― 美しい森を次の世代に ―
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(Since2009/10)

群馬県の東北部に片品村があります、スキーで通ううちに多くの方々を知るようになりました

そして何時しか村の大切な山林をお借りして美しい森にすると言う大任を授かることができました。



google写真の真ん中辺を2回クリックすると緯度が出ます
(北緯36.77度、東経139.24度)が所在地です




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(No. 29) 2020/ 1/ 1up

[2017年のこと(8歳)(2)]


(89)悪い雑草。

しかし斜面の日当たりの具合ではちょっと目を離すとまたぞろ蔓性のイバラが芽を出して繁茂しようと伺っています。

ひと夏のうちこういった悪い雑草は3度でも4度でも根絶するまで下草刈りをしなくてはなりません。

あともう一息です。8年の間によくここまで頑張れた。








(88)許せる雑草。

この山林を私が手入れをしようとしたとき一番苦労したのはトゲのある蔓性の植物でした。

その群生地化したいわゆる藪は人の手を拒むような荒れ地でした。

そしてわずかしかない表土の下はその地下茎が網の目のようにはびこっていてしょっちゅうそこから新芽を供給できる地層が出来ていたのです。

そして今年あたりからやっと心休まる草むらに身をゆだねられる場所ができ始めました。





(87)片品村水源地。

この扉の上は片品村にとって大変貴重な場所、つまり村内の主要な施設や各家庭に給水する沢であり水源地なのです。

私の管理する山林はここから少し入った場所から水源地までの分水嶺までなのです。

ですから私のような村外に住むどこの誰とも分からない人間にこの大切な場所を貸し出そうなんて滅法もないことです。

しかし私はここを借りる以前からこの山林の持ち主とは10年以上のお付き合い・・と片品村には40年近いお付き合いがあったのです。







次回の更新は 2月 1日となります




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(No. 28) 2019/12/ 1up

[2017年のこと(8歳)(1)]


(86)中学校の建設が始まります。

すぐ下の片品中学敷地内の雪も解けてこれから校舎の建設が始まるようです。

重機が盛んに地ならしをして春の槌音・・と言う感じです。










(85)食害に遭った幼木。

そしてまだ若い樹は冬の間動物の食料として食べられてしまうものもあります。

楢やクヌギはある程度大きくなってくると樹皮が鎧のようにたくましくなりますが若い樹はまだ柔らかいので餌食になります。









(84)新緑を向えます。

5月の終わりには新緑の季節が巡ってきます。

冬の間に枯れてしまった木も有ったりどの樹も元気に新緑の季節を迎えるわけではありません。

折れてしまったり・・・。










(83)雪解けの山林。

2017年の春、雪も解けて幼木の最年長は8年目を迎えます。

一方、発見されてまだ幼かったりする樹木は相変わらず雪の被害など直接の影響を受けます。









次回の更新は 1月 1日となります




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(No. 27) 2019/11/ 1up

[2016年のこと(7歳)(4)]


(82)今年も再び秋が巡ってきました。

7年目の冬を前にして我が家の玄関先のポット植えの楢の木も紅葉しました。

当然片品村の山の中の方では紅葉も終わって落葉していることでしょう。

野生動物が若木を食べてしまったり、雪崩た雪の重みに耐えられず折れてしまったり、試練は山積します。








(81)我が家の玄関先のポット植え。

山の中で見つかって保護された幼木の一部は我が家玄関先のポットにも仲間として植えてあります。

ポット植えですから根を張ることも出来ず出かけることの多い私からの給水もままならず枯れ死寸前状態を幾度も繰り返しています。

私にとってはこの玄関の楢の木の様子を見ることで気持ちは群馬県片品村の山林に思いを寄せられるのです。







(80)出来るだけ保護をしよい環境の所に移植します。

つまりやっと発見してもらったと言うことです。

それまで何度も芽を出しては刈り取られていたのですが成長の度合いを高めて発見されたのです。

今度は間違えて伐採されないように添え木を立ててシッカリと保護します。










(79)幼木の発見。

山を開墾して7年も経つのに今もって下草の陰に隠れていた幼木が見つかります。

毎年芽を出しながら下草と一緒に伐採されてしまっていた日陰者です。









次回の更新は 12月 1日となります




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(No. 26) 2019/10/ 1up

[2016年のこと(7歳)(3)]


