2004.8.19−21 函館 湯の川温泉


今年は夏休みも計画的に取れず、9月辺りかなどと思っていたら、仕事のエアポケットとでもいう様な感じで、お盆明け水〜金にかけ休みが取れた。水曜日に試行錯誤(笑)した結果、函館湯の川温泉に1泊のコースに目をつけたが、直前のツアーは飛行機が駄目なため、移動に時間がかかり過ぎと思案してたが、なんと小さくブルーとレインのコースも載っており、だめもとでびゅうに電話してみたら木曜の夜の北斗星3号が空いているとのことで、宿はどこでもいいので金曜宿泊を片っ端からあたってもらい、急遽1泊3日の函館旅行とあいなりました。もちろん日程には山行も入っております。ただ心配なのは台風の北海道上陸とぶつかりそうなこと。早く行ってくれ台風。

1日目

 旅行準備も整い、夜を待つ。山行があるのでトレッキングシューズだけは持参しなければならない。手荷物が倍である。ところでこの年になるまで、寝台列車ーブルートレインには乗ったことがなかった。中学生のころ鉄道雑誌とか見てた時期もあり、念願やっとかなったり・・・というところである。


2日目

 上記右端の写真が早朝の写真だが、実はどっかで停車していました。もうどの位動いていないのか?時間からすると北海道に入っていても良い時間だが・・・。ということで車掌さんに訊いてみたらまだ青森県で青函トンネルにも入っていない所で、台風の影響で発車の目処が立っていないとのことだった。うっ、朝食はどうしたら良いの?(爆)
 とまあなんだかんだあって、約3時間ほど遅れて函館に到着しました。でもその先は土砂崩れかなんかあって、札幌方面への見通しは立っていないとのことでした。先まで行く方々はどうしたのかなぁ。
で、まず朝飯はこれははずせないということで、函館朝市での丼物。荷物をレンタカー屋に預けて(すぐそばでした)、どの店にするか悩んだ結果、地元の方のお勧めだった「食堂あき」さんに決めて、早速注文。かみさんは海鮮丼、私は好きな具の4色丼を注文。店のおかみさんが丼を持ったうちらの写真を撮ってくれる。さすが手馴れたものだど感心。


 とにかく今回の旅行で一番おいしかった物は、ここでしたね。旅館でもカニは出たがやっぱり冷凍のものよりは新鮮なものが良いですね。
 さて本当は1日目に山(恵山)へ行く予定だったのですが、まだ台風の余波で雨が降ったり止んだりなので、市内観光を今日することにしました。まずは赤レンガ倉庫へ行きショッピングなどして、最南東の立待岬へ行ってきました。


 赤レンガで写真を撮った時は後に函館山がはっきりと見えていたので、夜(夜景)は大丈夫かなと思っていましたが、その後の立待岬ではまた大荒れの天候になってしまいました。海が荒れてる〜。
 昼になったので今度の予定は函館と言ったら「塩ラーメン」である。1件目は駐車場もほとんどなく客もだいぶ並んでいたのであきらめ、次の目的地五稜郭に近い所を目指した。写真がないが(MMCがぶっ壊れた為。同様に夜のカニの写真もない)、「あじさい」というお店で、なんと当日地元テレビ局の取材カメラが入っていた。後日テレビ放映の際、食べる後姿が映っていたかもしれない。澄んだスープがおいしく良い味でよかったです。
 五稜郭は大河が新撰組ということもあり「土方歳三」を前面に出して(フェア?)いた。えーと関連は良くしりません(爆)。とりあえず五稜郭タワーに上り、上から眺めているうちにちょっと晴れてきたので、星型の庭園内も散策してきました。


 ところで、今回、温泉のページに書いてある割には、全然温泉の写真がありません。小型のデジカメで使用してたMMCが壊れたので唯一撮ってたのもなくなってしまいました。泊まったホテルは「花びしホテル」で2箇所にお風呂があり、着いた早々は展望風呂の方に行き、夜、朝は半露天のある1階の方に入ってきました。(後にもう1回入るが・・・)
 この時間にはすっかり晴れて来たので、ホテル発の夜景ツアーに申し込み、早めに夕食をとりました。食べ物は正直そんなにおおっ・・・て感じでもなかったです。まあカニが1杯つくコースでしたけど。で、お待たせの函館山からの夜景です。でもその前にこれからもし行くことのある人のために言っておくとまちがいなく渋滞します。山道でしばらくバスが動かなかったです。でもバスで登っているときにちらりと見える夜景がまた素晴らしかったです。


 光が露出オーバ気味に出ているのが、以前から持っていたオリンパスのデジカメで、ちょっと暗めに映っているのが、新しく買ったパナソニックのLUMIX(手ぶれ補正付き)である。こういう夜景の場合は絞りのちょっとした差でこんなにイメージが違ってくるもんですね。(両方とも自動露出)

3日目

 この日はほとんど恵山に費やしたので、トレッキングのページを参照して頂くとして、山行以外のことをいくつか。恵山までの道は海沿いを走る眺めのよいコースで気持ちよく運転が出来た。天気は台風一過で大変空気が澄んでいて、遠くまで見渡せた。下北半島はすぐ目の前である。道の駅も真新しい感じであった。宿に忘れ物をした為、また宿に寄り、本来は日帰り入浴はやっていないそうだが、宿泊客ということで、開放していない時間にも関わらず「無料」で入浴させてくれた。こういうサービスは大事である。これで一気に印象が良くなった宿といえよう。


 帰りはスーパー白鳥とはやて、やまびこと乗り継ぎ、ながーい列車の旅を満喫しました(腰にちょっと・・・)。上記右の写真は北斗星車内で買ったシャワーセットです。もちろん使ってません。(マニアか!)

                                                        2004.9.12記