最新の「おやじの銀英道・本編」 |
第90話 鳴動 |
ハイネセンで合同慰霊祭が開催されます。しかし規模が20万人とでかい(^^;)。総督のロイエンタールは念のため警備兵2万人を配置。で当日、暴動が勃発。どうも何者かが市民をけしかけた感があります。やむなく武力で鎮圧せざるを得ない状況に、、、。いずれにせよ軍が市民に対し銃を向けてはダメですな。結局市民4840名、兵118名が死亡(ToT)。この事態をどう収拾するか苦慮するロイエンタール「民衆を弾圧するのは犬の仕事だ」。さらに「平和の世の武人など、鎖につながれた番犬にすぎぬ。そして俺は平和の無為に堪えられそうもない」これは危ない思考ですな(^o^;)。ところ変わってイゼルローン。ユリアンとカリンの前にシェーンンコップ「ご機嫌いかがかな?クロイツェル伍長?」カリン「たった今悪くなりました」シェーンンコップ「無理しなさんな、俺に会えてうれしいくせに」ユリアン曰く「役者が違う」(^^;)。おっといきなり地球教の輩。ド・ビリエが何やら良からぬことを考えています。権力をラインハルトに集中させ、やがて暴君に成らしめる。その後地球教が救世主として君臨するシナリオ。そのためにまずロイエンタールを反逆の道に追い込むという(^o^;)。うーむ、すんなりいくとは考えられんけど、ロイエンタールもラインハルトも戦いを求める武人やからなあ(^^;)。 |
第89話 夏の終わりのバラ |
式典で戦没者を参るラインハルト(^^o)。そこへひとりの兵士がラインハルトに襲いかかる!しかし護衛の兵に簡単に取り押さえられます(^o^;)。彼は言います「金髪の小僧!ヴェスターラントを忘れたか!」おお、あの核兵器で惑星ごと破壊し200万人が死んだ事件ですな。彼の妻と子があそこで死んだそうです。しかしあれはオーベルシュタインが仕組んだ策略で、ラインハルトは黙認しただけ。それでもラインハルトは責任を感じて相当なショックを受けます。ケスラー「なんということか、あのカイザーが肩を落としておられる」その夜ひとりでワインを飲むラインハルト。ヒルダの前で「余は愚劣な人殺しだ、、、」ヒルダの慰めの声も届かぬ様子。帰ろうとするヒルダに「帰らないでほしい、ここにいてくれ。今夜は余をひとりにしないでほしい」あれまあ、よほど精神的に参ってますなあ(^^;)。で翌朝、、、おおベットの中のふたり!えっつまりそういうことなの(^o^;)?ラインハルトをベットに残して恥ずかしそうに帰宅するヒルダ。マリーンドルフ家も朝帰りの娘を迎えて大慌て。しかし父はすべて理解しており「夕べは陛下と一緒だったのだね?」と鋭い指摘。動揺するヒルダ。そこへなんと、、、ラインハルトがやってきます。ヒルダ宅の玄関前に、大きなバラの花束を持って立ってます(^^;)。一夜を過ごした娘をこのままほったらかしにはできず、責任を取るという(^^;)。なんとも一直線!ラインハルト「マリーンドルフ伯、お宅の令嬢を余の后として迎えたいのだ。結婚の許可を頂けるだろうか?」って突然言われてもねえ(^o^;)。ヒルダは気が動転して逢いたくないというし、、、とりあえずこの場は丁重に帰ってもらいます。ラインハルトとヒルダか、、、まあここまで一切恋愛めいたものがなかったラインハルトに、ようやくめぐってきたロマンス。しかし夢がないなあ、、、(^o^;)。同盟君主の娘と結ばれる、なんてのが物語的には面白いけどなあ(^^o)。 |
第88話 辺境にて |