(78)8月も終わりころになると夕方の光も・・。

日中はかなりの日差しで暑くなりますがさすが夕方近くになると風も涼しくなります。

そして陽射しも何となく情けなくなってきます。一斉に繁茂する時期は過ぎた感じです。









(77)真夏になっても雑草の伸びはありません。

幼木も枝葉を広げて地面の雑草に陽光が行き渡らないのでしょう。

ひと頃のように手が付けられないほど伸びた・・なんてことはありません。












(76)この夏2回目の下草刈り。

2016年の夏になって2回目の下草刈りです。1回目は6月初め。

もうひところのように細心の注意を払って幼木か雑草か見極めることもありません。

その分作業もはかどります。







次回の更新は 11月 1日となります




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(No. 25) 2019/ 9/ 1up

[2016年のこと(7歳)(2)]


(75)6月2日今年初めての下草刈り。

新たに植えた幼木、もう雑草も幼木もシッカリと区別できるにまで育ってきました。

草刈り作業もそれだけでかなり捗ります。









(74)6月、一斉に草も育ちます。

自然の中では育ってもらいたい幼木だけ育ってもらうわけにはいきません。

育ってほしくない雑草や灌木もヨ〜イ・ドンで我勝ちにお日様の光を浴びようと頑張ります。












(73)無傷で冬を越した幼木たち。

改めて雪解けの後の山林を見渡しました。

雪が少なかったせいでしょうか、あるいは幼木たちもシッカリ冬を越せるまでに育ったんでしょうか。

折れたりまた鹿などに食べられなかったようです。







次回の更新は 10月 1日となります




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(No. 24) 2019/ 8/ 1up

[2016年のこと(7歳)(1)]


(72)思わず周囲を警戒。

そして、これは!。明らかに鹿の糞とは違います。恐らく熊か猪ではないでしょうか。

思わず周囲を警戒してしまいます。

楢やクヌギの落ち葉は春になっても硬くて蹴散らかすとガサガサと大きな音がします。

威嚇のためにわざとガサガサさせて周囲を用心して見渡します。





(71)無残な幼木。

折角こんなにまで成長したのに雪のためか折れてしまった物もあります。

あるいはまだこのくらいの幼木ですから鹿などの動物に食い荒らされたのかもしれません。

なかには明らかに鹿などによって樹皮がはがされてしまった木も見受けられます。










(70)雪解けの山林。

5月の連休が終わる頃、やっと山の雪も消えて山林に入ります。

茶色い落ち葉がうずたかく積もって幼木たちの見分けができません。









次回の更新は  9月 1日となります




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(No. 23) 2019/ 7/ 1up

[2015年のこと(6歳)(5)]


(69)落日の樹林。

そんな楢、クヌギの総本数は70本を超えるまでになりました。もう今年の山の手入れは終わりです。

すっかり日脚も伸びてそして山の夕暮れは早く感じるようになりました。

又厳しい冬がやってきます。私も今日を最後に今年の山林から別れを告げ大自然に委ねることにします。







(68)この年の山林作業終了。

山林に手を染めて今年で5年、最初は12本のどんぐりから育った楢、クヌギでしたが昨年には片品村の民家から20本の苗木も移植しました。

しかしその20本のうち殆どは根が付くこともなく枯れてしまいわずかに5本くらいが残りました。

しかし、この山はもともと楢、クヌギの林を伐採した後の山です。長年眠っていたどんぐりたちの発芽を見つけては大切に育ててきました。










(67)下枝の剪定。

大分秋色も濃くなりました木の葉もすっかり落ちて冬の準備に入ります。

もうすでに太陽光を取り入れて幹や根に栄養を蓄える力も止まりました。冬の圧雪に耐えれるように、そして来春には無駄なく光の栄養を必要な幹に効率よく行き渡らせるために無駄な下枝の選定作業をしました。









