韓国覗き見の旅路



KAZ 2010年3月11〜13日





 ひょんなことから韓国への旅が出来ることとなり、行ってきました韓国へ。
団体旅行なので行動に制約があり、車窓見学が中心になりましたが、なかなかどうして色々と見所がありました。
覗き見た隣国を、拙い写真と併せてご紹介。


釜山から浦項(ポハン)へ

 関西空港から旅立ち、昼過ぎに釜山・金海空港に到着。タラップ&連絡バスの利用は、久しぶりでした。

左−金海空港
右−空港ターミナルシャトル便と覚しきバス

 ここからは貸切バスに乗り、一路浦項市へ。釜山市は残念ながら見学できず、車窓からの見学が中心となりました。

左:釜山市地下鉄3号線
中:釜山市郊外の様子
右:海運コンテナ臨時ターミナル

 上の写真すべてに写っていますが、韓国は住宅政策において集合住宅を基本としているようで、釜山に限らず大抵の都市が鉄筋アパート主体であり、新興開発地においてに戸建て住宅を見かけることは、ありませんでした。
 また道路も立派なものが多く、高速道路だけでなく一般道も高規格なものが整備されています。

左:整備された一般道
中:LPGのスタンドも頻繁に
右:ETCレーンに相当すると覚しきもの

 道路に関しては軍事利用という側面もあるのでしょうが、かなり立派なものが多いです。高速道路の一部は緊急時には滑走路になるよう設計されている、という話を良く聞きますが、その他の区間でも整備が進んでいる様子。
 また燃料の多様化も進んでいるようで、ガソリン・軽油だけでなくLPGのスタンドもごく普通に多数存在しています。バスも新車の多く(ほぼ全て?)がCNGマーク付きでした。
 道路と言えば高速道路サービスエリアに一箇所だけ寄りましたが、目新しいものがいくつかありました。

 入場した時は普通にサービスエリアだな、と思っていましたが、車から降りて歩いていると、トラックの荷台を使った行商が…
 韓国では普通のことなんでしょうか?

 施設で気になったのは、これでしょうか。

 障害者用ブースを設けているのは、今や普通の光景になっていますが、ケースが備え付けられており、車椅子やベビーカーが借りられます。
 ゴミ箱や看板類は、色鮮やか。見方によっては安っぽくも見えますが、POPで心躍ります。
 案内所は建物の外に、これまたPOPな色合いで。後付けなのかも知れませんが逆に目立っていて、これはこれで良いと思いました。

 物販施設に関しては日本と同じようなもので、軽食中心のレストランと売店、そして店頭でのスナックフード販売。ここは韓国らしく、トッポッギ(棒状の餅の甘辛和え)や韓国風おでん、甘味と思われる饅頭様のモノなど色々と売られています。トッポッギを買いたかったのですが、販売単位が300gと量が多く断念。

 そうこうしているうちに出発時刻になり、KORAIL(韓国国鉄)のムグンファ号(急行・長距離普通列車相当)やKTXの高速別線の建設現場を見ながら、浦項へ向かいます。

浦項市街へ

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