ち〜ん ち〜ん ち〜ん
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ち〜ん ち〜ん ち〜ん
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ち〜ん ち〜ん ち〜ん
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・−ンッ」
瞼を貫く白い光。
全身をくるむ温もりと、鼻を通る冷えた空気。
脱力感たっぷりの目覚ましのベル。
・・・・・朝。
さくらまるのいない、朝。
さくらまるは−
オレたち全員が床につくのを待って、桜の中に戻っていった・・・・・
半年間の勤めのご褒美に、(どこが褒美になるのか知らんけど)俺を膝枕して。
俺の額や髪に触れ、さも嬉しそうに微笑んで・・・・
褒美がこんなのでいいのかと訊いたら、彼女は答えたものだ。
「したはしき殿御を膝のうへ枕くは、袁登売(をとめ)のだいがんにござりまする♪」
「・・・・・・・あ、そ」
相変わらず何言ってんのかさっぱりだけど、本人が喜んでるなら、まぁいいだろう。
んで、つばさも当然の如く俺の部屋で寝て、膝枕の話を聞いたフー子まで、なぜか一緒に泊まることになった。
九重さんは外泊なんて出来ないから、名残(なごり)惜しそうな様子で帰っていった・・・・・・
「さくらちゃん、いつお帰りなの〜?」
「皆様が御寝(ぎょしん)になられましたら・・・・」
「じゃあ、ずぅっと起きてる〜」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あたしも。日枝が変なコトしないように見張ってなきゃいけないかんね」
「しねーよ」
とか言いながら、たった五分でつばさが爆睡。
原因は体育祭の疲れと、さくらまるの唄のせいだ。
「さくらはようよう 灼々(しゃくしゃく)たるその華♪
此の子 君に嫁がば その家人によろしからん・・・・」
耳に心地よい声音がつばさを眠りに引き込む。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・く〜」
「さくらはようよう 蓁々(しんしん)たるその葉♪
彼(あ)の子 君に嫁がば その家室によろしからん・・・・」
「ふわぁ〜・・・・・・」
ベッドを占領したフー子(さくらまるが膝枕できないからと、俺とつばさは布団に寝た)も大アクビ。
「さくらはようよう 鴻々(こうこう)たるその枝♪
吾(あれ) 君に嫁がば そのゆくすゑよろしからん・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぐぅ」
「君が撰(えら)ぶは・・・・・さて、誰ぞ♪」
囁くような唄声に誘われて、俺達は吸いこまれるように眠ってしまった・・・・
「君が撰ぶは、さて誰ぞ・・・・・?」
ち〜ん ち〜ん ち〜ん
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ち〜ん ち〜ん ち〜ん
ともかく、無粋な目覚ましを止めよう。
「・・・・・・・ふぅ」
目覚ましのスイッチを切ろうと、俺は右腕を持ち上・・・・・・
持ち上がらない。
「つか、重っ!」
右腕だけでなく、上半身全部が動かない。何かがのしかかってる。
おまけに首から口元にかけて、柔らかい感触に覆われている。
息をするのも一苦労。
「くっ」
朝の強い陽射しに目眩(めまい)すら覚えながら、俺はゆっくり目を開けた−
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「すぴ〜・・・・・・・」
「くか−っ・・・・・・くか−っ・・・・・・・」
「(あせあせあせあせ)」
何事だ、この状況は。
「すぴ〜・・・・・・・・」
「おい、つばさ」
「んふ〜〜〜・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺の上半身は、すっかりつばさの抱き枕になっていた。
左腕にもつばさの頭が載ってるから、自由になるのは肘から先だけ。
その左手だって(つばさの腕枕になってるせいで)痺れて感覚がない。
んで反対側。
「く〜〜〜〜〜」
「く〜〜、じゃねぇよ・・・・・・・」
「か〜〜〜〜〜」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・コノヤロー」
フー子の奴、ベッドで寝たくせに、なぜか今は右隣にいる。
その姿勢はナマケモノ・・・・人間じゃなくて、木の枝にぶら下がってるアレ・・・・のようだと言えば、わかってもらえるだろうか。
ただし見た目はナマケモノでも、やってる事はヘビだった。
俺の右腕が、関節技をかけられたみたいに絡め取られてる。
「ん〜・・・・・・・・・ふふ」
ぐいっ。
「イテテテテテテテテテテテテテテテテテ!!」
「みたい」じゃなくてキマってる!
