― 美しい森を次の世代に ―
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(Since2009/10)

群馬県の東北部に片品村があります、スキーで通ううちに多くの方々を知るようになりました

そして何時しか村の大切な山林をお借りして美しい森にすると言う大任を授かることができました。



google写真の真ん中辺を2回クリックすると緯度が出ます
(北緯36.77度、東経139.24度)が所在地です


以下の記録は6年間57回に亘って連載してきたもので親しい方には小冊子を作ってお送りしました。
その小冊子も多くの方に観ていただこうと web でも掲載いたしました。




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(No. 57) 2022/11/ 1up

(177)どんぐりの恩返し。

足掛け13年にわたって育ててきたどんぐりの樹、この夏卒業式を迎えました。

この度、最終回を迎えるにあたり樹々たちから恩返しとして楽しいプレゼントをしていただきました。




この場所を紹介されて来た時にはまるでジャングルでした。棘を持つ蔓性の植物が生い茂って人の立ち入りを拒むかのようでした。

盛夏ともなるとそれらが一斉に総立ちして私の背丈ほどにもなって立ちはだかっていました。しかし今は穏やかな木立の中です。



(176)どんぐり結実。

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さて、このどんぐりたちの一期生いつになったら一人前になって次の世代を担うどんぐりの結実があるのでしょう。

書物によると10年くらいから…と言いますが昨年はそんな気配もありませんでした。どうやら植え替えの条件にもよるようです。

私の樹は発芽してから13年目にして初めてどんぐりの結実を確認しました。




(175)立派に成長した樹。

ただスキーをするためだけに訪れていた群馬県の片品村でした。この樹を育てることによってこの片品村が私の帰ってこれる心安らぐ田舎になりました。

そしてこの樹のおかげでそれを見守ってくれる方たちと親しくお付き合いができるようになりました。ママ友‥という言葉がありますがまさしく樹の取り持つ縁ですね。

これからはハンモックをもってきてここでひと時を過ごしたりそして近くの高原に出かけたりするたび様子を見に来るね。






今回を持ちまして最終回となります

長きにわたってご愛読いただきありがとうございました。ご希望の方には小冊子差し上げます。



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(No. 56) 2022/10/ 1up


(174)カーボンオフセットとは。

いま世界は地球温暖化の問題に真剣に取り組もうとし、そのためにはCO2削減に努力しなくてはならないとのことで意見の一致を見ています。

しかし、今の生産性や生活レベルを原始生活に戻すことが不可能と考えたときの考え方の一つとして再生可能エネルギーへの転換などの具体策も考えられます。

今、政府が進めようとしている民間レベルでの削減策はあるのか考えたときCO2を吸収する樹木の育成などによる費用対価が考えられます。

私を含め日本人一人当たり4.48トン/年間のCO2を排出しています。このCO2を吸収するのに必要な樹木は杉の木の場合509本という計算までされています。

私が管理してきたこの森のCO2吸収量ほぼ私一人分の排出吸収量しか満たされません。




(173)山の樹は。

この片品村の山林の樹は私の手を離れてこれから独り立ちしていきます。

いままで下草にややもすると負けそうな時期もありましたが今や大きく枝葉を伸ばし雑草たちまでお日様は届かなくなりその成長は抑制されます。

しかし新たな心配は幾度も触れましたがシカの食害、そして新たに懸念される病虫害などです。毎年4〜5%の樹が何らかの原因で成長を止めて枯れていきます。

そして最大限注意しなくてはならないのが山火事です。今年も赤城山の栃木県側で失火による山火事がありました。





(172)川口の樹は。

都会の郊外では樹木に子供たちが親しむことのできるような役目も担います。都会で育った子供たちは樹そのものに触れることが少ないのです。

ややもするとコンクリートの高層ビルで育った子供たちは人間社会にとって樹の果たす役目が全く分かりません。

郊外に出て樹に触れる。そして樹が多くの昆虫たちの潤いの場であることも知らなくてはなりません。

そこから山にそして山の樹にたいして畏敬の念を感じてもらいたい。私の次世代に対するメッセージです。







次回の更新は 11月 1日となります




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(No. 55) 2022/ 9/ 1up


(171)川口の森で過ごす私の樹。

我が家は川口市の郊外にあり市街地に比べまだ緑豊かな環境が残っています。

そんな環境を未来の子供たちにできるだけ残しておこう・・と言うことで「イイナパーク」という自然味豊かな森を整備しました。

ここに私の植樹した「こなら」も元気に育っています。何年かした後には街の子たちにも山の仲間の樹を思い出してもらいたい。

そしてこの看板に表示されたような昆虫を追う子供たちの歓声も聞こえる日も間近でしょう。






(170)そのほか食害の脅威。

この森の第一期生は12年。どんぐりの実ができ始めるのは個体差はありますが10年から15年と言います。これは熊やイノシシ、リスなどにとって貴重な食料となるはずです。

