津山「むかし町並み」を歩いて見る 頁 - 2 -
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刈田酒造

宝暦8年(1758年)創業の老舗。 地酒「諸白」の蔵元である。大屋根の構えは堂々たる風格がある。 一段と高い楼は仕込みの際に出る湯気を屋外に出すための排気塔。入口の暖簾前には杉玉が架かっていて風情がある。 

国信小路

苅田酒造東側の路地 で「国信小路」と呼ばれている。「国信小路」の名は、 通ずる先に弓矢職人頭・国信九郎左衛門の屋敷があったことに由来している。 奥に3階建ての酒蔵が見える。手前の煉瓦造りの煙突が蔵の白壁と奇妙な調和を見せている。 往時の面影を残した小路として最も多くのカメラに収められた眺めである。
 

作州城東屋敷

通りを暫らく進むと左側に半鐘が吊るされた火の見櫓が見えてくる。櫓の元にあるのが代表的な町屋の造りを復元した建物である。
この建物の裏手に廻ると「だんじり展示館」があり、県指定文化財に指定されている20台の「だんじり」のうち4台が展示されている。毎年10月に催される「津山祭り」 にはこれらの「だんじり」が市内を練り歩く。

 

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