次回の更新は  8月 1日となります




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(No. 22) 2019/ 6/ 1up

[2015年のこと(6歳)(4)]


(66)山も雨が降って一息です。

山の地表には表土として20cmほどしか土がありません。その下は保水力の無い岩石しかありません。

真夏の渇水期には玄関前と同じように苗木も元気なく過ごすことでしょう。雷雨は正に恵みの雨です。









(65)久しぶりの雨でホッと一息。

自然界で植物が成長するためにはそこの自然環境も自分で覚えてもらわないといけません。

むやみやたらに枝葉をのばし過ぎると渇水期に自身の葉から蒸発する水分を根から十分取り込めません。












(64)雨不足では玄関前のポットも元気ない。

不順な天気はどこでもあることです。雨の降らない時にはかなりつらいことにも耐えなくてはいけません。

恐らく山の幼木たちも渇水に耐えているころです。鉢植えも同じく耐えています。









次回の更新は  7月 1日となります




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(No. 21) 2019/ 5/ 1up

[2015年のこと(6歳)(3)]


(63)森の中は風も無く蒸し暑いだけです。

草刈り作業の休憩時間など私はよくここで過ごします。

森の入口も意外と風が通って涼しいのです。









(62)森の頂の先は片品村の水源地です。

真夏の森はむせかえるような蒸し暑さです急斜面を登った頂に来ると涼風が心地よい。

下から見るとどうって無く見える樹々も近くで見ると何とも逞しく育っています。












(61)隣のジャングルが襲い掛かってきそうです。

数年前までは私の後ろの草薮でここも覆われていました。

手を抜くといつでも覆いかぶさってきそうな藪が有ります。









次回の更新は  6月 1日となります




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(No. 20) 2019/ 3/ 1up

[2015年のこと(6歳)(2)]


(60)下草の繁茂する最盛期になっても負けません。

下草刈りは頻繁に行っているので幼木たちも雑草に負けずにすくすくと育っています。

私の管理の眼も一本ずつの幼木ではなく山全体としての生育を感じられるようになってきました。









(59)少しずつ山林の列が整うに従って作業は登ったり下りたり。

全ての樹は年齢差が有り育ち具合もマチマチですがこの頃になってようやく樹木の列が出来上がってきました。

下草刈りの作業も樹木の列に添ってするようになるので仕事はこの斜面を上ったり下りたりしてします。












(58)山林の4分の3は急斜面です。

山の生成は岩石と大豆状の砂・・と言うより小石で出来ています。そして地表は10cm程しかない表土に覆われています。

その表土も網の目を巡らしたようにいろんな種類の樹木の根や主に蔓性の根がすきあらばいつでも芽を出して繁茂しようか、と狙っています。









次回の更新は  4月 1日となります




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(No. 19) 2019/ 2/ 1up

[2015年のこと(6歳)(1)]


(57)芽が伸びてはびこる前に先手を打ちます。

下草の中でも厄介なのが蔓性のイバラです。成長する前に刈り取るのが先手必勝です。

初夏になっても陽ざしは隣の林の陰になってまだ十分には陽の恩恵にあずかれません。









(56)下草の新芽が一挙に成長する前に最初の下草刈りをします。

もうすっかり夏の様そうになってもまだ林の中の下草は伸び始めません。

しかしこんな状態で一週間もすると思わぬほどに成長して下草と幼木の見極めが難しくなります。












(55)最初に移植した幼木も6年目になりました。

6年目になった幼木も単独ではかなり逞しさを感じさせますが山全体から見るとあまりにも頼りなげな感じです。

この時期にはまだこの山林の頂までは何事もないように穏やかな斜面です。









次回の更新は  3月 1日となります




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(No. 18) 2019/ 1/ 1up

[2014〜5年のこと(5歳)(5)]


