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 コペンハーゲン
 
 1995年10月の初めに、オランダから飛行機で
 デンマークの首都コペンハーケンに到着。
 
 コペン港に面した「アドミラル・ホテル」でまず1泊する。
 倉庫を改築したもので、内部に太い寄木の柱がある。
 高級で、非常に良いホテルだったが、翌日の出発時に、
 同行者のショルダーバッグが、置き引きに遭った。
 
 1日置いて、次に1泊した時は、人気のペントハウスの
 部屋を用意してくれたが、高齢者には不評だった。

 この旅行では、移動が多かったので、コペンの繁華街を
 歩くことはできなかった。
 初日の夜は、紹介された中華料理店まで歩いて往復。

 翌朝、ホテルの周りを散策する。
 10月初旬で、風も無かったので、寒くはなかった。

 ホテルの裏に、オスロ行きの豪華客船が停泊していた。
 船を見て、ノルウェーにも行きたいなと思う。
 また地図を見るとコペンとスウェーデンは非常に近く、
 行けたらいいなと考えた。
 この思いは、その後、結構早く実現することになる。

 オーデンセ

 2日目の午後までコペンの会社を訪問、打合せをして
 車で移動、フェリーを使い、隣の島のほぼ中央にある
 「オーデンセ」と言う街に入る。

 童話のアンデルセンの生家が残っていました。
 玄関のドアが小さく、話を聞くと、ベッド等も小さくて、
 当時のデンマーク人は、身長160cmそこそこしかなく、
 その後、酪農の発展や食料の改善で、背が伸びたと言う。

 オーデンセの郊外にある「ムンケボ・ホテル」に宿泊する。
 葦葺き屋根の農家を改装したホテルで、この時も、一部の
 屋根の葺き替えをやっていた。

 ホテルの部屋の窓から、隣の家が見えた。
 シンプルで、おもちゃの様に可愛かった。

 オーデンセは、デンマークの施設園芸の中心地で
 温室を使った農業が、盛んに行われている。

 夕方にはオーデンセを出て、コペンハーゲンに戻り
 アドミラルホテルに入る。

 全ての仕事は終わり、最後の夜となった。
 移動が多かったので、流石に疲れが溜まっていた。
 ホテルの中のレストランで夕食を取り、就寝。

 クロン・ボー

 最終日は、朝早くホテルを出て、クロン城を愛内してもらう。
 コペンから北へ、車で1時間半ぐらいか。スウェーデンと
 最も近い場所で、対岸の家並みまではっきり見える距離だ。

 海峡を押えていた城で、ハムレットのモデルになりました。
 昔のまま残っていて、重厚な雰囲気があった。

 すぐ近くに港があり、酒を飲んで騒いでいるグループが
 何組もいた。聞くと、スウェーデンでは酒の購入量が記録
 され、量によって健康診断等を勧告されるので、わざわざ
 海を渡って、デンマークに買いにくるそうです。

 冬のコペンハーゲン(デンマーク2回目)

 冬は日が短く、明るいのは8時半頃から夕方4時頃。
 夜は寒いのですが、街を見たさに歩き廻りました。
 宿泊したパレスホテルのすぐ脇からコペンのメイン通り
 「ストロイエ通り」が始まっています。
 3筋ほど行った所に「セーターマケット」があり、
 暖かそうなセーターを1着購入する。

 その後、ストロイエを1往復する。

 ホテルに戻ると、雪が舞ってきた。
 クリスマス・ツリーと雪で、なかなかの風情だった。
 ホテルの部屋から中央広場を眺める。

翌朝、8時頃に朝食を取っていたときは真っ暗だった。
出発の8時半を過ぎて、ようやく明るくなってきます。
この日の、朝の気温は、確か−10度でした。

道路は、所々凍結して滑りやすい。
しかし、自動車は平気でスピードを出していました。

このときの旅行では、コペンで2泊して、
オランダに移動しました。



 写真の中央がパレスホテルで、右が市庁舎。
 市庁舎の正面が中央広場で、冬にツリーがあった。
 左端から奥に向かって「ストロイエ通り」が始まる。

 写真は3回目の旅行時に撮影したものです。

 カメラ位置の右手後ろの方に「チボリ公園」があり、
 その後ろに、コペンハーゲン駅があります。