おやじの銀英道!(^^o)
「銀河英雄伝説・本編
ライン

「銀河英雄伝説・本編/第31-45話」

最新の「おやじの銀英道・本編」


第45話
寒波到る
年が明けて新年を祝う帝国の将校たち。ラインハルトの「クロージット!」という乾杯の音頭で盛り上ります(^^o)。その席でラインハルトはミッターマイヤーとミュラーに、後の同盟との戦いの戦略構想を聞いてます。それにしても若い将校たちはちょっとあせり気味。なかなか武勲をたてる機会がないので、次の戦いが最後のチャンスとばかりに色めき立ってる様子(^o^;)。なかでもトゥルナイゼンはラインハルトに憧れているみたい。それを見てヒルダ「天才は模倣の対象にならないのに」ごもっとも(^^;)。おやっラインハルトがヒルダに悩みを相談?「いや、戦いには勝つ。だがその後私は敵が、、、戦うべき相手がいないということに耐えられるだろうかと、、、」これはラインハルトらしい深刻な悩みですなあ(^o^;)。さあフェザーン占領の報が同盟にも届きます。同盟軍は徹底交戦の構え。で、トニューニヒトはまたもどこかに潜伏です(^o^;)。こいつはいつも責任放棄でんな。おやまあ戦いの準備で同盟の将校たちがバタバタと倒れてます。年配者が多いだけに無理もない。臨時で就いたチュン・ウーチェンは作戦会議で「イゼルローンからヤンウェンリーを呼び戻しては?」と提案。無茶な!と思うも、理にかなった説得で皆を納得させます。ヤンには訓令として「責任は宇宙艦隊総司令部が取る。貴官の判断によって最善の行動をとられたし」つまり、、、冷静に状況を判断し、自主的にイゼルローンを放棄して助けに来いということですな(^o^;)。そうこうしてる間にミッターマイヤーが同盟領へ浸入してきました!さあどうなる?

第44話
フェザーン占領
帝国を出たミッターマイヤー艦隊。一部の将校以外は本当の作戦を知りません。しかし向かっている方向が違うことに疑問を抱く兵たち(^o^;)。そこでミッターマイヤーが全軍にマイクを向けます「我が艦隊の進行目標はイゼルローンにあらず、フェーザーン回廊である!」皆度肝を抜きます。ミッターマイヤー「フェザーンを占拠し同盟を撃ち、人類の戦いに終止符を打つのだ!」兵達が活気付きます(^^;)。フェザーンではルパートがルビンスキー相手に本性を見せます。ルパート「あなたの時代は終わった」と言うや銃を向けます、実の父親に(^o^;)。しかし親父のほうが上手、護衛を待機させてました(^^;)。ルパートはあえなく殺されます。ルビンスキーはその後、地下に潜伏。さあミッターマイヤー艦隊がフェザーンにやってきました。民衆は大パニックで、駐留しているユリアンも大あわて(^o^;)。ミッターマイヤーはすぐに主要箇所を抑えるよう命令、その際に「民間人の殺害、女性への暴行は即刻銃殺。帝国軍の名誉を汚す者には相応の報いをくれてやる!」まるでキルヒアイスみたいです。ユリアンは弁務官事務所で同盟軍のデータを消去します。その際、同盟の弁務官が逃げ遅れてユリアンと行動を共にすることに(^^;)。お荷物にならなきゃいいけど。ユリアンはフェザーンを抜け出してヤンのもとに行かねばなりません。おっと帝国軍で女性へ暴行を働いた兵の公開処刑です。民衆の目の前で銃殺!歓声が沸きあがります。さすがミッターマイヤーに二言はありません(^^o)。さあラインハルトがフェザーンへ到着しました。帝国軍がもの凄い歓声で歓迎してます。ジーク・マイン・カイザー!を連呼してます。まるで「ジーク・ジオン!」ですな(^o^;)。ミッターマイヤーがラインハルトへ駆け寄り「彼らは閣下のことをカイザーと呼んでいるのです。我が皇帝と」ラインハルト「気の早いことを、、、」さらりとかわすラインハルトがカッコイイぞ(^^o)!