(54)5月、雪解けの山林を訪問します。

斜面には一面に落葉が折り重なって厚い絨毯を敷き詰めた様です。

無事に冬を乗り切った幼木・・と言いたいところですが災いもかなり被っているようです。

まだ柔らかな茎は鹿をはじめとして動物たちの冬の絶好の餌食になりやすいのです。

そしてよく見ると、あちこちにイノシシが根を掘り返した跡もありよくぞここまで持ちこたえたと目頭が熱くなる想いです。





(53)山に植えた同じ仲間を玄関先に・・。

山に植えた幼木はすくすく育っていますが玄関先のポット植えの楢たちは根が張れないので大きくなれません。

しかし同じ仲間です。ここで感じる楢たちの紅葉を思うと山ではもうみな葉は落ちて冬を待っているんだろう。












(52)冬の前の山はじつに静かです。

もう周囲の樹木に葉は有りません。

冬を待つ山林には何か寂しさも漂います。









次回の更新は  2月 1日となります




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(No. 17) 2018/ 12/ 1up

[2014年のこと(5歳)(4)]


(51)山の夏は何となく短いです。

10月も後半になると林の中にはもう陽が届かなくなるような場所もあります。

付近の木々の葉も落ちて一気に見通しがよくなってきます。そして幼木も頼りない一本の棒になっているだけです。

降雪の後の雪がずれることによる幼木の被害を少なくする処置も施しておきます。







(50)新たに芽を出した幼木の選別も思い切ってできます。

三年目にしてやっと芽の出てきた幼木もあります。しかし、全てを育てることはできません。

ラインにより計画を着実にすることができます。まだよく見えませんがもう少し樹々が大きくなるとはっきりしてくるでしょう。












(49)開墾しながら整備していくと時として順序が逆になることもあります。

山の仕事をするようになって3年目にしてようやく開墾も進んで山全体を掌握できるようになってきました。

ですからこの時期になって育ててきた樹と新たに育てていく樹の間の取り方もわかりかけて来た気がします。









次回の更新は  1月 1日となります




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(No. 16) 2018/ 11/ 1up

[2014年のこと(5歳)(3)]


(48)山林の縦半分くらいまで制御できそうです。

綺麗な林にするために多少なりとも芽を出した幼木も選別してできるだけ直線状に並ぶようにしました。

そして過疎になっている部分に里から持ってきた幼木を移植してあげました。

まあ、移植したすべてが育つとは限りませんがいずれにしても自然任せで水遣りはできません。雨が降らなければ全ては枯れてしまうでしょう。







(47)山林の下の里ではどんぐりの芽が出ています。

炭焼き屋さんの向かいの藁ぶき屋根の庭にも今年芽吹いたばかりのどんぐりの幼木が沢山出そろいました。

その幾つかを山林に移植してほしいと頼まれましたので20本近くを掘り取って山に運びました。












(46)初夏になっても雑草の伸びは勢いを失って。

この年の一番の下草刈りで見分けのついたドングリの幼木たち。

このまますべてを育ててしまっては山林の中に密集地と過疎地になってしまいそうなので選別をします。









次回の更新は 12月 1日となります




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(No. 15) 2018/ 10/ 1up

[2014年のこと(5歳)(2)]


(45)斜面の上部にはこの地で芽を出したドングリの幼木が有ります。

十分に育っている木の根元にもこの春ヤット芽を出したドングリの幼木がその葉を雑草の間から必死に陽の光を浴びようと頑張っています。

こうして見ても雑草とどんぐりの葉は一目瞭然です。

これが振り回した鎌でとっさに判断できないと幼木を刈り取ってしまうことになるのです。







(44)最初の下草刈りは慎重にそして丁寧に始めます。

大きな鎌を振り回して刈ってしまうと隠れ気味になっているドングリの幼木まで刈り取ってしまう恐れがあります。

腰を痛めないような長い柄のついた鎌ですがその刃先は比較的小さく正確に雑草を見極めて刈り取っていきます。












(43)太陽が真上に来る6月初めに最初の下草刈りをします。

いち早く日光を独り占めしようとフキなどの葉が競って場所取りをします。

そして地下茎がしっかり出来上がっているイバラなど害のある下草も盛んにその地下茎に栄養を送り込むのです。









次回の更新は 11月 1日となります




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(No. 14) 2018/ 9/ 1up

[2014年のこと(5歳)(1)]


