おやじの銀英道!(^^o)
「銀河英雄伝説・外伝
ライン

「銀河英雄伝説・外伝/螺旋迷宮」

最新の「おやじの銀英道・本編」


螺旋迷宮
第14話

出口をさがす旅
キャゼルヌとアッテンボローにジークマイスターの生い立ちから語るヤン(^^o)。どうも父親の影響で反帝国の書物を読むようになった若きジークマイスター。思想的にも反帝国に偏り、軍に入ってからは誰にも悟られないよう密かにチャンスを待っていました。やがてミヒャールゼンと出会い、意気投合した二人は本格的な諜報活動を始めます。帝国史上最も危険な反国家的スパイ網の誕生ですな(^^o)。やがてジークマイスターは同盟への亡命を計ります。同盟も寛容に受け入れてわざわざ分室を与え、帝国内部のスパイ活動を遠隔操作させます(^^)。期待に胸を弾ませて活動を続けるものの、ジークマイスターはあることに気が付きます。同盟の政治体制も帝国同様に腐っていると(^o^;)。そんな最中現れたのが730年マフィアです。もう一度若い力に賭けてみる決意で、ジークマイスターはアシュビーをリーダーに選びました。アシュビーは情報という生き物を扱う名人。ジークマイスターを介してミヒャールゼンからもたらされた情報を、アシュビーが最大限に活用した、という構図。なるほどそれでアシュビーが指揮する戦闘は連戦連勝だったわけね(^^;)。しかし第二次ティアマト会戦でアシュビーが戦死してからは、ジークマイスターも意気消沈してスパイ活動から引退。数年後に肺炎で死亡。帝国のミヒャールゼンは自殺(ToT)。後世は二人とも暗い人生ですな。以上が、ヤンがケーフェンキラーから聞いた情報をもとに立てた仮説。何一つ証拠がないので実証できませんが、極めて信憑性の高い内容にキャゼルヌとアッテンボローも驚愕の連続(^o^;)。おっと場面変わってキャゼルヌの結婚式。その場でケーフェンキラーに関する書類がすべて軍の機密扱いになったことをヤンに伝えるキャゼルヌ。今後25年間誰も拝むことができません(^o^;)。仮説のことはヤンの頭の中にだけ残ることとなりました。さあヤンに新たな指令。第8艦隊への配属命令です。いよいよ前線へでるのか?

螺旋迷宮
第13話

ひとつの旅の終わり
急性心筋梗塞で死亡したケーフェンキラー(T^T)。ヤンたちは遺体を埋葬するため、惑星マスジットで一晩過ごすことに(^^;)。埋葬の手続きはキャゼルヌに頼んでおいたので、翌朝万事滞りなく済みました。結局同盟領の辺ぴな惑星に埋葬されることになったケーフェンキラーは、あの世でどんな思いを抱くやら。さあ、ようやくハイネセンへ到着したヤンとパトリチェフ。ここで二人は握手を交わし別れます。ヤンはパトリチェフに深い信頼を感じ、いずれまた出会うことを予感してます(^^o)。出迎えのアッテンボローの車でキャゼルヌのところへ。ヤンの慰労会を催してくれるそうで、なんでもキャゼルヌの婚約者が料理を作ってくれるとか(^o^;)。車中ではアッテンボローが軍の愚痴をあれこれヤンにぶちまけます。うんうん、いろいろあるでしょうな。さらに軍に入るきっかけは親父の薦めで、祖父の遺言でもあると打ち明けます。それも凄いなあ(^o^;)。さあキャゼルヌ宅へ到着、さっそく婚約者のオルタンスを紹介されます。料理が上手で小柄なかわいい子です。その料理の腕前は超一流、しかしヤンやアッテンボローには関係ありません(^^;)。出された料理のおいしさに目がくらみ、貪るように食ってます。軍の食事に比べて、よっぽどおいしいのでしょうな。料理の後、キャゼルヌが例のアッシュビー謀殺説の真相をヤンに問います。そもそもそれが仕事やったもんね(^^;)。ヤンはケーフェンキラーから得た情報をもとに、自分なりで考えた推察を話し始めます。ジークマイスター、ミヒャールゼン両提督がスパイ活動をし、アッシュビーに情報を流していたという。驚愕するキャゼルヌとアッテンボロー、、、。

