Red Hat Linux 9 活用体験記




1. まず、今年の夏休みに Linux の勉強を兼ねてインストールをしてみようと考えました。以前 (5年ほど)、Turbo Linux を PC-98 にインストールしたのですが上手くインストールできず、その直後に IBM-PC互換機にインストールしたところ何とかインストール出来たのですが、画面に大きな目玉が動く Window が開き、あまり面白くないので HDD を初期化した記憶があります。そんな Linux に再度挑戦してみようと思いました。

最初はRed Hat Linux が添付されている本を買い、Red Hat が推奨しているハードウェアスペックを調べました。
推奨ハードウェアは以下の通りです。
  • CPU……Pentium以上(グラフィックモードはPentium II-400MHz以上推奨)
  • HDD……475MB以上(フルインストール時は5GB以上)
  • メモリ……64MB以上(グラフィックモードは192MB以上推奨)
そこで、小生が所有していて、現在使用していない PC を調べてみると・・・  
  • CPU ・・・・・・・ Pentium V 933MHz
  • MB ・・・・・・・・ AOpen AX3S PROU(BIOS音声は関西バージョン) [ On Board GA/Sound ]
  • Chip Set ・・・・ i 815E
  • CD-ROM ・・・ 12X DVD-ROM/AMH
  • HDD ・・・・・・・ IBM 30GB ATA100
  • MEM ・・・・・・・ 256MB PC133
  • LAN Card ・・・ Ethernet 10/100 model NC100 (Linksys) と推奨以上のスペックなのでこのマシンにインストールすることに。
暫く使用していなかったのでご覧の通りカバーを外し、アエーコンプレッサで綺麗に清掃です。特に FAN や FD ドライブを綺麗にします。


2. さて、次は Red Hat Linux のインストールです。
Disk 1 のCD-ROM をCD-ROM ドライブに入れ、スイッチオンです。

最近のCD/DVD-ROM はブータブルなので楽チンです。 Disk 2、Disk 3をメッセージ通り入れ替えるだけで特段、難しくはありません。但し、FD ドライブが壊れていたためブート FDは作成せずにインストール続行。

← 待ちに待ったRed Hatのログイン画面。 ← 早速、壁紙をカスタマイズしました。

早速、FD ドライブを購入し交換開始。メーカはALPS製です。ついでにPS/2、USB対応 KB とMOUSE も購入。 ・FD :ALPS
・KB :BUFFALO           (BKBC-J91SBK)
・MOUSE :BUFFALO
    (BOMC-SDB)
交換直後にブート FD を作成しながら FD ドライブの CHK も行いました。問題なく使用できました。


KB 及び MOUSE は消耗品なので調子が悪くなったら買い替えしかないです。 このKBとMOUSEはPS/2,USB両対応です。Linuxについては何ら記載がありませんが、問題なく使用できました。 ALPS
DF354H 2モードFDD


3. Red Hat Linux 9 OS の基礎学習
 小生はソフトウェア (以下, SW ) は全くの無知で、まだハードウェア (以下, HW ) の方が興味がある状況です。そなん訳で少し Operating System (以下, OS ) のことについて、調べて見ました。

OS について
 HW の仕様の違いは OS が吸収してくれるため、ある OS向けに開発された SW は、基本的にはその OSが動作するどんなコンピュータでも利用できる。企業や家庭の一般ユーザが利用する OS として最もポピュラーなのは Microsoft 社の Windows シリーズであり、この市場で9割以上のシェアを占める。 DTP 業界やマルチメディア業界では、Apple 社の Mac OS が広く利用されていたが、近年では次第に Windows のシェアが高まってきている。 企業のサーバや学術機関では各社の UNIX系OS や、無償配布されている LinuxFreeBSD などの UNIX 系の OS が使われることが多い。この分野では、サーバ用の OS として Microsoft 社の Windows NT/2000 がシェアを伸ばしている。


Linux について
 1991年にフィンランドのヘルシンキ大学の大学院生(当時) Linus Torvalds 氏によって開発された、UNIX互換のOS。その後フリーソフトウェアとして公開され、全世界のボランティアの開発者によって改良が重ねられた。開発当初はIntel社の x86系マイクロプロセッサを搭載したコンピュータでしか動かなかったが、多くのプログラマによって、AlphaSPARCPowerPC などのプラットフォームに移植された。Linux は既存の OS のコードを流用せず、ゼロから書き起こされた。GPL という ライセンス 体系に基づいて、誰でも自由に改変・再配布することができる (ただし、改変・追加した部分は GPL に基づいて無償で公開しなければならない)。Linux は他の OS に比べ、低い性能のコンピュータでも軽快に動作する。また、ネットワーク機能やセキュリティーに優れ、また非常に安定しているという特長を持つ。いらない機能を削ぎ落とし、必要な機能だけを選んで OS を再構築することができるという点も他の多くの OS には見られない特徴である。Linux は学術機関を中心に広く普及しており、企業のインターネットサーバとしても多く採用されている。本来、「Linux」はカーネル (kernel) と呼ばれる OS の核となる部分のみを指す言葉だったが、Linux カーネル上で動作するシステム全体を指す言葉としても用いられることが多い。Linux は通常、コマンドインストーラ、ユーティリティなど、システムの構築・運用に必要なソフトウェア群とともに配布される。カーネルとこれらのソフトウェアをまとめた配布パッケージをディストリビューション (distribution) という。参考にディストロビュータの種類はこちらをクリック。