(42)山全体が萌黄色に染まります。

僅か二週間しかたっていないのに林の表情は一変しています。

林全体が萌えているのです。とても美しく感動的です。









(41)山林の中はまだ冷たい風しか吹きません。

5月の連休も終わって片品村に来シーズンの薪の調達ついでに立ち寄りました。

まだ林の中はひっそりとして生命の息吹も感じられません。












(40)新しい年の雪解けです。幼木は5歳です。

4月、私のスキーシーズンも終わろうとしています。

スキーの帰りに山林を見に行くとまだ少し残雪がありますが山は静かです。









次回の更新は 10月 1日となります




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(No. 13) 2018/ 8/ 1up

[2013年のこと(4歳)(4)]


(39)このまま雪の降るのを待つ静かな山林です。

11月27日、もうスキー場が始まっています。

まだ本格的に滑りませんので冬の訪れる前の山林にお別れしに来ました。

雪が降るとここまで足を運ぶことはできません。

ではまた来年の春に。





(38)私が最後の下草刈りをした後誰も通りません。

鹿か、イノシシか、はたまた熊かも知れない動物の通った後しか感じられません。














(37)山の秋の訪れはじつに早いです。

林の中も大樹の葉も落ちて一段と明るく感じられます。











次回の更新は  9月 1日となります




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(No. 12) 2018/ 7/ 1up

[2013年のこと(4歳)(3)]


(36)10月4日、この年4回目最後の下草刈りをしました。

毎年、6月の第1回目の下草刈りを皮切りに10月初めまで都合4回の下草刈りをしないと植樹の幼木はまだ負けてしまいます。

そして草刈りするときに特に気をつけていることは、今まで雑草に隠れて中々育つことのできなかったこの山林のいわば地元っ子が無いかどうかの確認です。

私はどんなに小さくても藪の中の楢の木の幼木を葉の形から探し出すことができます。

そんなのを見つけるとその周囲は特に念入りに下草を取り除き目印のポールを立ててあげるのです。





(35)少し離れてみると概ね植樹した樹なのか見分けがつきません。

まだ植樹して2年目の夏の景色です。google Map の地図で見てもこの付近は腕白坊主の円形脱毛のようにしか見えません。

そしてこのサイトの”開墾地地形”でいう、片品村水源方向の山頂から見てもただの荒れ地にしか見えません。












(34)山林入口に車を置いて約100mほど林道を登ります・・。

普段よく車の往来があれば問題ありませんが全く通りません。そしてわずかに夏の間に私が徒歩で入るのが関の山です。

一年に一度はこの林道の草刈りもする必要があります。

それでも草だけならいいですが結構放っておくとそのまま雑木に育ってしまう勢いのある樹もあるのです。







次回の更新は  8月 1日となります




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(No. 11) 2018/ 6/ 1up

[2013年のこと(4歳)(2)]


(33)開墾したところと草藪の境目がくっきりとします。

春先に開墾したところはまだ土の中の茎頚まで除去されていないとすぐにまた芽を出して来て藪になってしまいます。

こうして地下にはびこる根子まで完全に除去することで次の草刈りは随分楽になるはずです。

こんな具合に開墾地を広げていけばあと二年もすると斜面頂上まで開墾が進むでしょう。







(32)ひと月前に開墾したところもこのままでは・・。

この年、二回目の下草刈りです。このまま放っておくと折角開墾して広げたところも元のモクアミになりそうです。

これからは雑草のはびこるのと開墾のせめぎ合いです。












(31)まだ雑草のはびこる前に・・・。

この年一回目の下草刈り、春の浅いころはまだ雑草も勢いがありません。

その前にわずかずつではありますが開墾をして少しでも山林を広めようと努力します。

およそ5mほど斜面の頂上に向かって広げました。







次回の更新は  7月 1日となります




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(No. 10) 2018/ 5/ 1up

[2013年のこと(4歳)(1)]


(30)山林の中の自生どんぐりが芽生えます。

元々ここはどんぐりの林でコナラが自生していた場所です。それが伐採された後雑草が急速に繁茂してどんぐり達は陽の光を浴びることなくジッと潜んでいたのです。

しかしこの二三年、イバラや広葉雑草が取り払われてそのドングリたちの成長が助けられるようになったのです。私の山林の雑草伐採作業は奇しくも彼らの成長の手助けになったわけです。

