〜J.S.バッハ作曲「カンタータ」のスコァーを貴重なLPレコードを聴きながら、
「ロ短調」ミサ曲のスコァーをCDを聴きながら読み解きます〜
混声合唱団「クール・ドゥ・シャンブル」は、発足当初から目標としていました活動を大変楽しく有意義にすべて行うことが出来ましたので、
2014年11月29日第9回定期演奏会を最後に演奏会は終了し、休団中となっていました。
以来、3年半以上も間が空きましたが、そろそろ活動を再開する準備をしています。
この間、唯一、出来ていませんでした第6回定演曲のW.A.モーツァルト作曲VesperaeKV.321とKV.339のCD製作に
取り掛かっていました。ブックレットの原稿に想像をはるかに越えて手間取っていますが、漸く何とかめどが付いてきましたので、活動再開出来そうになりました。
合唱団の活動と言いましても、目的とした曲の演奏会を行う活動は全て終了しています。では、何をするのか?
これからは、演奏を十二分に楽しんだJ.S.バッハやW.A.モーツァルトの作品の楽曲分析を試みて楽しみ、
一生懸命に演奏した合唱活動の最後の仕上げが出来れば素晴らしく貴重な経験を積めると考えます。
先ず、J.S.バッハ作曲の沢山あるカンタータの幾つかをご希望を伺いながら、
スコァー(オーケストラ総譜 指揮者が使用する楽譜)を読み解き、楽曲分析します。
例えば、可なり以前になりますが、定演で演奏しましたBWV.147、BWV.140、BWV.78などのスコァー(score)を読み解く楽しみは如何でしょう?
演奏会で演奏するだけでなく、演奏経験した曲の楽曲分析をすることで、それらの曲をほぼマスターしたことになります(合唱しただけでは、まだ半分です)。
演奏することは勿論素晴らしいのですが、やはり楽曲分析をして、作曲家が意図したことを受け止めることで、漸くそれぞれの曲を完成させることが出来ます。
これからは、オーケストラ譜(score)を、実際に見て、読み解くセミナーのような活動になります。
使用する資料は、 私が、古楽というものを学びに、40年ほど前から(古楽という言葉に触れたのは、大学在学中?)あちこち学びに通ってい
ましたが、その内20年ほど前に数年通っていたある古楽研究所の音楽資料室から、スペースの都合から
邪魔になり?購入を持ちかけられて手に入れた大変貴重なLPレコード全集を使います(この研究所は、バッハを殆んどやっていない?)。(とても全曲を聴くのは無理?)
これは、古楽演奏・研究で世界に広く広く知られた故N.アーノンクールと、故G.レオンハルトが、曲を分担して共同制作しました
J.S.バッハ作曲カンタータ全集の貴重なLPレコードです。聴きながら、スコァーを良く見て、丁寧に読み解きます。対訳は、
著名なドイツ文学学者、故杉山 好先生という大変貴重な訳で、これも読める幸せなチャンスです。全集としては、大変大変貴重な資料です。
また、バッハ最晩年の作曲人生をかけて、精魂込めて作曲した?と伺い知れるミサ曲「ロ短調」の素晴らしいフーガの分析も、大変興味深く、貴重な経験になります。
どのくらいご希望の方がお集まり下さるか、全く分かりませんので、参加ご希望の方々のご意見を合わせながら開催して、ゆっくり学んで行きます。ほんの
少人数でも行います。私も共に改めて読み解けるチャンスですから嬉しいです。大体の予定としましては、ご希望を伺いながらですが、日曜日の午前か午後
で、調布市文化会館「たづくり」内
に会場を確保できる時に行います。
月2〜3回くらいで如何でしょうかと考えています(京王線調布駅徒歩3分 新宿駅より特急17分くらい)。
費用は原則無料。会場費・オーディオ設備使用料などのみを参加人数で分担。ご希望の方は、ご連絡下さい。
tel. 070−6432−9105 email:koizumi-a@muc.biglobe.ne.jp
必ず、ご連絡方法をご記入下さい。 お名前(出来れば、ご住所も)、電話番号、e-mailアドレスなど。また、お考えなどコメントも。 |