山田神社には、数パターンの紋が確認できる。
昔は、口伝により紋が伝えられていた事を考えると、仕方のないことかもしれない。
しかしながら、それぞれの紋を見ると、先人達の豊かな想像力がうかがい知れる。



こちらは、本殿の扉にあった紋。『丸に山田』の紋であるが、山の形が面白い。




こちらは、本殿の構造部に確認できた紋。『山』の一文字である。




こちらは、燈篭に刻まれた紋。『丸に山』の紋であるが、山の形が面白い。




こちらは、お御輿に入った紋。『丸に山』と『右三つ巴』が確認できる。
『丸に山』が社紋で、『右三つ巴』が神紋であろうか。




お御輿を担ぐ人の背中にも、お御輿と同じ『丸に山』の紋が入っている。




提灯に入っている紋は、『丸に山田』の紋である。『山』の形が、本殿の扉のものとは違う。




拝殿の幕に入っている紋は、提灯と同じ『丸に山田』の紋である。提灯には『右三つ巴』の神紋も入れられている。
また、拝殿の屋根には、『山』の一文字が入っている。


この他、本殿の屋根には、『丸に山田(楷書)』の紋が、
本殿の幕には、本殿の扉に似た『丸に山田』の紋が、
社務所の屋根には、お御輿の紋に似た『丸に山』の紋が入っている。