彼らは雑草の芽生える前にいち早く自らの葉を広げ必死に成長しようと頑張り始めたのです。

こんな感動的なことがあるんでしょうか、わたしは彼等ここに自生するドングリたちを一緒に育てて上げようと決意しました。





(29)自然の中で樹が育つと言うことはかなりの年月が必要です。

何とも弱々しい木の枝でしょう。昨夏の成長ぶりを見る限りスクスク育っている・・といった感じだったのに。

しかしこれからの春に向かって力強く育つことを期待するばかりです。












(28)どんぐりは山で3年目の冬を越しました。

一見すると何事も起こらなかったようです。

あと二か月はこのまま自然に身を任せます。









次回の更新は  6月 1日となります




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(No. 9) 2018/ 5/ 1up

[2012年のこと(3歳)(2)]


(27)冬を迎える前に暫くのお別れです。













(26)休憩時間は至福のひと時。
















(25)何となく植樹の木もシッカリしてきました。













次回の更新は  5月 1日となります




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(No. 8) 2018/ 3/ 1up

[2012年のこと(3歳)(1)]


(24)6月になると周囲の藪も一気に活気づきます。

雪が解けて二週間もすると山の様子は一変しています。

昨年植林をするために耕した猫の額ほどの土地、その周囲の藪は一層勢力を広めようとのしかかって来るようです。

私の計画では後にこの藪を耕してこの斜面全体をどんぐりの森にしたい。

二年かかるでしょうか、あるいはもっと・・・





(23)遅い春、雪も解けて枯れ木の山に戻ります。

春とは言え吹き渡る風はまだ大分冷たい、静かな林の中はこの時期一瞬、秋と同じ枯れ木の山のようです。

すっかり雪に押しつぶされて倒れてしまっているものやかろうじて自力で起き上がるもの・・。

「立て!」思わず声を出したくなる気持ちで一杯です。










(22)5月はじめ、植林地はまだ雪の下。

雪解けも進む春先になりました。あと一息、積雪はまだ20cmほどあります。

苗木の大きさでは頭が見えても良さそうですが恐らく降雪した斜面ではその雪の重みでずれ落ちているはずです。

苗木はそれに伴って斜面の下方に向かってなぎ倒されていることでしょう。







次回の更新は  4月 1日となります




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(No. 7) 2018/ 2/ 1up

[2011年のこと(2歳)(3)]

(21)軟弱な山林の道は信用できません。

スタッグして以来、もう二度と車を上げる気にはなりません。

何時も山林の麓に待機させてこの道は何時も徒歩で昇り降りすることにしました。

間もなく雪が降ります。来春はどうなっているんでしょうか。










(20)そしてどんぐりの幼木にとって秋を迎えます。

初めての厳しい冬の前に私としても降雪の負担の少ないように枝を切り落としたり気持ちはどうか無事に冬を乗り越えてください・・と。

青い空がいっそう厳しい冬の予感を感じさせます。







(19)この斜面の上部には柵がしてあります。

その先は片品村の重要施設、水道の源として厳重に管理されているのです。

そんな隣接地を預かる私としてもいっそうの森の美化に励まされる使命を負った気概になります。

谷底からは冷気が感じられ、せせらぎの音が聞こえます。








(18)植林地上部から下を見渡します。

植林した場所は正面の3本の樹の前のわずか一坪ほどの面積でその様子も上部からは見分けがつきません。

わずかに地面らしき色が判別できそうなほどの小さな植林地です。

引きかえ、周囲の樹は20mほどの高さを誇りこれが日照にかなり影響しそうです。





次回の更新は  3月 1日となります




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(No. 6) 2018/ 1/ 1up

[2011年のこと(2歳)(2)]