イゼルローン共和政府を樹立したものの、孤児と未亡人による連合政府と民衆から嘲笑されてるようです(^^;)。まあしゃーないね。いまやイゼルローンは辺境と言って良い存在。しかも人類の辺境です。カリンがユリアンに語ります「ヤン・ウェンリーというひとは宇宙の半分を支えていたんだわ。軍事的にも政治的にも、そして思想的にもね」まさにそうでしょう。そこへ酔った兵士がやってきて「つけあがるんじゃない!」といちゃもんをつけます(^o^;)。散々愚痴を黙って聞いているユリアンにカリンが苛立ちます「どうして黙っているの!」しかしヤンが地球教徒に暗殺されたことを兵士が愚痴るとユリアン「暗殺された者が戦死した者より劣るというのか!」とキレます(^^;)。そこはポプランが中に入って抑えます。おっシェーンコップがヤンとユリアンの関係を考察してます「歴史はどう語るか、ユリアンはヤンの弟子だった、あるいはヤンはユリアンの師だった、、、さてどうちらになるやら」んーまさにどう評価されるかはわからん。多くの人は過去の結果が未来を決定すると思いがちやけど、結局未来が過去の評価をすべて決めてしまうというわけですな(^^o)。この時期ユリアンは軍事の合間にヤンの記憶をまとめる作業に没頭。これは孤独な作業ではなく、死者と語り合う崇高な時間でもあったみたい。フレデリカもヤンの写真に語ります「私が革命政府主席の座に就き、ユリアンが軍指令官に就き、あなた自身は共和制の守護神として、、、あなたのせいよヤン・ウェンリー。責任を自覚なさったら、さっさと生き返ってらっしゃい」うるうる(ToT)。フレデリカ自身はヤンの最後の言葉は聞いていないけど、「ごめん」であることを確信してるという。またうるうる(T^T)。おっボリス・コーネフがハイネセンより情報。トリューニヒトがノイエラント高等参事官で赴任してきたことです(^^;)。あきれ返るイゼルローン一行(^o^;)。 |
第87話 嵐の予感 |
フェザーンへ着任したラインハルトは、好敵手ヤンを失った喪失感を埋めるように政務に精を出してます(ToT)。軍事だけでなく政治の面でもその才能を発揮するが、普通の24歳の青年としての常識はかなり欠けているようですな(^^;)。おっ嵐の中、ミッターマイヤーが帝都防衛案をラインハルトへ提出してます。その際にラインハルト「早いものだ、あれから5年か」5年前の回想録です。ミッターマイヤーが不当に逮捕拘禁されいるのを見かねて、ロイエンタールがラインハルトへ助けを求めにやってきたことです。その日も嵐(^o^;)。この日はラインハルトがキルヒアイス以外の人間に初めて野望を語った日でもある。それだけロイエンタールのことを信頼に値する人間だと見定めたわけですな(^^o)。ミッターマイヤーはフレーゲルらに危うく殺されかけましたが、間一髪のところラインハルトらに助けられました。それ以来4人の信頼関係はゆるぎないものでした。ハイネセンへ赴任したロイエンタールは政治家としても非凡なる才能を見せます。利権にまみれた政治家や汚職官僚どもを一気に600人も逮捕(^o^;)。民衆の喝采を浴びました。そんなとこへトリューニヒトが高等参事官としてやってきました(^^;)。ビュコックが死にヤンが死に、この男が生きている。ロイエンタールはこの男に何やら危険な匂いを感じたとったようです。おっミッターマイヤーが1年ぶりに愛妻エヴァと再会(^o^)。その足でラインハルトと会見するミッターマイヤー夫妻。ラインハルトも普段にはない気さくな調子で会話を楽しんでいます。そう、早くラインハルトも結婚すればいいものを、、、お妃候補はいくらもいるやろうに(^^;)。しかしこれまでラインハルトにロマンスめいたものは一切ないなあ(^o^;)。 |
第86話 八月の新政府 |
ラインハルトの発した遷都令がイゼルローンにも伝わります。もう全宇宙はランハルトのもので、その中心がフェザーンというわけですな(^o^;)。ユリアンたちは今後の展望を模索します。そしてラインハルトがどんな行動にでるのか?おっ見事な洞察力で未来を予想するユリアンは、まさにヤンの意思を継承してますな。キャゼルヌも誉めてます(^^o)。さあイゼルローンから離脱者が100万人!出ていきました(^^;)。その結果イゼルローンの人口は94万人に。一方ハイネセンへノイエラント総督として赴任したロイエンタール。艦艇3万5千隻、将兵522万人という帝国第二位の軍事力を抱え、軍務と政務を精力的にこなしてます。そこへ先の離脱者たちがやってきます。もう一度祖国へ戻りたいというわけですな。ロイエンタールは寛大に受け入れます。