第43話
ギャラルホルンは鳴った
さあロイエンタール艦隊がイゼルローン要塞を攻めます(^^o)。しかも正攻法で堂々と。さらに半包囲網を敷く作戦に出ると、やむなくアッテンボロー艦隊が出ることに(^^;)。しかしそれをルッツ艦隊が見逃さず、一気に突入してきます。双方入り乱れて、要塞から主砲が撃てません(^o^;)。苦戦のアッテンボローに援軍を送るヤン。するとロイエンタールもレンネンカンプ艦隊を投入。しかし、、、同盟軍の増援隊にヤンのヒューベリオンを確認。ロイエンタールが功をあせって「全艦突入!この機を逃すな!」前しか見ていません。その隙にローゼンリッターの強襲揚陸艦がロイエンタールの艦に襲来。ヤンの見事な作戦です「ロイエンタールは一流の将帥だ。あざむくにはこのような二流のトリックが有効なんだ」さあロイエンタールの艦内では白兵戦。シェ−ンコップが大活躍!強い(^^o)!そしてついにロイエンタールとガチンコ勝負。シェーンコップ「ロイエンタール提督!私はワルター・フォン・シェーンコップ。死ぬまでの間、覚えていてもらおう!」凄い気迫で戦う二人は互角です(^^;)。結局短時間では決着つかず、その場はお互いに引きます。ロイエンタール「とんだ茶番を演じてしまった。艦隊指令官が白兵戦をするとはな、、、」ロイエンタールは一旦全軍を引かせます。同盟軍も合わせて引きます。おや?ヤンの様子が変です。どうも良き話し相手ユリアンがいないことで、ストレスが溜まっているようやなあ(^^;)。ヤンはユリアンに自分の考えを話すことで、頭を整理してたみたいやね。改めてユリアンの存在の大きさを再確認したヤンです。おっとまたもロイエンタールの攻撃が再開。今度は500隻単位の小艦隊が、一撃離脱方式で際限なく攻めてきます(^^;)。砲台とトールハンマーで応戦するも、要塞の被害は拡大していきます。ロイエンタール艦隊もトールハンマーで相応の被害が出ています。するとまたも全軍を引き上げるロイエンタール。ベルゲングリュン参謀「閣下、ではいよいよ」ロイエンタール「あー大芝居の始まりだラグナロック作戦の開始ですな。ロイエンタールはいまだイゼルローン要塞を攻略できず、本国に増援を求めます。それを受けてラインハルトはミッタマイヤー艦隊にロイエンタールの援護を命じます。しかしこれは表向きで本当はフェザーンに向かっています(^o^;)。ヒルダ「始まりましたわね」ラインハルト「あー終わりの始まりだ」芝居がかったセリフのカッコイイこと(^^o)。

第42話
鎮魂曲への招待
ハイネセンからフェザーンへ向かうユリアン(^^o)。体内時計で早く目が覚めてしまうと「提督ちゃんと起きてるかな」とヤンの心配(^o^;)。離れてからその存在の大きさに気づいて、ヤンの人となりを考えるユリアン。エルファシルでのヤンの思い出を語るフレデリカの言葉を思い出します「こんな頼りなげで、とっぽい感じで、、、私が好きになってあげなきゃ誰も好きになってくれないだろうって」わかります(^^;)。さあフェザーンに着いたユリアン。やはりここは帝国領なんだとあらためて感じます。監視の目も厳しい。翌日ユリアンの歓迎会が開かれます。フェザーンの怪しいやつらがユリアンを取り囲んで「フェザーンには綺麗な女から惑星改造システムまで何でも揃ってますからな」おいおい幅広すぎるぞ(^o^;)!その場でユリアンはヤンからの忠告に従って訴えます「フェザーンが回廊自体を帝国に売り渡すという噂があります」と真意を伺います。しかし皆失笑して信じてくれません(^^;)。しかしその場にいるルパートは敏感に反応してユリアンをけん制。ヤンの秘蔵っ子がこの発言なら当然ヤンはフェザーン回廊を帝国が通過することを予測していると確信したルパート。帝国ではラインハルトがラグナロック作戦の人事を発表。イゼルローン方面の総司令官にロイエンタール。副司令官にレンネンカンプとルッツ。フェザ−ン方面の先陣はミッターマイヤー。第二陣はミュラー、第三陣はラインハルト自身が旗艦ブリュンヒルトで出陣(^^o)。ヒルダも中佐待遇で旗艦に乗り込みます。第四陣はシュタインメッツ、第五陣はワーレン。予備兵力はビッテンフェルトとファーレンハイト。そしてイゼルローンの後詰にはアイゼナッハ、オーディンに残留するのはケスラーとメックリンガー。そうそうたる顔ぶれやね(^o^)。そしてイゼルローン方面の情報だけわざと流します。それを受けて同盟も対応策を考えますが、あまりに楽観的(^^;)。イゼルローン要塞とヤンがいる限り大丈夫と安心しきってます。さあロイエンタール艦隊がイゼルローンへ向けて出撃「さて自由惑星同盟に奏でるレクイエムの第1章を、奏でにいくとするか、、、ファイエル!」3万6千隻の大艦隊を前にヤンがどう出る(^^o)?