(17)この山林までの道路は慣れない私の運転ではたちまち路肩から脱輪して立ち往生してしまいました。

見た目は道幅の感じられる道路ですが僅かな道幅から少しずれただけでフカフカの斜面になっているのです。

蟻地獄・・のように少しでも動こうとすれば車体はズルズルと斜面に向かって更に傾いていきます。

もはや、このまま自力脱出は不可能・・と諦めて救助を待ちました。

幸いにもこの山林の持ち主の熟練した牽引でなんとか脱出することができました。

それ以来、二度とここまで車を進入することはせず下で待機させることを実行しています。






(16)そして、植樹したそれぞれの一本一本はこの大自然の中でいかにか弱く頼りなさそうに見えたことでしょう。

わたしの目標は「この樹々にハンモックを吊るして昼寝をしたい・・」

そんな私の夢を託すのには何とも頼りない幼木でしょうか、ここからドングリたちの旅立ちの始まりです。







(15)12本の幼木はそれぞれ一列に四本づつ、三列に並べて植えました。

それはこの山林にとって始めの一歩、わたしにとってもこれからの成長を見届ける始めの一歩でもあります。












(14)スキーシーズンも終わってひと段落したころ、すでに関東平野では風薫る新緑の季節です。

山林の一番手前の3.8mX3.8mの一角を整地して地下茎など取り除く作業をしました。

まだ雑草やいばらの芽が出る前なので比較的作業ははかどりました。

この面積と言うのは昔風に言うと一坪と言うことです。





次回の更新は  2月 1日となります




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(No. 5) 2017/ 12/ 1up

[2011年のこと(2歳)(1)]

(13)この時期の山は一週間もすると見間違うほどに緑が濃くなってきます。

どんぐりの幼木は12本、一間(180cm)の間隔を開けて一列4本で、3列分の地面を開墾しました。

山の土地ってどんな地層をしているとお思いですか。私も初めて知りましたが山の芯は岩や土石などで出来ていて地表の僅か10〜15cmくらいに土や枯葉の腐葉土に覆われているだけです。

そしてその僅かな土や腐葉土の中には網の目のようにイバラや雑草の根が張り巡らされていて地底の世界を支配しているのです。

果たして、そう言った地下茎を取り除かないとここからどんどんと新しいイバラや雑草の芽が育ってしまうのです。

そんな地下茎を取り除くことは先ず不可能に近いことです。せめて苗木を埋めておける位の穴を掘るのが精いっぱいです。

まずは3.6mx3.6m、これだけの面積を手入れする第一歩の拠点にするのです。




(12)つい先週までは緑の気のない淋しい山でしたが一斉に若い芽が出てこれから賑やかくなります。

昨年の夏、ここを訪れた時足の踏み場もないほどイバラや雑草が生い茂っていましたが早春でこそこうして見渡すことができます。









(11)八ヶ岳の麓に生まれたドングリ達、一旦埼玉県川口の我が家で幼木として育ちましたがいよいよ旅立ちの準備です。

それぞれを植木鉢から取り出してそのまま丁寧にコモで包んであげました。












(10)2011年春スキーシーズンも終わって5月、私にとっての次の行事は第一に薪割があります。春先に加工して次の冬には乾燥して薪になるのです。

群馬県片品村に須藤林産という主に炭焼きをされている家があります。須藤金次郎さんはこの道一筋、文化功労章も戴いている方です。

私は毎年春にここからストーブの薪として材木を分けてもらってます。そんなこともあってこのどんぐりの苗の行先として須藤林産の山を貸していただけることになりました。

昨年一年間、植木鉢の中で育ったどんぐりの苗もこのまま夏を迎えるのはもはや窮屈になっていました。





次回の更新は  1月 1日となります




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(No. 4) 2017/ 11/ 1up

[2010年のこと(1歳)(2)]

(9)そこでそれぞれの苗は一本ずつそれぞれの鉢に植え替えてあげました。

しかしこの鉢での補水量は毎日散水してあげないと直ぐに干上がってしまいます。苗たちはそんな事にはお構いなしに育ち盛りの乳飲み子が吸い尽くすくらいに水分が不足気味なのです。