螺旋迷宮
第12話

過去からの糸
ハイネセンへ戻ることとなったヤンですが、ケーフェンキラーの荷造りの世話に追われています(^^;)。しかしその間にもいろいろと考察するヤン。ケーフェンキラーからの質問である「ジークマイスター、ミヒャールゼン両提督の死」について。そしてたどり着いた推察はミヒャールゼンが帝国の情報をアシュビーに流していたのでは?ということ。これは帝国、同盟ともに認めたくないことですな(^o^;)。そのことをケーフェンキラーに問うも、はぐらかされます(^^;)。そのかわりこう言います「愛情や友情に永遠などない」ヤンも「政治権力や血統も」そのとおりです。ようやく荷造りが終わるころ、パトリチェフがやってきて「自分もここを出ることになりました」と(^^o)。さあヤン、パトリチェフ、ケーフェンキラーの3人でエコニアを出発します。惑星マスジットの空港へ到着した一行は、乗り換えまでの待ち時間に新年を迎えます。ロビーはお祭りやね(^^o)。たっぷりある待ち時間に、ケーフェンキラーが第二次ティアマト会戦の思い出を話し出します。当時ミヒャールゼンの部隊に所属していたケーフェンキラーは、別部隊のコーゼル大将から単独で呼び出されます。そこで間接的に、ミヒャールゼンがなにか不正を働いていないか問われるケーフェンキラー。まったく思い当たるものがない彼は知らぬ存ぜぬの一点張り。その後の戦闘でコーゼル大将はじめ多くの将官が戦死。40分の間に60名の指揮官を失った、例の大敗北ですわ。なんとか一命を取り留めたケーフェンキラーはそれ以来捕虜の身となります。ので、ミヒャールゼンの情報流出の話はその後闇の中へ。うーん実に興味深い内容です。もし事実であればね(^^o)。話し終えたケーフェンキラーは今度は眠りだします。いい気なもんやね、、、と思ったら死んでました(ToT)。おいおい、いきなりやなあ。自分の使命はすべて終えたかのように静かに息を引き取りましたね。

螺旋迷宮
第11話

エコニアの英雄
3日後に行くと明言した軍管区参事官ムライ中佐が、2日後にエコニアにやってきました(^o^;)。粛々と職務をこなす姿は非の打ち所がない(^^;)。反乱を起こしたとされるプレスブルクにも、コステア大佐にも区別なく審問します。コステアは「ヤンが事件を起こしたのだ!」とわめきます。一方のヤンは正直に事の詳細を話します。そして頑固ではあるがムライ中佐という人物をヤン自身「信頼してよさそうだ」と判断。審問が終わった後、全員を集め処分が言い渡されます。ムライ「コステア大佐、貴官を公金横領の容疑で収監させて頂きます」コステアは寝耳に水という様子で慌てふためきます(^^;)。しかしムライはここにくるまでに既に調べていました。フェザーンにある架空口座に振り込まれていることまで(^o^;)。観念したコステア。ヤンにはお咎めなしでした。これもケーフェンキラーの爺さんが助けてくれたおかげです。ヤンとパトリチェフがケーフェンキラーに礼を言いに行きます。そこへムライがやってきて、今回の功労に対し、ケーフェンキラーを釈放するという報告(^^o)。しかしながら、本人はあまりうれしくない様子。手に職もなく、いまさら帝国では食っていけないとか(^o^;)。厳しい現実ですな。それでも釈放される道を選んだケーフェンキラーは荷造りをヤンに任せることに。ヤンはその間にケーフェンキラーからいろんな情報を聞き出そうと話しかけます。アシュビー謀殺説のことなど。しかし一筋縄にいかず、なかなか話してくれません(^^;)。そんな最中、キャゼルヌから高速通信。あと2週間でハイネセンへ戻れることになったそうな。さすがはキャゼルヌ、ピンチのヤンを早めに救ってくれました(^^o)。今度はどんな任務が待っているのやら。

