観"LIVE"記1999

日付 会場 PERFORMANCE COMMENT
1997年→
1999/1/29 国立能楽堂 狂言の会 〜新春狂言大会〜
  • 松脂(まつやに)
  • 文荷(ふみにない)
  • 塗附(ぬりつけ)
1999/2/23 中央区立中央会館 立川談志 独演会 1985年頃、大阪の梅田花月劇場で行われた『談志・三枝ふたり会』で談志氏の噺を生まれて初めて聴き、その迫力に圧倒され、東京落語に対する偏見が激減した。
それをもう一度味わいたい、ということと、ガンとか色々と患っておられたので、是非ご存命のうちに聴いておかなければ、と思い、聴きに行った。
ところが、前座の方が終わる頃にはまだ会場に到着していなかったらしく、前座の方が色々と持ち芸を披露して時間をつないだ。師匠から「まだ人前ではやるな」と釘を刺されているというものまでやった。
ようやく、談志氏が登場し、口演するが、会場の撤収時刻が迫っているということで、サゲまでいかず、残り三割くらいを粗筋と解説で終わらせた。
不思議と腹は立たなかった。独演会ということで、談志だから来ているという割合が多かったからなのか、場内も穏やかだった。
1999/11/27 アミュー立川(立川市市民会館) 古今亭志ん朝 独演会 立川なので、WINSに立ち寄ってから会場へ向かう。
市役所の建物が集まったようなところに市民会館があるが、焼肉屋の看板を目印に入っていくような感じ。
作法も何もわからないけれども、着物の着こなしも所作も本当にいいと思った。
帰り道、「前に聴いたときとは違っていたね」みたいに話す声を聞いたが、ライブだから場所やホールの規模や聴衆の雰囲気を見て味付けを変えるのは当然だろう、と思った。
ライブはまさに”生もの”。
※2001年10月1日、亡くなられました。東京落語界のエースと思っていただけに本当に残念です。謹んでご冥福をお祈りします。
2000年→

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