さらにトリューニヒトも例のラインハルトの予想外の人事でやってきました(^o^;)。そのハイネセンへ降り立った離脱者の中にボリス・コーネフらがいます。街を歩いていると地球教の大司教らに遭遇。なぜ地球教の大幹部がこんなところに?後をつけてみると、トリューニヒトの邸宅に入っていきました。あまりに胡散臭い連中たちです(^^;)。おっとユリアンがヤンの亡霊と話しています。やっぱり大きな存在やったんやね(ToT)。さあフレデリカが全宇宙へ向けて宣言します「ここに宣言します。イゼルローン共和政府の樹立を!」帝国との人口比は400億対94万、、、もうほとんど比べようもない少数派ですが、いまだ民主共和政の芽は絶えていません。ヤンの意思を受け継ぐわけですな(^^o)。 |
第85話 遷都令 |
ん?ロイエンタールの子を産んだエルフリーデが、子供とともに行方不明らしい(^^;)。何か事件に巻き込まれたか?ラインハルトがようやくフェザーンに帰ってきました。オーベルシュタインらが出迎えます。その席でさっそく先日のテロ事件の犯人逮捕の報告。内国安全保障局が活躍したらしく、局長のラングはその功績により内務省次官に昇格(^o^;)。さらに報奨金10万帝国マルクが授与。しかしラングはその報奨金を丸ごと福祉局に寄付。みなは点数稼ぎの偽善だと罵ります(^^;)。しかし彼は給料の一部まで寄付していたらしく、彼の死後にそのことが判明!本当は優しいおじさんやったんや(T^T)。そしてシルバーベルヒ、ファーレンハイト、シュタインメッツの国葬が行われます。ん、隠れ屋で密会するルビンスキーとラング。さっきの寄付の話がとたんに信じられなくなりますなあ(^o^;)。エルフリーデを囲っているのはルビンスキー!このことでロイエンタールを落とし入れるつもりらしい。それにラングを利用するのか?おっと事件発生。ボルテックが逮捕拘禁れたあげく毒殺されます。すべてラングの仕業。というかルビンスキーの悪知恵(^^;)。このことでラングは後戻りできなくなりました。さあラインハルトが正式に遷都令。これでフェザーンが銀河の中心になりました。その準備に追われる中、なんとトリューニヒトが官職を求めてラインハルトに請願書を送ってきました。ラインハルトは冗談のつもりでノイエラント総督府高等参事官の任を提示。もといた国におずおずと帰れるはずもない、、、と思ったらそれを承諾するトリューニヒト(^o^;)!ラインハルトはあの男の羞恥心の質と量を誤解していましたわ。 |
第84話 失意の凱旋 |
ヤンが死んでからポプランは部屋にこもって酒浸りです(T^T)。アッテンボローが正式にユリアンがヤンの後継者になったことを告げ、ようやく目を覚まします。6月8日イゼルローンから全宇宙へ向けてヤンの死が公表され、葬儀も行われました。ラインハルトのもとへもその情報が届きます。ヒルダが報告すると「フロイライン!あなたから凶報を聞いたことは幾度もあったが今回のは極めつけだ。それほど世を失望させる権利があなたにあるのか!」そんな無茶言ってもしゃーない(^^;)、、、。とにかく落ち込むラインハルト。他の将帥も一様に驚きます。やはり帝国軍にとってヤンという偉大な敵は無くてはならない存在だったようです。ロイエンタールとミッターマイヤーがビールを飲みながら久々に話し込んでます。ヤンの死、その後の平和への展望から、ロイエンタールの子供の話まで。じっくり話し込んだのはロイエンタールがもうすぐハイネセンへ赴任するためや。別れ際に握手する二人。これが最後の握手になろうとは二人とも想像すらしてへんやろな(^o^;)、、、。ラインハルトの名代としてミュラーが弔問のためイゼルローンへやってきました。ミュラーはヤンが生前時に会っているだけに、感慨深げです。遺体の前で敬礼。そしてユリアンとお茶を飲みながら会談。別れ際にユリアンが「次に会うときは戦場ですね」18歳のユリアン、ミュラーに負けず劣らずしっかりした信念を持っていますな。帝国軍は正式に撤退を始めます。ロイエンタールはノイエラント総督としてハイネセンへ旅立つ「マインカイザーよ、あなたは私に過分の地位と権力を与えてくださったが、何を望んでおられるのか、、、」意味深な発言ですなあ(^o^;)。 |