一方、草食の鹿はこのところ私の森でも増え続ける一方ですが彼らの冬の食料になるものは無いのです。

まだ外皮の柔らかな5期生、4期生達の樹皮は飢えた鹿の格好の餌食となってしまいこれほどになるともう成長できません。

早く成樹して鎧の外皮を作ってくれないか気をもむところです。





(169)新たな脅威。

最近の私の調査では・・・どうやら楢枯れ・・が懸念されているようです。

その原因の多くはカシノナガキクイムシ・・という木喰い虫の一種が媒介する菌による伝染する病気のせいだということです。

その病気では樹が土中から水分を汲み上げる機能が阻害されて枯れてしまうというものらしいことです。

新聞ではトトロの森だけで楢枯れした樹は2020年61本。2021年64本。規模は違いますが私の森も毎年安定して楢枯れします。







次回の更新は 10月 1日となります




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(No. 54) 2022/ 8/ 1up


(168)これも自然の中の淘汰でしょうか。

今年も山全体のうち20本以上のまだ若い樹が成長を止めて旅立ちました。

私の植樹した第一期生の樹も18本のうち8本しか生き延びてこれませんでした。

毎年こんなにたくさんの樹が枯れ死にしてもそれでも山の緑は豊かに成長を続けます。

これは自然淘汰、自然を育てるというのはまさにその淘汰を目の当たりにしてくるということです。






(167)そのほかの樹は順調。

樹木たちのほとんどは急峻な斜面にへばりつくようにして成長してきました。

私たちが普段目にする山林の山肌は全体が豊かな黒土で覆われている・・と思いがちです。実は土なんてほとんど無いのです。

岩と小石とそこに永年積もった樹の落ち葉などで腐葉土となりかろうじて水分を保水している程度なので。凄いというほかありません。







(166)相変わらず原因不明の枯れ死。

春になっても若芽の出てこない樹に何本か遭遇します。場合によっては芽吹きの遅れることもありそうです。

しかしもうどの樹よりも一か月以上芽吹きが遅れるということは考えられません。もうすでに枯れ死にしてしまったものと思われます。

そんな樹は先ずこずえを折ってみると完全に枯れています。そして主だった小指の太さくらいの枝を折ってみます。ここで水分のない樹は枯れているとみられます。

もう太さと言い、陽の光を十分に受けられるまでになってこれから独り立ち・・と言う時期なのにどうしたことでしょうか。年輪は・・三期生(もう9年)なのに。







次回の更新は  9月 1日となります




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(No. 53) 2022/ 7/ 1up


(165)二期生、三期生、・・・五期生。

12年前に私は地元の炭焼き屋さんの所有する山林、700u余の西向き斜面をお借りした時には背丈ほどの棘などの雑草に覆われていました。

何とかその一部の40uに第一期生の18本を植えて徐々に周囲を5年かけて開墾していきました。まさしく昔の開拓者の奮闘ぶりがわかりました。

山林は以来約17倍となり植林した樹も300本を越えました。しかし中にはここまで成長してきたにもかかわらずもう枯れてしまう樹も毎年多くあります。それも自然の中でより多くが生きていくうえで必要なことかもしれません。








(164)初期に植樹した樹もこんなに逞しくなりました。

いつの間にか幹を握ってみるともう既にとっくに一握りできるほど細かった樹もこんなに逞しくなってきました。

もうこの位になると2〜3mよじ登ってもしっかりと私の体を支えてくれるほどまでになりました。

この樹が第一期生。仲間の木と共に雑草に負けそうなほどだったとは思えないほどになりました。

一期生18本のうちここまで育った樹は8本。生存確率もかなり厳しい環境でした。





(163)2022初めての対面。

雪のかなり多かったこの冬の雪解け以来初めて樹々と初顔合わせをしました。

概ね樹々たちは何事もなかったように皆スクスクと成長しているように見えました。そしてそれぞれが頑張って葉を広げ御日様の光を存分に浴びていました。

引き換え、足元の雑草には既に十分な日差しも届かずこれ以上の繁殖は不可能に感じます。

もう下草刈りをする必要がありません。雑草と幼木を見極めながら下草刈りしていたころが懐かしい。







次回の更新は  8月 1日となります




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いよいよここから2022年のことになります。まだ今年山林には入っていませんもう少しお待ちください。