第41話
作戦名、神々の黄昏
ラインハルトが同盟へ宣戦布告してから、市民の間では「1億人100万隻体制」の軍が必要だと入隊希望者が続出(^^;)。今度の戦争はかなり大規模なものになりそうです。ハイネセンへ到着したユリアンは、辞令を受け取るとすぐにビュコックに会いにいきます。ヤンからの手紙を直接渡すために。その手紙はまもなく始まる帝国の攻撃を作戦面で予想したものでした。帝国ではラインハルトが精鋭部隊を集めて宣言します「フェザーン回廊を迂回して同盟へなだれこむ」各面々は一瞬戸惑うも、なるほどと関心。協力するフェザーンのボルテックも出席、ビッテンフェルトやロイエンタールはフェザーンを信用できないと反論。しかしこの際ボルテックから回廊航行の件を了承させた事実さえあればよく、あとはどうとでもなること(^o^;)。もしフェザーン本国がこれを認めなくとも、本国の任で駐留している弁務官の了承済みだと航行すればよく、万一反対されれば実力行使するだけのこと(^^;)。で作戦として、まずおとりの部隊がイゼルローン回廊へ侵入、同盟軍をこちらに引きつけます。その間に本隊はフェザーン回廊を通過して一気に同盟領へ侵攻。そして「作戦名はラグナロック!」ミッターマイヤー「神々の、、、黄昏、、」諸提督たちは血が沸き立ってます(^o^;)。ビッテンフェルト「是非我が艦隊に先陣を賜りたい!」ミュラーも「我が艦隊にも雪辱の機会を!」男ってやつは、、、(^^;)。その一方で、オーベルシュタインが帝国内部の治安維持のため、元社会秩序維持局長ラングを呼びつけます。新たに内国安全保障局を発足。ラングはかなり悪辣なやり方で有名で、謹慎されていた身分。オーベルシュタインと色は合うものの、軍部はかなり嫌ってます(^o^;)。そしてラインハルトはついに皇帝エルウィン・ヨーゼフU世の帝位を剥奪。新たに生後8ヶ月の女子を新皇帝として即位させます(^^;)。まあこれは形だけのもので、実質はラインハルト王朝のままやね(^^o)。