Red Hat Linux 9 について
 Red Hat Software社が開発・販売しているLinux ディストリビューション(配布パッケージ)。最も利用者が多いディストリビューションで、Red Hat Linux独自のパッケージ管理機構 RPM は他の多くのディストリビューションにも採用されている。独自のシステム設定ユーティリティが多数用意されており、メンテナンスも容易になっている。商用/フリーを問わず最も多くのアプリケーションソフトが対応している。
 参考にRed Hat Linux 9 と Red Hat Linux 8 の Ver 表を以下に示します。
項目 Red Hat Linux 9 Red Hat Linux 8.0
カーネル 2.4.20 2.4.18
glibc 2.3.2 2.2.93
XFree86 4.3.0 4.2.0
GNOME 2.2.0 2.0
KDE 3.1 3.0.3


4. 実際に使用して・・・
 Red Hat Linux をインストールして実際に使用してみた。インストールはカスタムで必要最低限のモジュールだけにチェックしてインストールしました。しかし、ゲームについては全てインストールして置きました (笑)。実際に使用してみると現在使用している WindowsXP と機能的にはさほど遜色ないが、不慣れなためか使いずらい。また各種 plug-in がサポートされていなく、またサポートされていると思うと英語版で意味不明でした。

 標準で Mozilla Web ブラウザが実装されていて小生の HP を閲覧したが、Flash が表示されない。XP であれば自動でインストールしてくれるのだが、Linux はそう簡単に行かず、「ヘルプ」→「Plig-in について」をクリック、Netscape.com に入り、Tools の「Find Plug-ins」をクリックし、Platforms のプルタブを Linux、MIME types のプルタブを application/x-shockwave-flash に決定し、Start Search をクリックします。HP の Flash Player をクリックし、Macromedia Inc. の「Click to Download」をクリックすると、Macromedia Flash Player Download Center Linux の画面に変わり、「Download Now」をクリックします。「このファイルをディスクに保存する」にチェックして「OK」を押すと、ファイルを保存する場所を決定するポップアップ画面が出てくるので任意なフォルダを指定して、そこに保存します。保存した「install_flash_player_7_linux.tar.gz」をダブルクリックにより解凍します。ブラウザ等の全てのプログラムを閉じ、ホームフォルダから解凍した一部の file である「flashplayer-installer (23.0K) 」をダブルクリックし、「ターミナルで実行」をクリックすると、Windows でいう DOS画面が出てきて数回の英語の問いに答えて Key を押すだけなのですが、どうやら上手くインストール出来なく、何とこんなことで3時間も費やしてしまいました。結局は知らないうちに Flash のPlug-in がインストール出来たのですが・・・何とも言えないほどの疲労感でした。

 あと実際に使用して感じることは Linux はベースが UNIX なので「ユーザー名」と「パスワード」が頻繁に出てきて本当に疲れます。これがセキュリティが強固な理由のひとつかも知れませんが、自分に対するガードのようにも感じ、気分が悪いです (笑)。FDやCD-ROMも入れただけでは使用できず、マウントという行為 ( 「システムツール」→「ディスク管理」をクリック、使用するデバイスを選び「マウント」をクリック、すると・・・Disk Top に FDアイコンが表示 ) があり、大変面倒です。使用しない場合は逆の「マウント解除」をクリックします。

 コンピュータ起動後、カーネルの選択画面が出て、その後にデーモンと呼ばれるバックグランドで動作するプログラム起動画面は英文がパラパラ表示されて、本当のコンピュータという感じがして良いです。Windows ではロゴでマスクされているのでつまらないが、Linux はコンピュータ って感じがしましたね。


5. 参考文献
 参考となる参考書物と Web サイトを掲載します。
  
・ Linux で作る自宅サーバ ( CR-ROM:3枚 )   LOCUS (ローカス) 2800円+税
・ できる dekiru PRO series Red Hat Linux (DVD-ROM:1枚) インプレス  2380円+税
・ Red Hat ホームページ (http://www.jp.redhat.com/)
・ Red Hat 活用日記 (http://www.a-yu.com/redhat/)
・ もじら組 (http://www.mozilla.gr.jp/)
・ Linux によるインターネット利用環境の構築 (http://www.fmmc.or.jp/~fm/nwts/rh_linux/)




 本ページのタイトルが活用体験記となっているので、何か活用しなければならないが「自宅サーバ」でも構築しようと思っています。但し、小生は全てが中途半端な人間なので、これでお終いかとも思うので・・・駄目ならこれでこのページは Close となるかも知れません・・・(笑)
 取り急ぎ半端な状態で Update させて頂きま〜す。