次回の更新は  7月 1日となります




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(No. 52) 2022/ 4/ 1up


(162)再び短い夏もあっという間に過ぎて秋。

陽の光をいっぱいに浴びた枝葉も用はありません。地面を覆い尽くすほどにつもり溜まった枯葉はやがて地面の栄養素になって山林を蘇らせる原動力になるのです。

これだけの葉がこの林を覆い尽くすことがあったことなど信じられないほどの量なのです。

間もなく雪がチラホラ舞い始める季節なのです。








(161)梅雨に入って山はたっぷりの水をためこみます。

大量の雨が降って時々のぞく強烈な御日様の光によって若木はグングン成長します。

しかしそれに伴って成長してほしくない下草も元気に成長してしまうのが今までのこと。

梅雨間の強烈な日差しももはや若木たちの伸ばす下葉に遮られて地面まで届きません。

この夏初めて下草刈りをしませんでした。苦労が多かったので今までこんなことになろうとは思いもしませんでした。





(160)若葉の美しい季節になりました。

5月の陽をたっぷり浴びて若い樹はすくすくと伸びます。

刈り取った枯れ枝の無くなった林の中はまた一段と何事もなかったように若木の成長の場にへと進みます。

さて、まもなく梅雨を迎えて若木も一層たくましさを増してきました。









次回の更新は  5月 1日となります




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(No. 51) 2022/ 3/ 1up


(159)しかし一向に新芽の出ない木はすでに枯れているんでしょう。

5月になって元気な幼木たちが一斉に葉を伸ばし光合成をして成長しているのにまだ葉を出さない幼木も数多く見当たります。

よくよく観察するとそれらはもう成長をやめて枯れているのです。いろんな原因があるでしょう、病死もありますが圧倒的に動物の食害が原因のようです。

残念ながら刈り取って処分するしかありません。毎年の春にこんな寂しい別れが2〜30本はあります。








(158)5月新緑の景色が蘇えります。

一斉に木々の枝から新緑の若葉が開きます。これぞまさしく動植物にとっての生き生きとした生態系の発露でしょう。2021年この若い樹たちの幸先を祈りたいものです。

この新緑が広がることによって地面に日差しが届かなくなり下草もそうたやすくは蔓延ることが出来なくなります。

もうここまでくると年間のこの時期夏季の下草刈りはしなくてもよいほどになって手が省けるのです。







(157)2021年春、山林には待ち遠しい春の気配。

日差しもたっぷりと注ぐような春が巡ってきました。

もう既に雪ではなく雨も何回か経験してすっかり山林にも潤いが出来てきています。

新緑の季節にまでもう少しという待ちに待った瞬間でしょう。









次回の更新は  4月 1日となります




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(No. 50) 2022/ 2/ 1up


(156)冬の間にシカの餌食になった木が痛々しい。

雪のある間は山に棲む動物たちの餌がなくなって・・そうなるとまだ若い木は格好の食料となるのです。

もうこの位になると木の頭からムシャムシャ食べられることはないけれど木肌はまだ鎧をつけていません。

皮をむいて食べられてしまいます。








(155)5月になるとすっかり雪も消えます。

山林の雪が消えるとひと時は秋の深まった状況の景色がいったん戻ります。

まだ落ち葉なども秋のまま残されて寂しい風景になります。

熊か猪でしょうか、大きな糞も時々見かけます。一瞬、あたりを見回してしまいます(笑)