こんな塩梅では私の夏休みもこの苗たちのお蔭で毎日給水爺さんとして明け暮れそうです。

かくなる上はヨシズを張ってお日様による干ばつから守る方策を立てました。

その分成長は阻害されるかもしれませんが干上がってしまうことは何とか防ぐことができました。






(8)もう夏になる前に恐らくこのプランターではそれぞれの苗の根が絡み合ってしまってここでこれ以上育てるのは無理だろうと感じました。

そしてそれぞれの苗木は葉をめい一杯に広げてお日様の恩恵を受けようと競い合う様子がとてもいじらしいのです。









次回の更新は 12月 1日となります




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(No. 3) 2017/ 10/ 1up

[2010年のこと(1歳)(1)]


(7)そしてこのプランターの中は5月の陽をいっぱいに浴びて元気な若葉が育ち始めました。

勿論、こんな写真のように私のどんぐりだけがすくすく育ったのではありません。

今更・・とおっしゃるかもしれませんが、この愛するドングリの陽射しを横取りしようと多くの雑草が一斉に競って育ち始めるのです。

先ずこの植物の世界の生存競争を改めて認識し育てたいものを懸命に育てるための努力を知ることになるのです。

天気が続くと・・さて、水を遣った方がいいのだろうか、あまり水を遣りすぎて根腐れしないだろうか・・。

それはもう、初めての子育てと全く同じです。いずれは自然の山ですくすく育ってもらうためにはあまり甘やかしてはダメなんじゃないか・・とか。

しかし一方、この時期になっても一向に芽を出す気配のないどんぐりもありました。山ではあれだけたくさん降り注ぐように落ちたどんぐりがすべて芽を出すかと言うとそうでは無い現実も知りました。





(6)私のスキーシーズンは4月いっぱいまで。

もうすっかりドングリのことなど頭の隅から消えてしまっていました。

4月22日(木)はスキークラブ風来坊の丸沼スキー場でキャンプをしていました。こんな時期なのに朝から雪が降って辛い練習でした。

練習も終わって帰ってきましたが関東地方の平地では雪ではなく冷たい雨に変わっていました。そしてこの冷たい雨は翌日まで続きます。

翌23日、車の中からスキーで濡れた衣服など取り込もうと玄関先に出たところプランタ−の中に何やら葉っぱらしきものが見えるのです。

思わず「ようこそ!」と手を叩きました。

冷たい鬱陶しい雨の日にまるで暖かな春の陽ざしが射しこんだ思いの記念日です。





次回の更新は 11月 1日となります




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(No. 2) 2017/ 9/ 12up

[2009年のこと(0歳)(2)]

(5)ドングリを土の上に並べて6日目のことです、白い芽が出てきました。

何万年もの間、自然の中で連綿と繰り返し続けられてきた営みが自分の手で確認できた喜びの瞬間でした。








(4)種まきの時期は”春”と思い込んでいた私はまずこのことに驚きました。

一晩水に浸したドングリ達を半信半疑のまま取りあえずポットに行儀よく並べました。適度に雨が降り晴れれば日差しがたっぷりと当たるようにしました。







(3)尖り石遺跡には縄文考古館と言うのが併設されていて縄文時代に興味のある人や主に子供たちに縄文時代の暮らしぶりを体験紹介する施設があります。

丁度私たちが訪れた日に野沢学芸員さんが在所していて子供たちの体験学習する施設や火熾しするための道具など説明してくれました。

そして彼らが主食としていたいろんなドングリの説明で「木から落ちたドングリは秋の雨の時期に既に芽を出して地中にまず根を張るんです・・」と教わりました。





次回の更新は 10月1日となります




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(No. 1) 2017/ 9/ 9 up

[2009年のこと(0歳)(1)]


(2)約5000年前の縄文集落が復元されていて美しい自然の中での豊かで平和な暮らしぶりがうかがえました。その周囲には暮らしの食を支える豊富な木の実のなる樹木が繁っていました。









(1)長野県・茅野市、その南東側には八ヶ岳連峰がそびえる高原の街です。その峰に至る長い裾野を登ったところに尖り石遺跡という古代の村落跡がありました。

2009年秋、私の小学校のクラス会が蓼科高原で行われその翌日至近にあったこの尖り石遺跡を訪れました。










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