い換えることができます。このペースを言い換えると、3日で1日余分に年老いるということですし、1日で1/3日=8時間余分に年老いるということでもあります。

 では、詰めの計算をしましょう。1日で8時間、言い換えると、1袋で480分余分に年老いるということですから、1個20分で計算すると、1袋のキャンディーを食べることで、480÷20=24個分の年老いる効果が現れるということになりますね。

 ところが1袋は30個です。若返るキャンディーによって年老いるキャンディーの効果がうち消されたんですね。30個ので24個分の年老い効果なんですから、30−24=6個分が差し引きゼロにあたります。この6個とは、年老いるキャンディー3個と若返るキャンディー3個というわけです。ですから、1袋には年老いるキャンディー27個と若返るキャンディー3個が入っていることになります。正解は「3個」です。

 実は、最初この問題を思いついた時、頭の中では「タバコの害による死亡年齢の早期化」というものだったんです。しかし、余りに露骨で、肺ガンで亡くなったヘビースモーカーの身内の方なんかにはどぎつすぎるよなぁ、と思い、装いを変えて文章化したんです。でも、世界保健機関(WHO)なんかは、タバコ1本あたり平均20分寿命が縮まると報告していますので、この「年老いるキャンディー」と同じ効果がタバコ1本にあることになります。そのまま受け取ると1日24本のタバコを吸うと、1日吸うごとに寿命が8時間縮まり、20歳から吸い出すと35歳で5歳分・50歳で10歳分の寿命が縮まるというわけなんですね。つまり、その人の寿命が60歳だったとしたら、喫煙によって寿命が50歳に縮まるということなんです。あくまでWHOの統計の数値なんですけどね。。。。