(154)4月の終わり雪解けの進む山林。

もう10年以上もここの木たちが真冬の降雪期にどう過ごしているか見たこともありません。

しかし春になって折れたり倒れてしまった木々を見ると雪の重みやそれが崩れて・・とかなりの重圧に耐えていることは推察されます。

まだこんな樹木でも雪解けの時にはいっぱしに木の根元から雪が消えていきます。









           << ↑↑↑これから先は2021年の山林の様子です >>

次回の更新は  3月 1日となります




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(No. 49) 2022/ 1/ 1up


(153)懸命に生きる樹。

まあ、それでも「子供は一人でも育つ・・」雪により倒れても折れてもまた脇から芽が出て育ってくれるのです。

こんなひっそりとした山林の中にも木たちのドラマが繰り広げられているのです。










(152)不要になった支え棒。

始めて冬を越した翌春、植樹した若木はすべて雪に押し付けられて倒木していました。

スワ大変!、と片品村にあるコメリーで急遽添え木を200本購入して一本一本まっすぐ立たせました。

そして一番大変なのは大雪が斜面では崩れ落ちるのです。そんなときは支えの棒は何の役にも立たないということでした。







(151)樹木プレート3。

改めて樹木のプレートを眺めてみます。

10年前と同じプレートを付けていますからすっかり樹の方が逞しくなっていることがわかります。

あの頃は小学校新一年生のネームプレートと同じ大きすぎましたよね。









次回の更新は  2月 1日となります




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(No. 48) 2021/12/ 1up


(150)すっかり葉が落ちて冬の準備です。

そして短い秋も終わるころには木々の葉はすべて落として雪が降っても負担にならないように身支度を急ぎます。

途端に遠くの武尊山もここから見渡せるようになってひと時林の中は急に明るくなります。










(149)山林の周囲も秋色に変わります。

そして林の中はどうかというとまだこの子達の山林には周囲の森がまだまだ日差しを遮りがちでもう少し大きくならないと日差したっぷりとはいかないようです。

それでも何とか日差しの恩恵にあずかる付近の木はボチボチ色づき始めたようです。









(148)夏が終わるとすぐに秋です。

林道の入口は夏の間たっぷりの日差しを浴びたこならの木があって秋の始まる最初に真っ赤な紅葉を見せてくれて秋を告げてくれます。

やはり紅葉するためには日差しをいっぱい浴びて養分を葉に蓄えないと奇麗な紅葉にはならないようです。











次回の更新は  1月 1日となります




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(No. 47) 2021/11/ 1up


(147)ずば抜けてクヌギの成長は素晴らしい。

もう間もなくどんぐりを実らせてもいいそうなくらいに成長したクヌギはこの林の中の筆頭です。

やはりこなら同様に最初は銘板なんか重くて背負えなかったものですが堂々としたものになりました。










(146)たくましく育ったこなら。

この位になるともう安心です。あとは真夏の日差しをたっぷり浴びてグングン成長してくれるでしょう。

それにしてももう銘板なんか軽々と気にも留めない趣ですがあの頃はまだこんな銘板をぶら下げる体力なんかありませんでした。

それぞれの銘板は苗木のわきに串棒を立ててそれに吊るして成長を待ちました。







(145)もうダメ・・と成長を諦めた木。

一方、144でご紹介したようにそれでも懸命に生きようとする木もあればもうダメとあきらめてしまった気もあるのです。

理由はいろいろ推察できますが自然界の掟・・と言ってしまえばそれまでですが毎年10本くらいは枯れてしまった木があります。











次回の更新は 12月 1日となります




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(No. 46) 2021/10/ 1up


(144)半面、懸命に生きようとする幼木も。

どうしてこうなってしまったのか今となっては定かではありませんが再生を信じて生き延びようとする木も目につきます。

一旦冬の雪崩にでも遭ったのでしょうか折れてしまって健気にも枝葉を伸ばしている様は私に勇気を与えてくれます。










(143)もうこの年位になると山林内の下草は育ちません。

草刈りしてもすぐにまた幼木の背丈を超える雑草の生育・・、どうやら幼木のほうが勝って雑草に日差しを遮って生育させないまでになってきました。

そして一本一本がそれぞれたくましく成長しているのが頼もしく感じられます。









(142)ウダイカンバと判明。

鵜松明樺・・・と難しい漢字が付いていました。ダケカンバ、白樺などと比較されることが多いですが高級家具材としての名声もあるようです。

もうすでに4〜5年は私の手による草刈り鎌の伐採の難は逃れてきたようです。これくらいになればそう無闇に刈り取られることもないでしょう。

株状に生育してるので根を傷めないように我が家に持ち帰って育ててみようと思います。

その顛末はもし枯れずに生育してくれれば後日ご報告させていただきます。







次回の更新は 11月 1日となります




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(No. 45) 2021/ 9/ 1up


(141)不明の幼木発見。

雑草の中に時々名も知らない木の幼木が発見されます。葉の形を見ただけですぐにわかる木もありますが不明のものが多いです。

この林ではありふれた木や棘のある木などはあとあと始末に困るので処分してしまいます。

しかし2〜3年してみてどうしても気になる木は持ち帰って育ててみたりします。

違うかもしれませんが調べると「ウダイカンバ」ではないかと。






(140)2020年、秋の気配。

ひと夏たってももうあまり雑草が生えなくなってきてこのまま秋の気配がしてきます。











(139)春先の除草のまま夏に。

春の薪割の時に一度草刈り機で除草しましたが夏になっても雑草が育っていません。













次回の更新は 10月 1日となります




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(No. 44) 2021/ 7/ 1up


(138)窯に積み込みを手伝う。

私も今日はタイミングが良かった、それもこれも山林に手がかからなくなってきて草刈りに余裕ができたおかげです。

窯に薪を詰める作業と言うのは窯の中にベテランさんがいて綺麗に薪を積み上げていきます。そして窯の外にはやはり窯の中の様子を十分に知った人が次はこの薪を・・と選択します。