螺旋迷宮
第10話

顕微鏡サイズの反乱
爆発はどうやらコステアの指示らしい。ケーフェンキラー「コステアが動き出したな。都合の悪い奴をまとめてダストシュートに投げ込むつもりらしい」なんとまあ味方もろとも反乱者を抹殺するとは、、、後ろめたいものを持つから過剰防衛するということやね(^^;)。ここでケーフェンキラーが秘密の通路を案内。ヤンたちだけでなく、ブレスブルグら反乱者も一緒に避難させます。そしてブレスブルグから反乱の真相を聞き出すと、案の定コステアの仕業(^o^;)。言うとおりに反乱を起こせば、半年以内に帝国へ返してやるという。しかもコステア自身の不正をケーフェンキラーの罪に見せかけて、ヤンもろとも抹殺を図るとは、、、、落ち込むブレスブルグにパトリチェフ「コステアのほうが悪辣だったから仕方ない、、、やれやれ敵国の人間を励ますのに上官の非難をするとは」なんともはやです(^^;)。さあ秘密の通路を抜けた先は、コステアたちがいる部屋の隣でした。パトリチェフがブレスブルグを捕らえてコステアの前に姿を現すと、コステアは驚愕!そして思わず銃を手に取ろうと、、、そこへヤンが銃をもって登場「私にトリガーを引かせないでください」ヤンにしては珍しい場面です(^^o)。実際はまったく撃つ気はなく、おどしですが(^o^;)。諦めたコステアはみじめですな、悪の末路はこういうもんです。やがて事態を軍管区司令官に報告。そこへ参事官として登場したのがムライ(^^o)。後にヤンを支える重鎮ですが、この時から堅物です(^^;)。ムライがやってくるまでに収拾しなければならないことが山積み。これで一段落したのかね?

螺旋迷宮
第9話

捕虜と人質
ヤンは着任早々に「捕虜の反乱」という一大事に遭遇してしまいました(^o^;)。80名ほどの捕虜が収容所内の一区画を占拠し、巡回の同盟兵士を人質に取ったといいます。コステア所長はヤンとパトリチェフに様子を見て来いと命令(^^;)。ヤンに一番向かない任務です(^o^;)。しかしいざ現場にいってみると、捕虜同士が言い争っているのに遭遇。反乱も一枚岩ではなさそう。反乱の中心人物であるブレスブルグ中尉は、人質の変わりにコステア所長の身柄を要求します。事態をコステア所長に報告するヤン。これに対し所長は参事官たるヤンが身代わりになるよう間接的に命令(^^;)。なんか無茶苦茶やけど、やむなくヤンとパトリチェフが身代わりの人質になります。ブレスブルグ中尉と話してみて、根っからの悪ではなさそうだ、とヤンは感じます。軍国主義に染まった貴族のボンボンといったところ(^^;)。そこへ、、、なんとケーフェンキラーが自分も人質になるとやって来ました。ヤンに対して「兄に興味があってな。多少の手助けをしようと老婆心を起こしたわけさ」意外な展開です(^^o)。で、ケーフェンキラーから重大な情報を聞かされます。コステア所長が収容所の予算を横領しているという。その額が360万ディナール、所長の退職金の10倍以上だそうです。なるほど、この一連の展開がなんとなくわかってきました。その密談の最中、爆発!一体何が起こった?