第83話 祭りの後 |
血まみれで座り込んでいるヤンの前に、ようやくユリアンがたどり着きました「ヤン提督!」すでに死んでいるとわかると震え上がります(ToT)。「肝心なときにお役にたてなかった、、、」と自分を責めます。そこへ帝国兵!ユリアンはヤンの仇とばかりに全員を惨殺(^^;)。マシュンゴがなんとかユリアンを抑えます。ヤンの遺体はブルームハルトを看取ったシェーンコップの前に運ばれます。シェーンコップ「おい、、、よせよここは演芸学校の練習場じゃない!」皆ヤンの死を受け入れたくないのです。しかしこれは事実、、、(T^T)。そしてヤン暗殺の連中は帝国ではなく、地球教でした!これは大きな落とし穴やった。結局ヤン、パトリオット、ブルームハルトを失った同盟軍。シェーンコップ「問題はこれからだ、、、」そう誰がヤンの代わりをするか(^^;)。さあユリアンがヤンの死を告げるためフレデリカのもとへ。しかしフレデリカはユリアンの様子を見ただけで「あの人が死んだのね」さすが感のするどい人です。泣き崩れるフレデリカ、、、可愛そう(ToT)。しかし現場はいつまでも悲しみに浸っていられません。ロムスキーの後に政治的指導者としてフレデリカを、ヤンの後継者としてユリアンを立てることに(^o^;)。フレデリカは納得したものの、ユリアンは悩んでます。フレデリカに相談すると「ヤン・ウェンリーの真似をすることはないわ。歴史上にヤン・ウェンリーがただ一人であるように、ユリアン・ミンツもただ一人しかいないのだから」これでユリアンも決心がつきました。厳しい運命を背負う二人です。しかし本音を言うと、、、フレデリカ「民主主義なんか滅びてもいいの。全宇宙が原子に還元したって構わない。あの人が私の傍らで本を読んでいてくれたら!」嗚咽のフレデリカ(T^T)、、、悲しすぎる。ヤンの後継者がユリアンだと正式に発表されると、イゼルローン内が大騒動(^^;)。もともとヤン個人の信奉者が多かったので、当然離脱者が続出です。そしてムライがユリアンのもとへやってきます。「不平分子を連れてイゼルローンを出る」と申し出ます。損な役目ですがさすが年の功。エルファシル革命政府の連中も皆ムライへついていきます。しかしこれで危ない連中は一掃できましたな(^^;)。さあこれからどうなるやら。 |
第82話 魔術師還らず |
嫌なタイトルです、、、(T^T)。ラインハルトからの会談申し出をいろいろと検討する同盟の面々。しかし断る理由は何1つない(^^;)。帝国内ではいきなりの停戦と会談に、疑問の声が出ています。当の本人ラインハルトはヒルダに対し「キルヒアイスが諌めにきたのだ」うう、またも死者としか心を交わさないラインハルト(ToT)。さあヤンが会談へ出発します。同行するのはパトリオット少将、ブルームハルト中佐、スール少佐。ユリアンを選ばなかったのが悔やまれますなあ(T-T)。そのころイゼルローンへボリス・コーネフからある情報がもたらされる。アンドリューフォークがヤン暗殺を企んでいると!すぐに後を追うことになったユリアンたち。おっとその情報通りにフォークの船がヤンの前にやってきました。しかしさらに後ろにいた帝国軍の船がフォークを船ごと撃破(^^;)!そして入電「テロリストは処分しました。我々がカイザーのもとへ案内します」と接舷許可を求めてきました。睡眠剤を飲んで寝ぼけ眼のヤンは、その判断をロムスキーに任せます。なんか怪しいなあと思いましたが、あっけなく許可するロムスキー。そして出迎えは銃、、、。帝国兵はヤンの出迎えがないことで苛立ち、いきなりロムスキーを殺害(ToT)。やはりヤン暗殺が目的でした。ヤンの苦手な白兵戦です(^^;)。パトリチェフらが守りますが、数が違う!これはやばい!おお護衛の3人とも撃たれます。そしてヤンをドアの奥へおいやったパトリチェフがめった撃ちにあい死亡(T^T)。さあようやくユリアンらが追いつきました。