そしてその中継点の作業、つまり受け渡しの私と三人の息がぴったり合っての作業になるのです。








(137)炭焼き窯の窯詰。

実はこの山林、もとはと言えば私が薪の調達でお世話になっている片品村の須藤林産という有名な炭焼き屋さんの所有林でした。

以前は山林の管理から炭焼きまで行っていましたが次第に山林にまで手が回らなくなってきていたのでわたしが代わってお世話させていただいています。

今日はたまたま炭焼き窯に薪を詰める場に遭遇したのです。







(136)草刈り機を使って快適作業。

もう幼木も育ってきて決して下草と見分けがつかないことはありません。

以前は慎重に草刈りをしないと時として下草の方が立派に育ったりして間違って伐採!なんてこともありました。

まあそれほど広くもない山林ですが一時間もするとすっかり綺麗になってしまいます。

その分余裕を持って過ごすことができます。







次回の更新は  9月 1日となります




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(No. 43) 2021/ 6/ 1up


(135)水分をたっぷり含んだ樹は重い。

良質な燃料となる楢、クヌギなどの水分含有率は4割近くになります。

ですからな薪を運搬すると言うことはその4割近くの水を運ぶことに他ありません。

そして湿った原木は見た目よりも重い。見た目でトレーラーに積みこむとタイヤが思いのほかペッタンコになっていて驚くことがあります。








(134)薪などの燃料にするため薪割します。

楢やクヌギなどの樹は梅雨の時期、倒木のまま放っておくとたちまちのうちに朽ちて土に帰ろうとします。

おそらく土の中のバクテリアが樹の分解を促すんでしょう。ですから土に触れないように扱う必要があります。

そして乾燥が進むほどに朽ちることなく良質な薪燃料となるのです。







(133)丸太切りそろえ。

今まで樹を育てることしかお伝えしてきませんでしたが今回は少し樹の利用についても書いておきます。

ここで育てている樹はどんぐり類、したがって山で暮らすリスや熊やタヌキなどの貴重な食料となります。

そして放置しただけでなく循環した山の活用によって勢いの良い樹々は酸素の供給も活発に行ってくれます。









次回の更新は  7月 1日となります




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(No. 42) 2021/ 5/ 1up


(132)新緑の季節がやってきました。

5月中旬を過ぎると山は新芽から深い緑に変わってきます。下草もすっかり蔓性のものは無くなりました。

殆どが質の良い下草・・と言う感じです。もうこれからは頻繁に草刈りをする必要もなくなってきました。

その前に私は薪造りの仕事をしておかなくてはなりません。梅雨の走りらしい天気が時々きます。








(131)山林の雪もかなり解けて根元あたりは地面が見えてきました。

春先、私はまだスキーシーズン真っただ中ですが山林に立ち寄ろうとしました。

4月初めの頃はまだこの近くまで車ですら近寄れないくらい雪が積もっていました。

4月下旬過ぎて道路の除雪もあって山林まで来ました。あと一週間もすればどうやら雪も消えそうです。







           << ↑↑↑これから先は2020年の山林の様子です >>

(130)晩秋の山林。

陽が沈むとこの辺り急に冷え込んできます。

時々風の中に白い雪が向こうの谷川岳の方から飛ばされてきます。

2019年も今日でおしまいです、冬の間深い雪の中で頑張ってくれよ。









次回の更新は  6月 1日となります




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(No. 41) 2021/ 4/ 1up


(129)そして林は一面の黄金色。

物音ひとつしない山林の中です。

どの樹もすでに葉を落としてすっかり雪降りを待つ準備も終えたようです。

もう今年はこれでここを訪れることはありません。みんな元気でな。








(128)そして秋、山林入口。

そしてすっかり秋めいてきて樹々の紅葉も進んできました。

陽射しもかなり斜めになり山林入口の風景もものかなしくなってきました。

静かな林へと足を踏み入れます。







(127)最初に植林した樹はこんなに逞しく。

植樹してから丸10年がたちました。

最初に植樹した苗も私の手首位の太さにまでなりました。

この位になるともう自力で大きくなるだけになってきました。









次回の更新は  5月 1日となります




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(No. 40) 2021/ 3/ 1up


(126)きれいになった林の風景。

わずか一時間ほどであっという間に美しい山林になってしまいました。