螺旋迷宮
第8話

収容所惑星
辺境の惑星エコニアに赴任することとなったヤン(^^o)。到着したヤンを迎えるのはパトリチェフ。このときヤンは少佐でパトリチェフは大尉です。後にヤン最後の場に居合わせたメンツの一人で、いわば運命的な出会いですな。さあ捕虜収容所ですが、ここには帝国捕虜5400名がいます。待遇は非常に良く、同盟下級兵士より良いという噂もあるほど(^^;)。そもそも「自由惑星同盟」は「自由を教えるのが理念」ということで、捕虜にも相応の自由を与えているわけですな。収容所所長コステアと対面したヤンですが、壁に掲げている「マーチ・ジャスパー」の肖像画を見て驚きます。コステアは「第二次ティアマト会戦」にジャスパー艦隊の一員として参戦していたと言う(^o^;)。ここにも「730年マフィア」の生き証人がいました。これは偶然か、それとも?さてこの収容所は捕虜5400名を3600名の同盟軍が監視しています。数の差は歴然で、もし捕虜たちが一斉に蜂起したら勝ち目はありません。そこでコステアはヤンに忠告「捕虜とはうまくやっていくことだ」。中でも捕虜自治委員会の代表ケーフェンキラーという爺さんとはうまくやれと言う。早速その爺さんと対面したヤン。頑固そうな爺さんですが、彼は「第二次ティアマト会戦」で捕虜になって43年間ずっとここに居るそで、、、またも「730年マフィア」絡み。適当な宿題をヤンに押し付けるケーフェンキラー。何でもジークマイスター、ミヒャールゼン両提督の死について詳しく知りたいという。ヤンはそれを真に受けて、では調べましょうということに(^o^;)。ヤンはここまでの「アシュビー謀殺説」の件などを頭の中で整理しつつ、信頼できると考えたパトリチェフに話します。さあその日の夜中に事件が勃発。捕虜が副所長を人質に脱走を企てます!真夜中に叩き起こされたヤンはこの事態をどう乗り切るのか(^^;)?

螺旋迷宮
第7話

喪服と軍服の間
ローザス提督の葬儀が執り行われています。これで730年マフィアは全員死亡しましたなあ(ToT)。孫娘のミリアムは相変わらずアシュビーに反感を抱いています。ときにヤンに迫ります「祖父の権利が侵犯されているのよ」この子はとっても聡明で負けん気が強く、語彙の宝庫のようにあらゆる言葉が飛び出してきてヤンもタジタジ(^^;)。提督はどうやら事故死らしい。睡眠薬の量を誤ったとか、、、なんか怪しいね。おっ葬儀にトリューニヒトが参列してます。まだ若き代議士時代やね。キャゼルヌ、アッテンボローと合流したヤンは、葬儀のあとに食事。3人で改めてアシュビー謀殺とローザスの死を話し合います。アッテンボローなどはやはりアシュビー謀殺は有り得ないと言います(^o^;)。その席でキャゼルヌがヤンへ妙な発言「お前さんが真相が解明しても公表するかわからんぞ」ヤン「えっ!じゃ私は一体何をやってるんですか?」キャゼルヌ「人生勉強さ」いやはやこの先輩、信じていいのか悪いのか(^o^;)?さてアシュビーの死後、730年マフィアの面々はそれぞれの人生を歩みます。宇宙艦隊司令長官になる者、戦場で戦死する者、みなバラバラです。しかし共通しているのは誰も幸せな人生を送っていたとは言い難い点(T^T)。そんなことを考察していたヤンのもとへ新たな仕事が舞い込んできます。キャゼルヌ「新しい仕事がきたぞ。惑星エコニアの捕虜収容所へ赴任してもらう」んーまだアシュビー謀殺の件は解決してないのに突然の話ですな(^o^;)。これは何か裏がありそうです(^^;)。