カンペキ腕をキメられてるよっっっ。
「痛ぇっ! フー子、痛ぇって!」
「んく〜〜〜〜〜〜・・・・・・」
「寝てる場合じゃねーだろ!」
「・・・・・む〜〜〜〜」
きゅっ。
「うぷっ!?」
腕に加えて、今度は両腿が俺の首を締めはじめた。
ぐいぐいぐいぐい。
「おい、このヤロッ! うぐ・・・・・・」
苦し・・・・・・・・・・・・・・・・・・
い・・・・息・・・・できねぇ・・・・・・・・・・・
だんだん・・・・・・・視界が・・・・・・・・・
瞼の裏を走馬灯がよぎっていく・・・・・・・
おぼろに脳裏に浮かんだのは、スポーツ新聞に載せられるだろう見出しだった。
"高校生、元同級生に縊殺(いさつ)される
女子中学生と三人で同衾中 − 痴情のもつれか"
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・最・・・・・悪」
こんな死に方イヤすぎる〜〜〜〜っ!
と、頭上で声がした。
「おはやうおはします、ごしゅじんさま」
「!?」
古風だけど、すっかり馴染んだ朝の挨拶。
「本日もご機嫌うるはしう♪」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ぜんぜん麗しくねぇ・・・・・
てか、お前の目は節穴(ふしあな)か?
狭い視界を動かして、声の主を探す。
眩しい光の中、ちらちらと小さな影が動いた。
「はて、ごしゅじんさま。いかがなされましたでしょうや?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
見てわからないのか。
死にそうなところだ。
俺は最後の力を振り絞り、トンマな事をぬかす"そいつ"に瞳の焦点を合わせた・・・・・・
「!!」
「!!!」
「!!!!」
「のわあ−っっっ!!!」
「・・・・・それで、どうしても休む気になれなくて、また出てきちゃったわけ?」
「はい、母御前(ははごぜ)様。
安寝(やすい)なされるごしゅじんさまの御顔にこひ乱れ、
御台所(みだいどころ)様のお嘆きに心を砕かれまいて・・・・・」
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ」」
俺の絶叫で二階に駆け上がってきた、親父と美乃里さん。
二人そろって肩の力を抜く。
「さくらまるちゃん、庭の桜は大丈夫かしら。枯れたりしない?」
「これ体(てい)ならば大事無きかと・・・・」
「そう・・・・・・・・だったらいいけど・・・・・・・・」
「御両人様には、お騒がせしてまことに申し訳ござりませぬ」
ふよふよと漂いながら、さくらまるが深々と頭を下げる。
下げるんだけど、あまり済まなさそうに見えないのは、さくらまるのサイズのせいだろう。
宙に浮いてるのは今までと同じでも、大きさが違う。
足をたたんでるとはいえ、20センチくらいしかない。立っても30センチになるかどうか。
コミカルというか、微笑ましいというか、何から何までオモチャじみてる。
実際、そこらに座ってたら、百人中百人が人形と思うに違いない。
「さくらちゃん、カワイ〜〜〜っ☆」
つばさがミニさくらまるに頬ずりした。
「あの、御台所様−」
「かわい〜かわい〜かわい〜〜〜っ♪♪」
「はぅぅ〜〜・・・・・」
さくらまるが居残ったと知って、つばさは大喜びだ。
「ごしゅじんさまぁ〜」
困り顔のさくらまるに、俺は片手をあげて謝った。
「悪い、さくらまる。少しだけつばさに付き合ってやってくれ」
「承知つかまつりましたぁ・・・・・・・」
「でも、つばさはともかくさぁ」
スポーツタオルで太股を拭きながら、フー子が口を開いた。
「このヘンタイのどこがいいんだか・・・・・」
「誰がヘンタイだ」
こいつ、起きた時に俺の口が脚にくっついてたのが、よっぽどショックだったらしい。「日枝に汚された」なんて、ろくでもない事をボヤきながら、タオルで何度もこすっている。
自分でカニ挟みしておきながら、勝手な奴だ。
まぁ、俺もフー子のヨダレまみれになった右手をごしごし拭いてるから、お互い様だけど。
「さくらまる、長生きのわりに男を見る目がないんじゃない?」
つばさの手の中で、さくらまるが顔だけ動かした。
「然(さ)は申されましても涼島様。ごしゅじんさまをこひしたふは涼島様も同(おや)じにござりましょうや?」
「へ?」
「なっ!」
声が小さくて俺には聞こえなかったけど、フー子は顔をぱっと染めた。
「いま何て言った?」
「日枝は聞かなくていいことよ! とにかくっ、ンなわけないっしょ!?」
「ぷっ」
「うふっ」
「・・・・・ほぇ」
親父と美乃里さんが抑えた笑い声を漏らす。最後の間抜けな反応はつばさだ。
「ちょっと美乃里さん、オジサンッ。今の笑いは何ですか!」
「え、あー、そりゃあ・・・・」
矛先が向けられた親父が言葉を濁した。
何に怒ってるのか知らないけど、フー子はちょっとした剣幕だ。
ぴんぽ〜ん。
「あらまあ、こんな早くにどなたかしら」
「そうそう、お茶を飲み途中だった」
呼び鈴を聞いた美乃里さん、棒読み口調で言いながらドアに向かう。
そしてその後を追う親父。
「みんな、朝ゴハンできてるから、冷めないうちに降りてきてね?」
パタン。
「オジサン、美乃里さん〜っ」
フー子の呼び声は、閉ざされた扉に空しく散った。
「・・・・・もうっ」
タオルで脚をこすりながら、フー子が俺を睨んだ。頬がまだ赤い。
「アンタのせいで、あたしまで恥ずかしい思いしちゃったじゃないの」
「・・・・・・・どうして俺のせいにする」
てゆーか、ムリヤリ泊まられて、関節技をかけられ、カニ挟みで首を締められ・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おい。
被害者はどっちだよ???