第40話
ユリアンの旅、人類の旅
ユリアンがフェザーン駐留の辞令を受け取るため、ハイネセンへ向かっています(^^o)。その道中、過去から現在へ渡る人類の歴史を紐解きます。西暦2801年、アルデバラン系第二惑星テオリアを首都として人類は銀河連邦を成立宇宙暦元年と定める。今から800年後は宇宙を自由に行き来して多くの人類が別の惑星に住み着いてるわけか(^o^;)。今から800年前というと、西暦1200年前後。1192年いいくに作ろう鎌倉幕府の時代か(^^;)。古代から中世に変わるころですな。確かにそのころから現代を考えると、目覚しい発展をしてます。でも技術進歩はここ100年の間のものがほとんどで、これがこの先も続くかは疑問やな(^o^;)。宇宙を安全に自由に航行するには様々な技術革新が必要。人類にそれが可能か?それはさておき、、、宇宙海賊がはびこり、これを駆除する名目で、宇宙暦106年宇宙軍が結成されます。その後200年あまりは人類腐敗の時代が続きます。活力に乏しく享楽に明け暮れる沈滞期ですな(^^;)。そんな中、宇宙暦288年ルドルフが現れます。宇宙軍を指揮して苛烈なやり方で宇宙海賊を一掃。民衆からヒーローとして迎えられます。宇宙暦296年少将となった29歳の時、政界へ進出。国家革新同盟のリーダーに。やがて国民投票で国家元首に選出、さらに議会によって首相にも選出される。そして終身執政官を自称するようになり、宇宙暦310年ついに銀河帝国樹立を宣言し、自ら初代皇帝になります(^o^;)。宇宙暦を廃止して帝国暦元年ともします。独裁政権のはじまりですな。そして帝国暦5年、悪法の名も高い「劣悪遺伝子排除法」を発布。社会の弱者を抹殺するという、とんでもない法律を合法化(ToT)。帝国樹立当時は歓喜で迎えられたルドルフも、この法律によってかなり批判を浴びます。各地で反乱と鎮圧が起き、しばらく暗黒の恐怖政治が続きます。そんな中、アーレ・ハイネセンが中心となり帝国に反対する多くの民間人をつれて帝国領を脱出。氷の船800隻を作り上げて未知の宙域へ旅立ちます。その航程は苦難の連続(T^T)。ハイネセン自身は途中で病死。後を受け継いだものが年老いて視力を失った時、、、ようやく人類が居住できる惑星を発見!16万人の民間人が移り住みました。惑星の名をハイネセンと命名します。これが自由惑星同盟の始まりですな。おっとユリアンの船がその惑星ハイネセンへ到着です。この惑星で何が待ち受けているのか?

第39話
ひとつの旅立ち
同盟はついにエルウィン・ヨーゼフU世の亡命と帝国政党政府樹立を承認。トリューニヒトがマスコミに勝手なこと言ってます「我々にはイゼルローンがある!そしてヤンウェンリーがいる!」自分は相変わらず安全な場所に居て、好きなことぬかしてるなあ(^^;)。イゼルローンに最高評議会から移動命令が届きます。それはメルカッツをハイネセンへ迎えることと、ユリアンをフェザーンへ駐在させること(^o^;)。当然ユリアンは猛反発。しかしこれは軍の正式な命令、ヤンに諭されて渋々承諾のユリアン。これを機会にヤンがユリアンとじっくり語り合います。まずフェザーンの重要性を伝えます。もし帝国とフェザーンが手を組んで、フェザーン回廊を帝国軍が自由に航行できれば、イゼルローン要塞自体が無意味化してしまう。そしていろんな事柄をいろんな角度から見るように教えます「彼らの正義と私達の正義との差を目の当たりにすると、お前にとってマイナスにはならないよ。人が必ず死ぬように国家だって永遠不滅のものじゃない」さすがにいろんなこと考えてますな(^^o)。ユリアンのお供はマシュンゴに決定。彼なら大丈夫でしょう。そして皆に別れの挨拶をするユリアン。バクダッシュから忠告を受けます「情報には必ずベクトルがかかっている。つまり誘導や願望が付加されている。それを差し引けば本当の姿が見えてくる」好きになれんやつやけど、良い忠告です(^^o)。さあ壮行会が開かれてついにイゼルローンを旅立つユリアン。今度はいつヤンと会えるのか、、、。