すぐにヤンの船へ乗り込みます。間に合うのか?そんな思いも知らず、ヤンはとぼとぼ歩きながら「どこが安全かな?」おいおいのん気な場合やないで!そこへ帝国兵が1人現れます。「、、、ヤン提督!」と言って発砲。弾はヤンの左足太ももを貫通!瞬間的にヤンは「動脈瘤を撃ちぬかれたな、、、」もの凄い出血(ToT)。少し歩くものの、ついにはへたり込んでしまいます。おお、さらに血は流れ出てもう止められません、、、ヤン「我ながら情けない、、、ミラクル・ヤンが血まみれヤンになってしまった、、、ゴメン、、フレデリカ、、、ゴメン、、ユリアン、、、ゴメン、、、みんな、、、」あーヤン・ウェンリー33歳で戦死です(ToT)。主人公が死ぬとは、この物語はとんでもなく奥が深い!原作者は只者ではない! |
第81話 回廊の戦い(後編) |
イゼルローンへ帰還したヤン艦隊は疲労の極致(ToT)。しかし兵たちの士気は衰えていません。このまま長引いても勝ち目はなく、先手を打って相手を圧倒するしかない。さあ戦闘再開です。なんとかラインハルトを狙うもその前にはミュラー艦隊が立ちはだかります。ヤン「ラインハルト・フォン・ローエングラムという1個人に対する忠誠心のために命を捨てても戦おうというわけか、、、つまり人は人に従うのであって、制度や理念に従うものではないということか」本来そうあってはならないとわかっているものの、現実は受け止めねばなりません(^^;)。各地で局地的な戦闘が繰り返され、ヤン艦隊が少し押しています。その最中、帝国軍に衝撃の報。ミッターマイヤー戦死!?それを聞いたラインハルトは目を大きく見開いき、ロイエンタールは「な!、、、」と絶句。しかしその後ミッターマイヤー自身から無事との報がもたらされ一安心(^o^;)。この1件でラインハルトは決意する。絶対的に有利な数の力で圧倒すると!さあ帝国軍の猛反撃。ヤンが1番恐れていた作戦です。ミュラー、アイゼナッハ、ミッターマイヤーの残存部隊、そしてビッテンフェルトと立て続けの攻撃に、ヤン艦隊は大きな打撃を受けます。とくに艦隊運用を任せていたフィッシャーの死は痛い(T^T)。ヤン艦隊は片足を失ったといっていいでしょう。それでもなんとか持ちこたえたヤン艦隊、ところが急に帝国軍の攻撃が止まりました。このとき帝国軍が攻撃を続けていたら、間違いなくヤン艦隊は宇宙から消滅してました。なぜか?それはラインハルトの発病(T-T)。そして両軍が撤退するころにラインハルトから通信文がヤンに送られます。読み上げるユリアン「彼は停戦と会談を求めています!」おー和平への道が開けたのか?しかしその前に兵士たちには何より睡眠が必要(^o^;)。停戦とわかるとみなその場に倒れ眠りこみます。しゃーないね。しかし気になるのはラインハルトの病気。何なのかね? |
第80話 回廊の戦い(中編) |
ラインハルトのもとにビッテンフェルトたちがヤン艦隊と戦闘状態へ入った報が届きます(^^o)。怒るラインハルト(^^;)。大きな犠牲を払った帝国軍が撤退した後、ヤンたちもイゼルローンへ一時帰ります。おっビッテンフェルトがラインハルトの前で報告です。初めて上級大将が死んだことで皆静まり返ってます。しかしビッテンフェルトにお咎めはなく、逆に落ち込むビッテンフェルトに「兄の力を余に貸せ」それを聞いたロイエンタール「勝利か死かですか?マイン・カイザー」ラインハルト「違うな、勝利かより完全な勝利だ」言いますなあ(^^o)。そしてロイエンタールがヤン艦隊討伐の作戦をたてます。ラインハルトもミッターマイヤーも認める完璧な作戦です。さあ帝国軍の出撃。ヤンたちが設置した500万個の機雷をゼッフル粒子で排除すると、開いた5箇所の穴から同時に回廊内へ侵入。ヤン艦隊にそのすべてを防ぐことはできません(ToT)。しかもその5箇所はすべて陽動作戦!中央から大本営が突っ込んできます。しかしそれを待っていた同盟のマリノ准将部隊。一気にラインハルトに迫ります。その最中シュタインメッツが戦死!これで2人目の上級大将犠牲者です。思いもよらぬ苦戦の帝国軍。そこでブリュンヒルトが一時引きます、、、ヤンをおびき出すために(^^;)。あえてそれに乗って猛突進するヤン艦隊。おお、このままヤンがラインハルトを撃ち負かすのか?あとわずかというところで、ラインハルトが抜群の閃きでヤン艦隊へピンポイント攻撃!激しい戦闘に、已む無く両軍が一時撤退。んー両軍さすがにやりますなあ(^^o)。 |