もう今年はこれ以上下草刈りに来なくても多分大丈夫でしょう。

そろそろ私の手入れもあまり必要なくなった感がします。








(125)涼しいうちに下草刈り。

早速涼しいうちに草刈り機でやっと成長し始めた下草を一網打尽にします。

もう幼木もこれくらい大きくなると草刈り機で誤って切ることもありません。

矢張り機械が入るようになると作業のスピードは一段と速まります。







(124)まず林の中を一通り点検。

二回目の下草刈りに山林に入ったのは8月の終わりです。

しかし毎年3回は下草刈りをしないと大変なことになっていますがあまり下草は生えていません。

山林が育ってきて陽の光が地面まで届かなくなってきたんでしょう。









次回の更新は  4月 1日となります




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(No. 39) 2021/ 2/ 1up


(123)改めて今日から2019年度の下草刈り。

それぞれは頼りない幼木ですが明らかに下草の成長を抑えるくらいにまでなってきました。

暫く前までは年間4回、そして昨年までは3回、今年は恐らく2回の下草刈りで済むのではないでしょうか。

一番厄介な蔓性のイバラが蔓延らなくなったことが最大の違いですね。






(122)山林までの道を除草します。

この場所から山林の所まで車で登ったことがありましたが路肩が柔らかく危うく転落しそうになった。

以来車はここに置いて山林まで歩きますが大した距離ではありません。快適になるようにまずは除草。

毎年ひざ丈位にまで茂っていましたが刈りこむようになってからは歩きやすくなりました。





(121)ここから2019年の画像です。

スキーの終わったあと片品村での大仕事、それは来冬使うストーブの薪造りです。

毎年お世話になっている炭焼き屋さんに調達していただく楢やクヌギの原木を先ずは切りそろえることから。

ここでの作業は梅雨に入る前に終わらせる必要があります。この後薪割り機で割る所までします。









次回の更新は  3月 1日となります




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(No. 38) 2020/12/ 1up


(120)動物が掘り起こしたんでしょうか。

スキーの予定もすべて終わりもう明らかに里は春の気配です。

私も薪割など片品村での仕事が待っているので山林を訪れました。

地面を掘り返した跡があっちこっちにあります。猪か分かりませんが暴れた様子です。






(119)まだスキーシーズンは続いています。

3月初め、一度冬はどうしているのか尋ねてみようとスキー場に行く途中で寄ってみました。

山林までの道は除雪してないのでこれより先に行くことは不可能です。

諦めて雪の解けるまで待つことにします。





[2019年のこと(10歳)(1)] ↑



(118)2018年の最後の画像です。

間もなく雪が降るでしょう。

もう来春の雪解けが過ぎるまでしばしお別れとなります。

後ろ髪を引かれますがもうここまで育ったんだから頑張ってくれ。









次回の更新は  1月 1日となります




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(No. 37) 2020/11/ 1up

[2018年のこと(9歳)(6)]


(117)いずれにしても秋の気配は早足でやってきます。

この森の標高は1200m弱、もう9月の声を聴くころには朝晩の冷え込みも大きく冷気が覆います。

あっと言う間の暑い夏もすでに過去のことのように記憶から過ぎ去ります。

間もなく秋の気配を感じることでしょう。






(116)この森では8月も終わりのころになると日照時間に極端な差が出ます。

理想的には山全体が一様に幼木にとっての良い環境であってくれればいいのですがそこはなかなか厳しいものもあるのです。

場所によっては日差しや土壌の良い条件の所ではグングン育つことのできる幼木のある一方もう8月の午後には日陰になる場所の幼木は極端に貧弱です。

植物は動物と違ってその環境でそれなりに過ごさなくてはならない現実を見せつけられます。







(115)地形や日当たりの差などで幼木の成長にも差が出ます。

この森の幼木は植樹してから一斉に9年目を迎えたわけではありません。

山を開墾し雑草を取り除くと今まで成長できなかった幼木に陽があたってやっと成長しはじめることができたものもあります。

中にはまだ雑草を取り除かれて2〜3年くらいしか経っていない幼木もかなりあるのです。









次回の更新は 12月 1日となります




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(No. 36) 2020/10/ 1up

[2018年のこと(9歳)(5)]