第38話
矢は放たれた
フェザーンの商船で同盟へ亡命するランズベルクとシューマッハ。もちろん誘拐したやんちゃ坊主、もとい「皇帝」を連れて(^o^;)。よほど甘やかされて育ったんでしょう、好き勝手に暴れまくるガキ(^^;)。そのころフェザーンではルパートがドミニクの家にいます。おいおい親父の女といい関係にあるとは(^o^;)。ルパートがやり手なのか、それともドミニク?同盟では何やら大ニュースがあるらしい。全国民が放送を見るようにとのこと。何かと思えばトリューニヒト(^^;)。しかしいつもの演説とは何やら違います。それもそのはず、帝国から皇帝が亡命してきたことを大々的に発表!ラインハルトのことを悪の権化と罵ります(^o^;)。さらに亡命政権樹立も宣言(^^;)。レムシャイド伯がその代表者に。もうこら全面戦争しかない。とくにラインハルトのくだりがいけません(^^;)。彼を怒らせてはもう逃げられません。しかしトリューニヒトも勇気あるというか、何というか、、、今まで不思議なほど生命力があって、いかなる困難も生き延びてきたけど、今回はどうかな(^^;)?この放送を聞いたイゼルローンの面々は複雑。皇帝のゴールデンバーム家を守るために、なんで帝国と戦うんや?とね。そんなみんなとは違ってヤンは「ローエングラム公とフェザーンが手を組んだのでは?」とするどい推察。その後ラインハルトが全宇宙へ向けて宣言「誤った選択は正しい懲罰によってこそ矯正されるべきである!」ようするに宣戦布告ですな(^o^;)。あちゃー同盟にまともに戦える戦力があるんかね?

第37話
幼帝誘拐
ラインハルトが宰相になってから、ノイエサンスーシへの経費が大幅に削減されてます(^^o)。貴族たちが湯水のごとく使っていた無駄な国費を節約したわけやね。警備費も節約され護衛兵の数も減っています。これは皇帝誘拐を企むランズベルクとシューマッハにとっては好都合(^^;)。ランズベルクは先祖代々伝承された秘密の通路も知っており、それを通ればノイエサンスーシ内部への侵入は可能だという。手薄になった護衛兵はフェザーンの陽動工作で注意を引き、その隙に幼い皇帝を誘拐する計画。ラインハルトは事前に察知するも、これを容認するつもりらしい(^o^;)。失敗しても成功してもラインハルトにとっては得るものがあるからです。しかし警備隊長のモルト中将には責任を取ってもらわねばなりません。このことをオーベルシュタインは「味方の屍の上に玉座があるのです」と表現。ヒルダは「フェザーンと手を組んで、モルト中将を犠牲になさるのですか?」ラインハルトは苦渋の選択ですな(^^;)。しかし憲兵総監のケスラーにまでは責任は及ばないと断言。そしてもし誘拐された場合、その後任としてわずか生後8ヶ月の女子が皇帝候補として上げられます(^o^;)。もう無茶苦茶ですな。さあランズベルクとシューマッハが計画実行。見事に皇帝の誘拐に成功。しかしこの7つの皇帝がやんちゃ坊主で困り果ててます(^o^;)。皇帝誘拐にノイエサンスーシは大慌て。とくにモルト中将は真っ青です(ToT)。そしてラインハルトからその責任を問われると、モルトはその晩に自決(T^T)。それを聞いたラインハルト「罰せられてしかるべき行為なら、いずれ報いがあるだろう」自虐的になってます。そして上級大将を集めて皇帝誘拐を公表。さらに同盟へ亡命した場合は、同盟への大規模な攻撃をすると宣言。いよいよ全面戦争か?

第36話
雷鳴
フェザーンからの密告で、ある事実が判明。ケスラーがラインハルトに報告してます(^^o)。それはランズベルクシューマッハがオーディンに潜入したという情報。何やら企んでいる様子。秘書官ヒルダに意見を求めると「それはテロです」とキッパリ言います(^^;)。恐らく皇帝の誘拐だと。ルパートが仕組んだシナリオですな(^^;)。ラインハルトはテロの心配がある姉アンネローゼのことをヒルダに託します。現在は山荘でひっそり暮らすアンネローゼ。ヒルダが初めて会いにいきます(^^o)。そして「決して生活のお邪魔はいたしませんので、護衛の兵を付けさせてください」しかし断るアンネローゼ。さらにキルヒアイスとの出会いを話してからアンネローゼ「彼を死なせたのは私のせい。私は罪深い女です」心に大きな傷を負ったんやなあ(T^T)。慰めるヒルダ、そしてラインハルトを思いやるヒルダの気持ちに打たれて、ようやく護衛の件を認めます。オーディンに赴任しているフェザーンのボルテックを呼びつけるラインハルト「何が望みだ?」皇帝誘拐の件を述べて厳しく問い詰めます(^^;)。すると開き直ったボルテック「フェザーンは閣下の宇宙統一に協力させて頂きたいのです」さらに皇帝誘拐後、同盟に亡命させるとも発言。そうなると同盟討伐の大義名分を手に入れることになると説明。するとラインハルト「ではこちらもフェザーン回廊の自由航行権を要求する」ボルテック「そ、それは、、、」ラインハルト「どうした?今私に協力すると言ったではないか!」ラインハルトの交渉術も見事なもの(^^o)。さらに「3つの勢力のうち2つが手を組むとして、その1つが必ずしもフェザーンとは限らぬ」不適な笑みを浮かべるラインハルトは、ちょっと危ない方向へいってるなあ(^^;)。