憮然としてると、つばさが元気よく立ち上がった。
「朝ゴハンの前に着替えてくるね〜。さくらちゃん、行こっ」
「かしこまりました、御台所様」
さくらまるがふわりと浮き上がって、つばさの肩に寄る。
つばさがドアノブに手を伸ばした。
その時。
こんこん。
「はーい、美乃里ママ? ・・・・・・・あれ」
ノックされたドアを開くと、そこにいたのは予想外の人物だった。
「失礼します・・・・・朝早くごめんなさい」
「・・・・・・・・・・・・・・・おキヨちゃん。オハヨー?」
「おはやうござります、御寮人(ごれうにん)様」
「おはようございます・・・・」
扉の向こうに現れたのは、私服姿の九重さん。
どこかそわそわした様子の彼女は、小さくなったさくらまるを見て目を丸くした。
「さくらまるさん、その格好は!?」
「はい。よんどころなき訳品(わけしな)がありまして、このような姿をとりてござります」
「そ、そうですか・・・・・・」
「あ、ゴハンが冷めちゃう! おキヨちゃん、また後でねっ」
「え、ええ・・・・・・」
困惑まじりの挨拶を交わして、つばさとさくらまるが階段を下りていくと、ちょっとだけ静寂が訪れる。
しつっこく太股にタオルを当てながら、フー子が首を傾げた。
「おキヨどーしたの。こんな時間にさ?」
「あ、えっとね、えっと・・・・・・・・・・」
口ごもりながら、九重さんが俺にちらっと視線を送ってきた。
・・・・・・・・・・・?
「ちょっと・・・・・忘れ物、しちゃって?」
何故か語尾が上がってる。
「ふうん。で、ココん家にあったの」
「う、うん」
「そ。良かったじゃん」
話しながら、まだ太股にタオルを動かしている。
・・・・・・・・・・・おい、フー子。
俺の口はそんなにキタナイか。
当然というか、その不自然な仕草を九重さんが目にとめた。
「フー子ちゃん、脚に怪我したの?」
「あ、コレ? 違うわよ。ケガってゆーより・・・・"汚(けが)れ"?」
「オラ」(ごつっ)
「痛ッ! なにすんのよ日枝!」
「何すんのじゃない。被害者は俺だろーが」
ベッドに腰を下ろしたフー子を見下ろすと、彼女もスポーツタオルを捨てて立ち上がった。
鼻を突き合わせて睨みあう。
「あんたが被害者ぁ? バカ言わない!
