ホットマン E22 故障修理

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2013年12月。故障しました。

もうすぐ購入から10年になるので、まぁこんなものでしょう。

むしろ今まで故障しなかったので耐久性は高いんだと思います。

 

故障内容は、室内機の風が出たり出なかったり。

エラーコードが出る事もあります。E22、熱交サーミスタ異常です。

上写真赤矢印が熱交サーミスタです。

熱交換器の銅の配管に抱き合わせる様にして取り付けてあります。

銅の筒の中にケーブルが入っていっています。

取り外してみました。

抵抗値を測定してみると、常温で約50kohm、暖かい(60℃?)状態で一桁kohm。

これがオープンになったりします。サーミスタ素子の接触不良の様です。

抵抗値が下がったらFANが回るという制御に使っていると考えられます。

 

秋葉原の部品屋さんを探してみると、それらしい素子がありました。

NTCサーミスタ47kohm。5個\250です。

特性が同じかどうかはっきり分かりません。私は試していません。

コネクタはJST EH 2pin でしょうかね。

こちらのNTC50kohmのコネクタだけ付け替えてもいけそうに見えます。

 

ところで、先日エアコンが故障して買い換えたので、

故障エアコンが家の裏に放置してあります。

エアコンは家電屋さんに引き取ってもらうと数千円とられますが、

高級金属の塊なので産廃業者にしてみれば\5,000位の利益があがるそうです。

無料引取り業者が家の前を通った時に引き取ってもらえば、

ついでに利益にならない不用品も引き取ってもらえそうです。

そんなエアコンから熱交サーミスタを部品取りしてみました。

コンデンサ(ラジエター)の前についているハコの中に同じ様な部品が入っていました。

赤いチューブがついている方がエアコンから部品取りした熱交サーミスタ。

抵抗値を測ってみると常温で15kohm。特性が違う様です。

ホットマンに取り付けてみたらいきなりE22。抵抗値が低すぎる様です。

使えない事が分かったので、素子をほじくり出してみました。

 

とりあえす風が出ないでは寒いので、10kohmの抵抗を入れておきました。

これで安定して温風が出ます。

 

メーカーに補修部品が有るか、ホームページから問い合わせてみました。

大抵の場合、部品番号と在庫の有無を教えてもらって、

それを近所の家電屋さんから注文しろと言われます。

問い合わせたのが12/27(金)の深夜。

私自身の仕事納めの後だったので、回答は年明けを予想していました。

ところが何と翌日土曜日の朝に電話で回答がありました。予想外です。

更に熱交サーミスタ部品代\315、送料代引き手数料\735。

今この電話でそのまま注文すれば翌日には部品が届くと。

何から何まで何と良心的なのでしょう。

もちろん注文しました。

そして翌日。

部品名は KTM-45-F3、部品番号は 9900011017 です。

部品交換して修理完了。

 

追記。

2014年1月、このページを見た方からメールを頂きました。

E22で同じ症状なので同じく部品交換をしたいという相談でした。

メーカーの修理見積りは\15,000だそうです。

その方も私と同じく部品を取り寄せて自分で交換、無事修理完了だそうです。

ところがその僅か2日後、今度は室外機がE13、バーナサーミスタ異常で止まってしまったそうです。

メーカーの修理見積もりは、バーナサーミスタ交換で\12,000、基板交換の場合\20,000だそうです。

近所の大型家電屋さんでバーナサーミスタ\1,155を注文、自分で交換、無事修理完了だそうです。

交換作業は簡単だったとの事です。参考になります。ありがとうございました。

 

 

 

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