(114)全体として山林の下草は・・・。

しかし林の山頂から全体を見渡してみるとほぼ悪性の下草は制覇したと言っても過言ではない状況です。

もう3回目の下草刈りはほんの一部の林の場所だけすればよさそうです。

もう来年からの下草刈りは2回でもいいかもしれません。






(113)場所によってはまだ蔓性の植物も・・。

そして、林の中が一面に同じ条件ではなさそうです。

日差しの当たり具合とか斜面の下の水分が十分すぎるところではまだ蔓性の植物の成長も旺盛の感じはします。

この感じを放っておくとまた元の木阿弥、イバラの蔓がはびこってしまうのです。







(112)盛夏になって下草の植生が・・。

毎年の夏、きちんと3回の下草刈りをしてきましたが2度目にはそうムキになって草刈りをしなくてもよさそうな塩梅です。

なんとなく植生が代わってきたんでしょう。

昨年までのように何時まで下草と格闘しなくては‥と言う気持ちも何となく和らいできます。









次回の更新は 11月 1日となります




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(No. 35) 2020/ 9/ 1up

[2018年のこと(9歳)(4)]


(111)使いやすい炭薪になるのです。

最初に植林した樹はもうとっくに下枝を切られてすくすくと成長していますがまだ幼木だった多くの樹はこれから下枝に使っていた養分を成長のためにのみ使うのです。

こうすることで何不自由ないかというと伸びすぎても冬の雪に堪えれず圧折してしまうこともあるのです。

そんな事もこの山の幼木たちに体験してもらって私も学んでいくのです。






(110)下枝を切り落として樹勢を正します。

そこで樹木にとっては建築用の樹木であったりしても必ず下枝の伐採と言うものが付きまといます。

また手の行き届いた山林の風景というのはこの下枝が残っているか否かにより評価も分かれるところです。

材料としての樹は節目の無い素直な樹が求められるのです。







(109)そろそろこの樹も元服のときがきました。

この10年間、この山林のオーナーさんが炭焼きの薪を切りそろえる作業は幾度となく見てきました。

炭焼きに使う樹とはいえ工業材料のように一定の規格のある品物というわけにはいきません。すべては天然木なのです。

ですから本来なら真直ぐに割ることのできる樹木なら作業はしやすいのですが節があって綺麗には割くことができません









次回の更新は 10月 1日となります




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(No. 34) 2020/ 8/ 1up

[2018年のこと(9歳)(3)]


(108)綺麗な山林に代わりました。












(107)順調に草刈りは進みます。













(106)この夏最後の下草刈りになるのでしょうか。















次回の更新は 9月 1日となります




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(No. 34) 2020/ 7/ 1up

[2018年のこと(9歳)(2)]


(105)中斜面入口のここまでは草刈り機でOK。

この辺りからの上部は手鎌での除草ですがもう以前のようにイバラがはびこることもなくなりかなり楽になりました。

手鎌って、振り払いますので意外と幼少苗木を見つけても手が止まらなくて伐採しちゃった・・ってことが随分ありました。

もうそんな見極めが難しい幼木もありませんので下草刈りはずいぶん楽になりました。






(104)山林は平地から急斜面まであります。

この辺りは平地から中斜面入口くらいまでは緩斜面なのでこの辺りまでは草刈り機が使えそうです。

しかしここより急斜面から最上部までは手鎌で草を刈らなくてはなりません。








(103)何はともあれここの除草をしないと始まりません。

ここは我が家の庭の除草と変わりなく除草機を使って楽々の下草刈りです。

日当たりのいい割には厄介なイバラなどの草がもうはびこることもありません。









(102)山林の下部分の下草。

車を停めたところから暫く上り詰めると平地に出ます。ここからの右斜面が山林の管理地です。

以前にはここまで車を一度だけ入れたことがありました。

しかし、バックで下る際に路肩の軟弱部分でスタックして炭焼き屋さんのトラックで救出していただきました。

以来、ここまで車で来ることはせずたかだか30mくらいは歩いて登ってきます。







次回の更新は 8月 1日となります




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(No. 33) 2020/ 6/ 1up

[2018年のこと(9歳)(1)]