第79話 回廊の戦い(前編) |
アッテンボローからの無礼な返信に怒るビッテンフェルト(^o^;)。さらにメルカッツからも返信が届きます。カイザーへ降伏するという内容。これはあきらかな罠ですな。ファーレンハイトと協議するビッテンフェルト。そのころメックリンガー艦隊が回廊へと進入してきます。すると、、、なんと2万隻の同盟艦隊が待ち受けていました(^^;)。メックリンガー艦隊は1万5千隻で数では不利。それより、この時期にこの場所へ2万隻を投入するからには、同盟軍の総勢は5万隻を超えているだろう、、、とメックリンガーは勝手に推測し、一時撤退します。しかし実際には要塞から全軍が出撃し、後方のメックリンガー艦隊をけん制しただけ(^o^;)。その後反転して前方のビッテンフェルト、ファーレンハイト両艦隊に立ち向かう作戦。スリリングな賭けですな(^^;)。さあ前方のビッテンフェルトと対峙したヤン艦隊。まず5千隻のアッテンボロー艦隊がおとりとして出てきました。ヤンとしては狭い回廊内に誘い込むしか勝機はありません(^^o)。それに引っかかるビッテンフェルト(^o^;)。シュワルツランツェンレイターは大打撃を受けます。ファーレンハイト艦隊もビッテンフェルトを助けるため、やむなく狭い回廊に入ります。それもまたヤンの作戦。さらに狭くなった回廊で身動きができない帝国軍をピンポイントで猛攻撃!一時的に反撃を許すもフィッシャーの見事な艦隊運動で回避。そして戦闘艇による空戦です。カリンの初陣にポプラン「いいか、生き残る秘訣は世の中を甘くみることだ」楽観主義は多方面でプラスに働きますな(^^o)。さあ帝国軍は壊滅状態。そんな中ファーレンハイトの艦が被弾、爆発寸前です。彼自身も瀕死の状態。そこへ少年兵がやってきて「閣下!何か形見をください。命にかえても皇帝陛下に届けます!」ファーレンハイト「、、、わかった。形見をやろう。それはお前の命だ。生きてカイザーにお目にかかれ!」そしてファーレンハイト戦死(ToT)。ラインハルトが到着前に、大変な被害を出してしまった帝国軍です。 |
第78話 春の嵐 |
アッテンボローが下手な小説書いてます(^^o)。どうやら退役したら小説家になりたいみたいやね。そこへビッテンフェルトから通信が届きます。例の口調で降伏勧告を言い渡します。本当にやるとは、ファーレンハイトもびっくりですな(^^;)。ヤンがいろいろと作戦を考えてます。そしてユリアンへその教えを説きます。いやヤン哲学といってもいいでしょうな。そのユリアンが通路でカリンとかち合わせ。ユリアン「シェーンコップ中将は良い人だよ」カリン「女なら誰でもいい人ですから」ユリアン「一方的だね!君の母さんは男から見て誰でもいいという程度の女性だったのかい?」あーあー売り言葉に買い言葉やね(^o^;)。カリン「そんなこと言われる筋合いはないわ!」ほら、こーなるでしょう、、、(ToT)。その夜、ユリアンは寝付かれずについつい大声を出してウップンをはらします。寝ていたヤンが酒を持ってユリアンのもとへ。そして夜明けまで語り合う二人。ヤン「カイザーは歴史上最高級も専制君主であることは間違いない。そこで矛盾に直面する。つまり人民の大多数が専制政治を肯定し受容した時、人民主権を唱える我々は人民の敵になるということだ」んーまさにそのとおりですな(^o^;)。おっ地球教のド・ヴィリエがフォーク准将を洗脳してます。「ヤンウェンリーを殺せ!」なんとまあヤン暗殺を計画しているとは!そう簡単にいくかね?ようやくビッテンフェルトの降伏勧告への返事ができました。内容は、、、ことごとくビッテンフェルトをバカにしたもので、まさに火に油を注ぐもの(^^;)。ヤンもここは一戦交える覚悟です。さあどうなる? |
