AIR-SS
written BY神名
バイト万歳!?其2
往人は今回も悩んでいた
「・・・・・金」
「う〜む」
・・・ちなみに隣でも悩んでいた
「・・・なんでここにいるんだ?」
「う〜む」
・・・・をい
「観鈴、こいつを家にいれたのはだれだ!?」
「えっ?往人さんだよ?」
「・・・・・」
記憶になかった
「・・・とりあえず、こいつとかかわるとロクなことがない、さらばだっ!」
ダダダダダダっ!
がしっ!
「まてやコラっ!」
だれかが俺の肩をつかむ
「逃げるとはいい度胸だな」
「・・・・・」
いつぞやの侍だった
「・・・・いったいお前らはなんなんだ!?」
「そんなことはどうでもいいことだ」
かなりどうでもよくなかった
「なにかいったか?」
カチャ
「・・・・いえ、なんでも」
「そうか」
キン
「・・・なんで刀なんて持ち歩いてるんだ?」
「あの方を守るためだ」
そういってさっきから唸ってるやつを指した
「安心しろ、殺しは禁じられてる」
「十分法律で禁じられてるわっ!」
「そうなのか?」
「・・・一体いつの時代の人だ?」
「・・・・その事についてはあとで話そう」
「ああ、わかった」
「すまんな」
「・・・なあ、話は変わるが」
「なんだ?」
「なんでこの家にいるんだ?」
「ああ、そのことか」
「そのことならうちが説明したろか?」
かなり殺意のこもった声だ
「そもそも誰のせいやとおもうとるんや!」
「・・・むかいの河原崎家のせいか?」
「ちゃうわっ!なんでやねん!」
たしかに・・・なんでだ?
「じゃあ・・・観鈴か?」
「ア・ン・タのせいやーー!!!」
・・・記憶になかった
「あんたがこいつらから借金してるからや!」
「なにぃ!払ってくれてないのか!?」
「なんでうちが払わなあかんねん!」
正論だった
「で、金もらうまでここで待ってたというわけか・・・」
だから観鈴のやつは俺が家にいれたと思ってるのか
「まあ、そういうわけだから、払ってもらおうか?」
「嫌です」
「キャラが違うぞ」
「そんなこというひと、嫌いです」
「それも違う」
「が、がぉ」
「それ、わたし」
「うぐぅ」
「・・・・・」
カチャ
「・・・冗談だ」
キン
「なにか払えない理由でもあるのか?浩之よ」
「・・・・往人です」
だれだよ浩之って
「直球で言おう、今一円もないんだ」
「ふぅ・・・やはりな」
「だから・・・見逃して♪」
「だめだ」
「じゃあ、どうしたらいいんだ?」
「そうだな・・・」
しばらく考えてから
「体で払ってもらおうか」
「・・・・・・・・・・・・・・は?」
白く〜途切れた〜♪
夢の〜切れ端を〜つかまえて〜♪
少年は〜走る〜♪
「・・・・・・・・・・・・・・はっ!」
あまりの衝撃におもわずエンディングまでとんでしまった
全部聴いてたらとんでもないことになったな
「おまえ・・なにか勘違いしてないか?」
「ふはは・・・俺の人生おしまいだ・・・」
「・・・ったく、しょうがないな、つまりは働けってことだ」
「そ、そうか・・・」
おれはてっきり・・・
「で、なにをすればいいんだ?」
「そうだな・・・」
本日の収入 0円
ふぅ・・・やっぱりこっちは一回しかやってないからなぁ・・・
?「もっとやらなくてはだめではないかっ!」
か、かしちゃったんだよ〜(泣
?「まったく!しょうがないやつじゃのう」
うぐぅ、音楽がないとやる気が起きないんだよぉ〜えぐえぐ(泣き泣き
?「まったく・・・」
とゆーわけで、こっちの進みは少し遅いです(ぺこぺこ
2001年1月15日
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