第35話
決意と野心と
ヤン艦隊の攻撃から逃げ延びたミュラーがミッターマイヤー艦隊と合流(^^o)。ケンプの死を知ったミッターマイヤーは、追撃してくるアラルコンたちに怒りの矛先を向けます。さらにロイエンタール艦隊も加わりアラルコンらはあっと言うまに撃破(ToT)。そのころフェザーンではルビンスキーがルパート補佐官に「明日は休んでいいぞ。君の母上の命日だ」ルパート「これは、、、恐れ入ります」ルビンスキー「当然だろ、血を分けた相手と思えばな」なんと、ルパートはルビンスキーの息子やったとは(^o^;)。さらにルビンスキー「私の後継者となるには、血ではなく実力と人望が必要だ」言ってくれます(^^;)。そのころラインハルトもヒルダに「権力は世襲で譲られるべきものではない。奪われるものだ」と似たようなことを(^^;)。その後オーベルシュタインから今回の被害状況を報告されます「損失した艦艇1万5千隻、将兵の損失180万人以上、、、」それを聞いたラインハルトは激怒「9割もの損失を出したというのか!」おそらく逃げ帰ったミュラーに責任を取らせるのでしょう。ところが敗戦報告にきた負傷のミュラーを罰することなく「1度の敗戦は1度の勝利で返せばよい」とお咎めなし。不思議に思ったオーベルシュタインがヒルダに「ミュラーの甘受を進言されたのかな?」ヒルダ「いいえ、、、誰かが忠告したのだとしたら、あの方でしょう。キルヒアイス提督がいらしたのですね」どうもそのようです(^^o)。ミッターマイヤーとロイエンタールがワインを飲みながら話してます。ロイエンタールがラインハルトを批判、否定するかの発言にミッターマイヤー「めったなことを言うものではないぞ」ひとりになってからロイエンタール「またしても、俺としたことが、、、」親友のミッターマイヤーには、つい本音が出てしまうらしい(^^;)。とっても危険な本音やけど。ヤンがユリアンに良いこと教えてます「暴力には二種類ある。支配し抑圧するための暴力と、解放の手段としての暴力だ、、、歴史とは文明が現在まで継続しているという証しだ。生物は遺伝子を伝えることでしか己の存在を主張することはできない。だが人間だけが歴史を持っている。だから歴史家になりたいんだよ」ヤンという人物がよくわかるセリフですなあ(^^o)。