そっちがアタシの脚に唾をべっとり塗ったんじゃないの」
「べっとりヨダレをくれたのはお前だ」
俺が右手を突き出すと、フー子はふんと鼻を鳴らした。
九重さんが目を瞬かせる。
「え・・・・・・・えっと、え?」
「あんたね、人のフトモモを枕にしといて、ズイブン偉そうじゃないの!」
「お前が脚を向けてきたんだろっ。だいたい俺の布団に入ってきたのはフー子だぞ?」
「布団て・・・・えーっ!」
「そんなの知んないわよ! あたしが寝てるのをいい事に、アンタが引っ張り込んだんじゃないの?」
「しねーよっ! それに人を枕にするなってんなら、お前こそ俺の腕を枕にしてたじゃねーか」
「腕枕!?」
「おかげで腕は痺れてるし、お前に吸われた掌がまだヒリヒリしてんぞ」
俺が赤くなった右手を掲げると、フー子はムキになって内股を指差した。
「痛いのはこっちも同じよっ。見なさい、このキスマーク!」
「キ、キ、キ、キスマークッ!」
「そりゃお前が擦りすぎ・・・・・・・・・・・九重さん、どうかした?」
「おキヨ・・・・・?」
「・・・・・・・・・・キスって・・・・・・キスって・・・・・・・・・・・・」
九重さんは真っ赤な顔でフー子と俺を眺め、次に、朝の騒ぎでぐしゃぐしゃになった敷き布団を凝視した。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
さ−−−−−−−−−っと、九重さんの顔から血の気が引いていく。
・・・・・・・・・・ぱた。
「ちょっ、おキヨ!?」
「わ−−−−−−−−−−−−っ、九重さん!!」
入り口で頽(くずお)れた九重さんのもとに慌てて駆け寄る。
と、美乃里さんが一階から上がってきた。
「みんな、焼き魚が冷めちゃう・・・・・・まあっ!」
ぐったりした九重さんを目にして、美乃里さんの血相が変わった。
俺達を押しのけて九重さんの頭を抱える。
「清歌ちゃん清歌ちゃん! どうしたの!?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺達の真ん中で、九重さんが色の抜けた唇を震わせた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・き」
「き?」
「き・・・・・・・・・・・・・・・・キス・・・・・・・・
日枝くんと・・・・フー子ちゃん・・・・」
「二人がキスしてたの!?」
「「してません!!!」」
即座に答えるフー子と俺。
それを聞いて何を勘違いしたか、美乃里さんが苦笑いを浮べた。
「まぁまぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・
二人とも仲がよくてけっこうだけど、時と場所を考えてね?」
「してないってばー!!」
フー子が耳まで赤くして必死に訴えた。
けど、それを聞くような美乃里さんじゃない。
「清歌ちゃんが失神しちゃうようなキスって・・・・・
ねぇねぇ、どんな濃厚なのしてたの?」
「だからしてないって・・・・・ンもーっ。日枝、あんたも何か言ってよ!」
「このヒトが聞くと思うか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「美乃里ママ〜。きすきすって、何がきすなのぉ?」
階下からつばさの声が届く。
すると美乃里さんは、天使のようにニコリと笑い、悪魔のような答えを発した。
「お兄ちゃんとフー子ちゃんがキスしたんですって。モーニング・キッス♪」
「え〜〜〜〜〜〜っ!?」
「「してなーい!!」」
どたどたどたどた!
階段を駆け上がる足音がしたと思ったら、つばさが俺にとびついてきた。
「お兄ちゃん、つばさもキスーっ!」
叫びながら懸命に背伸びして、顔をこっちに押し付けてくる。
「するかっ」
「フー子ちゃんだけなんてズルいー!!」
「やんねぇっつの!」
「あらあら☆ つばさちゃん、そんなに慌てないの」
「う〜〜〜〜〜〜〜」
「お兄ちゃんもいいでしょう。減るものじゃないんだから」
「それ、仮にも母親の言うことじゃないでしょ・・・・」
ウンザリ かつ グッタリしながら言い返す。
「じゃあ、母親らしく一つ注意しておくわ」
美乃里さんの表情から、すっと笑顔が隠れた。
じっと俺を見つめる。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「お兄ちゃん」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「この事はね、とっても大事だから、きちんと覚えておいて欲しいの」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ」
「朝はね・・・・・
キスまでよ♪」
「美ー乃ー里ーさーん!!」
第七回 おしまい
○あとがき
はい、えんえんと延びちゃった第七回、やっと終了〜っ!
キス疑惑をフー子と主人公がどう解くのか気になるところ....
でも、今回はここまで(笑)
色々と言い訳とか反省もありますけど、見苦しいので書きません(^^;
とにもかくにも、残すところあと一回。
皆様、どうぞよろしくお付き合い下さいませー!
最終回 "想いのゆくえ"は、予定よりちょっと延びて、2004年1月中に完結予定です。
それでは、ここまでお読みいただきまして、ありがとうございましたっ♪
○ 参考文献 ○
”日本古典文学大系3 古代歌謡集” (岩波書店 昭和32年刊)
松枝茂夫編 ”中国名詩選 上” (岩波文庫 1983年刊)
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