第77話 風は回廊へ |
ラインハルトがイゼルローン奪取のためにハイネセンを出発します。各艦隊が途中で集結して大艦隊へと発展していくわけですな(^o^)。しかしそんな中、フェザーンで大事件が起こります。その日はワーレンとルッツの歓送迎会が開かれていました。オーベルシュタインやシルバーベルヒをはじめ、軍の幹部も多数出席するイベントです。ワーレンは義手の具合が悪く、開始時間に遅れます。それが幸いしました、、、式典に設置された大型ディスプレーが突然大爆発(ToT)!多くの死傷者が出て軍幹部からシルバーベルヒが死亡。オーベルシュタインやルッツも負傷しますが、遅れて到着したワーレンは無傷でした(^^o)。一体誰の仕業なのか?でも怪我をしたルッツは入院先の病院で思わぬ出会いに。看護婦であり将来の伴侶となるクララと出会います(^o^)。人生どこでどうなるかわかりませんな(^^;)。ん?ハイネセンのとある病院で失火。焼け跡からは多くの遺体が発見。その中にアンドリュー・フォークの名がありました。あの精神的にちょっと異常な人物やね(^o^;)。なんか胡散臭いぞ、、、。結局フェザーンのテロはルビンスキーの仕業と判明。この男と地球教は要注意ですな。さあ、ヤン攻撃の先陣はビッテンフェルトのシュワルツ・ランツェンレイターとファーレンハイト艦隊です。これは強敵(^^;)。ラインハルトの到着まで待てないビッテンフェルトはイライラしてます。それを静めるためファーレンハイトが提案「ヤンへ降伏勧告をしてみてはどうか?」半分ジョークのつもりが、真に受けたビッテンフェルトが「なるほど」と実行に移します(^o^;)。これがどんな結果を生むのか? |
第76話 祭りの前 |
おっメックリンガー、ワーレン、ケスラーの3人が何やら話しこんでます(^^o)。どうやらメックリンガーがオーディンを離れイゼルローンへ向かうらしい。別れを惜しんで話してるわけですな。ますますオーディンの武力が手薄になり、アンネローゼのことを心配する3人。というのも、このままラインハルトが死ねば、ラインハルト王朝を受け継ぐのはアンネローゼしかいないわけやからなあ(^^;)。ラインハルトが王妃を迎え、世継ぎが生まれれば問題ないわけやけどね。そのころラインハルトのもとで深夜に一大事!各地で大爆発が起こってます(ToT)。寝ていたラインハルトに衛兵が急いで避難するよう呼びかけます。しかしラインハルト「エミール。着替えを手伝ってくれ」あせる衛兵「陛下!」ラインハルト「皇帝が寝巻きで逃げ出したとあれば、同盟人の笑い話に供されるだろう」どんな時も冷静ですな(^^o)。この大惨事は高山開発用に民間に払い下げたゼッフル粒子発生装置が誤動作したもので、死者行方不明者5500名、焼失面積1800平方メートル以上という甚大な被害(T^T)。しかしながらロイエンタール、ミッターマイヤーが即時冷静に対応したため、それだけの被害で収まったと言うべきもの。その後、例のロイエンタールに対する処分が、諸提督が見守る中発表されます。ラインハルト「ロイエンタール元帥、兄の統帥本部総長の任を解く」一同が静まり返ります、やはり厳しい処分が下ったと(^^;)。しかし「代わって兄に命じる、我が帝国のノイエラントの総督として惑星ハイネセンへ駐留し、同盟領全域の政治および軍事をことごとく召還せよ」おお!これはいわば栄転ですな(^o^)。この結果ロイエンタールは、艦艇35800隻、将兵522万人というラインハルトに次ぐ第二の強大な武力集団を持つ身となりました。さらにシュタインメッツ、ワーレンらの人事が発表された後にラインハルト「ただし!イゼルローンにあるヤンウェンリー一党を屈服させた後に発行されるものである。ここに宣言する。余はヤンウェンリーを余の前に膝まづかせぬかぎり、オーディンはおろかフェザーンにも帰らぬことを!」ついにヤンを本気で落とすつもりらしい(^^;)。ヤンにもこの情報が入り、迎撃作戦立案に必死です。 |