第34話
帰還
ミュラーは「ヤン不在」を確信して回廊内に索敵と警戒の網を張り巡らせます(^^o)。そして兵士たちに訴えるミュラー「ヤン・ウェンリーは要塞にはいない!その帰途を待って彼を捕らえるのだ!」見事な推察ですな。しかし頑固な武人ケンプはそれを認めません(^^;)。やむなく従うミュラー。フェザーンでは同盟弁務官がルパートに文句を言ってます「フェザーンの意のままにヤン提督を査問にかけたが、その時期に帝国の侵攻を見るとはどういうことか!?」勝手な言い草です(^^;)。ルパートもさらりとかわします。そして将来ヤン政権が誕生することを示唆し、ルパート「過去の結果としての現在より、未来の原因としての現在をより大切になさるべきでしょうな」鋭いお言葉(^o^;)。帝国ではラインハルトがミッターマイヤー、ロイエンタールにケンプと合流しろと命令。一向に進まぬケンプのイゼルローン攻略に業を煮やしたようです(^o^;)。さあイゼルローンに向かっている5000隻のヤン艦隊が、ついに帝国の索敵の網にかかります。そして15000隻のケンプ艦隊が作戦にでます。まずヤン艦隊を迎え撃つためイゼルローンを離れます。するとイゼルローンの同盟艦隊はここぞ!とばかりに出てくるだろうと。そこを反転迎撃して要塞内へ押し戻す。さらに反転してヤン艦隊をも迎撃する。しかしこの作戦はユリアンが看破していました(^o^;)。さらにヤンもイゼルローンの仲間を信じて突き進みます。帰路の途中まともにケンプ艦隊とやりあえば数の論理で負けは明白。しかし後ろから仲間が追撃してくれれば挟み撃ちできます。さあ結果は?お見事ヤンの勝利(^o^)。最後は玉砕覚悟でガイエスブルク要塞をイゼルローン要塞にぶつけようとするも、それを阻止しガイエスブルク要塞を破壊するヤン。帝国は甚大な犠牲者が出たやろなあ(T^T)。同盟において今回1番の功労者は、ヤンの考えを見抜いて皆に作戦を提示したユリアンです(^^o)。シェ−ンコップ曰く「ユリアンは俺やポプランの弟子である前に、ヤン提督の1番弟子だったな」ほんとその通り。帝国軍はケンプが戦死、ミュラーは重症で再起を誓います。おっそのミュラーたち敗走する帝国軍を追っていくものがいます。ヤンの意に反する行為はアラルコン少将。ヤン「何てことを、、、すぐに追わねば危険だ」当然帝国から救援隊がくることを予想するヤン。案の定ミッターマイヤー、ロイエンタール両艦隊が向かってるもんな(^^;)。さあどうなる?

第33話
要塞対要塞
ガイエス・ハーケンの直撃を受けたイゼルローン。RU-7号ブロックにいた4000人の兵士が全滅(ToT)。こちらも黙っているわけにはいかず、トール・ハンマーを発射!ガイエスブルクも同様の被害を受けたでしょう。もうこれは戦争と呼べるもんではないな(^^;)。お互い打ち合えば共倒れになることを悟ると、帝国軍は歩兵部隊を送り込んできました。シェーンコップ自らがローゼンリッターを率いて迎え撃ちます。イゼルローン要塞表面の流体金属の上での白兵戦。しかしさすがにローゼンリッターは強い(^^o)!敵も恐れをなして逃げていきます。その後3日間何の進展もないままお互いが手詰まり状態。するとケンプが「例の手でいくか」と仕掛けてきます。まずミュラー艦隊がイゼルローンの裏手に回り注意を引きます。そこでガイエスブルク要塞が正面からイゼルローンに向かってガイエスハーケン!さらに要塞ごと突き進んできます。一瞬えっ?って思いますが、これも作戦らしい。迫りくるガイエスブルク要塞にトールハンマーを発射するも、、、吸収されてる!なんと両要塞の引力でガイエスブルクの流体金属表面が厚みを増して衝撃を吸収しているわけです(^^;)。地球でいうところの潮の満ち干きですな。イゼルローンの裏手は表面が露出して、ミュラー艦隊の攻撃をもろに受けて大ピンチ。そのころハイネセンではヤンが出発の準備。しかし政府は首都防衛を理由にろくな兵力を与えてくれません。寄せ集めのにわか艦隊でイゼルローンへいくことに(^o^;)。向かう途中キルヒアイスの死についてヤン「彼なら帝国と同盟の共存のための掛け橋になってくれたかもしれない」とヒルダに打ち明けます。帝国との共存に疑問を投げかけるヒルダにヤン「専制国家は絶対悪じゃない。ただの政治体制の一形体にすぎない」なるほどね。イゼルローンのピンチを救ったのはメルカッツ。ヤンらしい艦隊運動でミュラーを挑発し罠にはめます。しくじったミュラーは後方に下がるようケンプに命令されます。しかし同盟の捕虜から「ヤン不在」の報を聞いて困惑するミュラー。いてもいなくても相手を悩ますとは、さすが魔術師ヤンですな(^^o)。

