The Winds of God
 

「ザ・ウインズ・オブ・ゴッド」の海外への挑戦を自分の目で見たくて
ニューヨーク・ハワイ・ロンドン公演を追いかけました。
その頃に手に入れたものを、一部、ここで公開します。






エルカンパニー最初の海外挑戦、98年のニューヨーク公演
残念ながら、この公演は観に行っていません。
下の写真は、プレイビル。NYまで行かれたかたから、いただきました。
写真もなく、黒一色刷りの印刷。財政面が厳しかったんだろうなぁ。
渡航前に、急遽、松島役を降りた役者の名前が黒ペンで消され、「HIROSHI SHIMIZU 」と、ボールペンで書き加えられているのも、
大変だった公演の一部を物語っているよう。
(写真では字がよく読めませんが・・・)
このあたりのことは、『“カミカゼ”公演記』に書かれていますね。

  
   







99年ニューヨーク公演。
左上の写真は、プレイビル。海外の劇場に個人で行くのは初めてで、席に案内されて、プレイビルをもらい、チップを渡す・・・そんなことも初めてだったんだが、ちゃんとチップを渡したんだろうか・・・?
 英語で観るほうが、感情が台詞でストレートに伝わってきたように思った。英語と日本語という言語の持つ表現方法の違いなのか。

公演後、キャストがロビーで送り出してくれた。今井さんに会って舞い上がりながらも、差入を渡し、サインをもらい、写真を撮ってもらい、一層、舞い上がった私。アホです。
(この様子は、旅日記のニューヨーク編に詳しく書いています。)

左下の写真は、記事が載っていた、現地の日本語情報誌とフリーペーパー。ミュージカルのチケットを引取りに行ったJCBプラザに置いてあった。情報誌の表紙は今井さんのドアップで、ビックリ。フリーだったので、ありがたく、いただいた。
下の写真は、二つ折りフライヤーの裏表。

   
  









2000年ハワイ公演。
唯一、観劇ツアーに参加したのが、ハワイ。
今井さんと清水さん以外のキャストを一新しての英語公演。
宮川大輔さん以外は、英語力で選ばれた田中豊(伸一)さん、谷川とむさん、天田暦さん。さすがに流暢な台詞。日本での公演を観たときより、英語公演のほうがイキイキして見えた。
 カーテンコールでは、現地の学生らしき女の子らもスタンディングオベイション。その様子を見て、感激して、こちらまで涙ぐんでしまった。

 公演を観た翌日の夜に、キャストとの食事会がついていた。
食事会といっても、座敷でキャストと、しゃぶしゃぶ鍋を囲むという、ゆる〜い会。普通にしゃべりながら、一緒に鍋を食べるのは、不思議な気分だったけど、楽しかった。
 キャストには罪がないが、現地ツアースタッフの甘さに、開いた口がふさがらなかった。ツアー特典の集合写真の予定があるのに、カメラの用意がなく、ツアー客のカメラを借りる始末。当然、写りは、ピントが甘く最悪。キャストとは個人のカメラで一緒に写真撮り放題だったので、まだ救われた。
 真ん中の写真は、もうひとつの特典のサイン色紙。会のはじめに白紙が配られ、「適当に自分でサインもらってください。」とツアースタッフ。普通、特典なら、特別仕様のできあがった色紙が用意されてるものでしょーが・・・。仕事を持つ人間として、サービスという仕事に対する甘さが気になってしかたなかったよ。
 会の終わり、私が回した色紙は他の人に盗られており、余っていた空白だらけの色紙を渡され半泣きになっていたところ、清水拓蔵さんがサッとそれをとり、今井さんはじめ、他のキャストにサインをもらって回ってくれた。大感激した。清水さん、素敵すぎです。男前です。ちなみに色紙が2枚あるのは、同行した友はファンではなかったので、自分のぶんを私にくれたもの。

下の写真は、ホノルル・アドバタイザーという現地新聞に大きく載った記事。帰路の飛行機で手に入れました。







2001年5月ロンドン公演。
同行するはずの友達が仕事で行けなくなり、ロンドンは初めてだし一人ではなぁ・・・と、あきらめかけ、2000年公演で仲良くなったmmさんに「ロンドン公演の感想聞かせてね。」とメールしたところ、mmさんも友達が行けなくなり、あきらめかけていると言う返事。「じゃ、一緒に行く?」ということになり、ロンドン公演観劇が実現。しかも、ファン同士ということで、ほぼどっぷりWINDSづけのロンドン旅行だった。
 到着日、ホテルに荷物を置いて、地図を片手に探しながら見つけた劇場は、既に開演中。途中入場できないので、しかたなく終演まで待ち、差入れ。残りの滞在中の公演は、毎晩観劇した。
 劇場は、すり鉢状みたいな感じ。舞台がいちばん下にあるので、座る位置によっては、キャストと真正面で目が合ってしまい、ちょっと慌てて目を逸らしたり・・・(笑)。
 ロンドン公演のキンタは、44北川さん。松本さんとも宮川さんとも違うキンタ。松本キンタはアホっぽく、宮川キンタは子供っぽく、44キンタは、友達だけどアニキ大好きみたいな感じかな。
 カーテンコールで、スタンディングオベイションしていた現地(?)のオジサマがいた。終演後、出口でキャストを待っていた私と目が合ったそのオジサマは、私もスタンディングしていたのを知っていて、うなづいて微笑んでくれた。心が通じたようで、とてもうれしかった。
 上の写真は、プレイビルのキャスト紹介ページに、それぞれのサインをいただいたもの。下の写真は、フライヤー。