(101)先ずはここを綺麗にして。

薪割を終えていよいよ山林入口の除草から始めます。

ここでこの位と言うことは山林の中はもう少し成長の速い草はかなりの背丈になっている様子です。








(100)草ぼうぼうの山林入口。

薪割の休みに山林付近の状況を見に行きます。

もう日当たりのいい山林の入口には草の背丈も伸びて少し焦ります。









(99)薪造り。

スキーシーズンが終わって片品村に来てまずは薪造りの仕事が待っています。

これが終わらないと山林の手入れなど到底できません。

最初に植林した苗木は9年目に入りますし、あとから植えた樹も間もなく短いものでも4年目になります。









次回の更新は 7月 1日となります




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(No. 32) 2020/ 4/ 1up

[2017年のこと(8歳)(5)]


(98)一番育った樹でも・・。

ここに樹を植樹して6年、2年間は私の植木鉢で育てましたから実生からすると8年経ちました。

一番育ちの早い樹でもまだ私の腕まわりと変わらないくらいの太さです。

私の夢はここの「樹々にハンモックを吊るして昼寝をしたい」ただそれだけの為に山林の手入れをしてきました。。








(97)穏やかな山林。

もう何時雪が降っても不思議ではない季節になりました。

もう人工雪でスキー場をオープンするころに一度山林を訪れてみました。

枯葉の落ちる音もない全く静かな無音の世界が広がっています。







(96)冬の準備OK。

夏の間あれ程青々と茂っていた山林の木の葉もすっかり枯れてしまいました。

少し風が吹くたびにカサコソ、カサコソ・・・・と落ち葉の音が絶え間なく聞こえます。

そして林の中は遠くまで見渡せるような何時もの晩秋の景色になりました。









次回の更新は 5月 1日となります




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(No. 31) 2020/ 3/ 1up

[2017年のこと(8歳)(4)]


(95)この年最後の下草刈りを終えると・・・。

山林の仕事を終えて帰路に就こうとしましたが片品村のここ標高が1000mの高原ではコスモスが咲いて秋を告げています。

気が付けば空の雲も何となく秋らしく、吹き抜ける風も真夏とはかなり変わってきました。

間もなくこの辺も木枯らしが吹き始めるでしょう。








(94)未だハンモックは掛けられません。

どの樹も一様に育ってくれればいいのですがそれぞれの樹にも個性がありそして育つ地面の特徴もあります。

すくすくと育つ樹もあればなかなか枝葉をのばして幹まで太くなれなかったりとそれぞれ特徴があります。

まだハンモックを吊るして人を乗せられるようにはなりません。







(93)夏が過ぎても雑草は伸びる。

年三回の山林の下草刈りですが8月の終わりに三回目の下草刈りをします。

雑草も最後の力を振り絞って来春には枝葉をのばすための体力を付けようと必死です。

こちらもここで手を抜いてしまったら元の木阿弥、そうはさせじとこの年最後の下草刈りに精を出します。









次回の更新は 4月 1日となります




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(No. 30) 2020/ 2/ 1up

[2017年のこと(8歳)(3)]


(92)山林らしく。

そして一休みするころには山林の姿も小さな山林・・・と呼べるくらい安らげる風景に見えるまでになりました。

木々の間を吹き渡る風につられてここでは10cmほどの背丈の草が生えるようになってきました。そしてそれは穏やかに風の流れになびいて気持ちも安らぎます。

いつしか夏の強烈な日差しも心なしか弱まった気もして秋の匂いもしてくることを感じるのです。








(91)急斜面の下草刈り。

そして急斜面においては中腰の作業が多いので長く作業をすることはできません。

しかしこれについても斜面であるがゆえに斜面の下から柄の長い鎌で引っ掻くだけでいとも簡単に目的を果たせるのです。

まあ、8年目ともなるといろんな意味で雑草の性格を知り退治する楽な方法もわかってくるころになってきました。







(90)下草刈り。

そうして8年目となるこの夏ももうすでに2回目の下草刈りを実施しています。

2年ほど前には雪解けの終わった早春に下草刈りをして夏までの間に2回も下草刈りをしたのにもう跡形も無くイバラがはびこっていました。

そんな年に比べると作業は実に楽になった気がします。

雑草の性格もわかってきました。地下茎のしっかりした奴はまたすぐに芽を出す・・と言うことがわかってきたのです。







次回の更新は 3月 1日となります



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