第32話
武器なき戦い
突然帝国のガイエスブルク要塞がイゼルローン回廊内へワープアウトしたことで、イゼルローン要塞の面々は困惑(^^;)。よりによってヤンが不在の時にこんな事態が勃発するとは。メルカッツからガイエスブルクのデータを聞くと、大きさこそイゼルローンより小さい直径45キロメートルやけど、1万隻の収容艦隊や主砲のガイエス・ハーケンの威力はイゼルローンに匹敵する戦力(^o^;)。ヤンが戻るまでの4週間、なんとか持ちこたえなくてはなりません。そのころハイネセンでヤン救出に東奔西走のヒルダは、ジョアン・レベロからトリューニヒトの悪辣なやり方を聞いて驚愕。ここまでひどいとは、、、。査問を受けているヤンは、いつでも軍を辞めるよう辞表を持って出席(^^;)。ヤン「人間の行為で何が最も卑劣で恥知らずか、それは権力を持つ者が安全な場所で戦争を賛美し、他人には愛国心を強制して戦場へ送り出すことです」いつの世もいますなあ、こういう奴(^^;)。さらに査問会の連中を寄生虫呼ばわりして、さあ辞表を出すぞ!というとき電話、、、。査問会は一時中断。ガイエスブルク要塞の件が知らされると査問会は中止になり、ヤンはすぐにイゼルローンに戻るよう命令される。まったく都合のいい連中です。しかし、、、これらはすべてフェザーンが書いたシナリオ。このことに気づいているのは何人いるんやろ(^^?とにかく帝国の侵攻によってヤンが解放されるとは皮肉なもんです。おっと査問会議長のネグロポンティがヤンに懇願してます「査問会のことで国家の対面を傷つけるような発言はどうか謹んでほしい!」と土下座。あーもー情けないねえ(^o^;)。さあ、イゼルローンは大変です。ヤンの不在を悟られないように戦わなければなりません。そしてついにお互いの主砲の射程距離まで近づいたとき、ガイエスブルクから通信。ケンプ大将が宣戦布告です「降伏せよと言いたいがそうもいかんだろう。兄らの武運を祈る」なんとも古風だが真の武人。これは強敵だと感じるイゼルローンの面々(^^;)。そして主砲のガイエス・ハーケンが発射される!イゼルローン大丈夫か?

第31話
査問会
ハイネセンへ呼び出されたヤン。査問会と称する「ヤンいじめ」でしょうな(^^;)。着くまでの間にフェザーンのことを考えるヤン「フェザーンという国はどうも引っかかる」経済面から同盟と帝国の2つを支配するのでは、と推測しています(^o^;)。さすがに鋭い読み。ハイネセンに到着したヤンたちの前にトリューニヒトの軍のものがやってきて、ヤンだけを連れて行きます。これって軟禁ですな(^^;)。ヒルダとマシュンゴはあわててヤンの行方を追います。そしてネグロポンティ議長のもと、査問会が始まります。おお、ヤンの生い立ちからか(^^o)。なるほど、ごく普通の市民で人生終えそうな感じやったのに、やむなく軍に入ったというわけね。そして査問会から次々と疑問を投げかけられます。たとえば「アルテミスの首飾りをすべて破壊したのはなぜだ?」対する答えはヤンと査問会とでまるで違う(^^;)。そんなやりとりが何回も続く、まさに精神的な拷問ですな。これではさすがのヤンも腹がたちます。会の休憩中に軟禁されてる部屋へ戻ると「辞めてやる!今度こそ軍を辞めてやる!」わかります(^^;)。一方ヤンを助け出そうと奮戦するヒルダたちやけど、統制が厳しくうまくいきません。そこでビュコックに助けを求めることに。すると何者かがビュコックなら地下にいるからそのエレベーターで降りろと言う。そのままエレベーターで降りると、、、憂国騎士団!罠でした(T-T)。マシュンゴが数人を蹴散らすものの、ヒルダがピーンチ!とそこへ本物のビュコックがやってきて助かりました(^^o)。ビュコックの話によると、トリューニヒトの力が倍増して政府はもとより、軍もほとんどトリューニヒト派で固められているという。そんな最中、ついにイゼルローン回廊にガイエスブルク要塞がワープアウト!回廊警備兵の度肝を抜きます。ヤンを欠くイゼルローン要塞、大丈夫?



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