熊本でジェイフォーを失ったものの、取材はまだこれからでした。
落ち込んでばかりはいられませんでした。 列車が博多駅に到着するとすぐに新幹線ホームに向かいました。 ホームに待っていたのは、西暦2000年の鹿児島では見られない新幹線の車両たち。 自分自身がまもなく列車に乗るので、行動できる時間はそんなに多くありません。 早速、既にホームに入っている車両を撮り始めました。 左側の列車は新大阪行き「こだま614号」で、0系を使用しています。 ところで、ジェイファイブがのっているのはゴミ箱ではないのか? 撮影をしているうちに、乗る予定の列車である「のぞみ6号」が12番線に入線する時間となりました。 ホームの博多南駅側に急行して、入線する「のぞみ6号」を撮ろうとしました。 ところが、まだ福岡の地は日の出前で暗いのです。撮影するには明かりが足りません。 徐行しているとはいえ、走行中の列車にフラッシュを焚くわけにはいきませんので、 入線中の列車を撮影するのはあきらめました。 引き続き「のぞみ6号」の先頭部を撮ろうとホームの東京側に行こうとしました。 その途中、反対側・11番線に「二階建て新幹線」として名を馳せた 100系を使用した編成が停まっていました。 100系自体は何度か見たことがありましたが、イメージがなんか変なのです。 それもそのはず、今までは16両編成だったのですが、4両編成に短縮されていたのです。 急いで東京寄りに駆けつけて、さっそく撮影の開始です。 ジェイファイブのモデルとなった車両であります。 ジェイセブンとのツーショットを撮影しようとしましたが、 発車まで時間がほとんど残っていませんでしたので、 撮影を中止して、今まで撮影していた列車「のぞみ6号」に乗り込みました。 |