螺旋迷宮
第6話

第二次ティアマト会戦記U
両軍が一旦引いて艦列を整えます(^^o)。帝国はミュッケンベルガー艦隊を失い予想外の苦戦に困惑気味。同盟は「730年マフィア」内の対立が激しくなってきました(^^;)。作戦会議でコープが一言も口を利かず、ウォーリックはアシュビーに食ってかかります。ここまで険悪になって大丈夫(^o^;)?さあ今度はジャスパーが先陣に立って戦闘再開。見事に帝国の先陣に打ち勝ちます。その他一部の戦闘では「730年マフィア」の実力を強烈に見せ付けます。しかし、、、数の不利は否めず、次第に追い込まれていく(ToT)。どうなる?という時、別働隊に控えていたアシュビー艦隊が猛攻。帝国軍の艦列を引き裂きます。これに乗じて「730年マフィア」も奮闘。わずか40分の戦闘で60名の帝国将官を戦死させます。同盟もベルティーニを失いました(ToT)。双方犠牲をだしたものの、帝国側は軍をもとの状態に戻すまで、その後10年かかったと記録されているほど深刻。結局「第二次ティアマト会戦」はアシュビーの神がかり的な作戦で、同盟が逆転勝利を収めました(^o^)。しかし終局を迎えた一瞬の隙、アシュビーの船に流れ弾が直撃!爆発の衝撃で飛んできた破片がアシュビーの腹部に命中(ToT)。そのままあっけなく戦死しました。同盟は勝利したにもかかわらず、総大将アシュビーを失い兵たちは悲嘆にくれています。ここで再びヤンは考えます。これが謀殺だとすると、どう考えられるか?先日訪問したローザス邸の孫娘の言葉「アシュビーは祖父の功績を盗んだのよ!」さまざまな情報を整理して考えるヤン。そこへキャゼルヌ「ローザス提督が死んだ」おっとこれは!事態が意外な方向へ向かってます(^o^;)。どうするヤン?

螺旋迷宮
第5話

第二次ティアマト会戦記T
さあ同盟帝国の歴史に残る「第二次ティアマト会戦」の始まりです(^^o)。同盟は宇宙艦隊司令長官にアシュビー、総参謀長にローザス、そして各部隊は「730年マフィア」の面々が指揮します。艦艇48,000隻、兵員363万6千人という全軍を挙げての戦いです。でもいくつか問題が、、、同盟政府は「この戦闘は730年マフィアの私戦だ」と軍閥化していく国家を批判(^^;)。事実アシュビーはこの戦闘後政治の世界へ進出することを匂わせています。さらに730年マフィア内での衝突。この会戦においてアシュビーはいつになく高圧的な態度で作戦を押し付けています。根拠のない感だけの作戦では皆は納得しません(^o^;)。それでも我を通すアシュビー。一方帝国はツィーテン元帥率いる、艦艇56,000隻、兵員650万人という布陣。数では圧倒的に有利です。そして開戦!序盤は同盟が有利に展開。しかし徐々に数の差で押されていきます。そこでアシュビーが作戦を出します。しかし730年マフィアの連中はもう懐疑的(^o^;)。命令には逆らえないので渋々承諾しますが、、、こんなんで勝てる見込みはあるんかね(^^;)?でも結果は残してます。帝国のミュッケンベルガー艦隊を壊滅に追い込みました!おっと、この戦闘に若かりしビュコックがいる(^^o)!後に同盟軍宇宙艦隊司令長官になる重鎮も、最初は艦艇の砲撃主やったんやね(^^o)。さあ前半戦は数の不利を考えると、同盟がよくがんばっているという印象。このままアシュビー率いる730マフィアが勝利するのか?

螺旋迷宮
第4話

過去へのささやかな旅
「730年マフィア」の最後の生存者ローザスに逢いにいくヤン(^^o)。その道すがらジェシカとラップのことを考えます。まだこのときは三角関係(^^;)。二人ともジェシカのことが好きで競い合っているようです。しかしヤンは親友であるラップに譲るつもり。気が弱いとも言えますが、やさしすぎるんですな。ジェシカは本当はヤンのほうが好きなのに(^^;)。さあローザス退役大将の家に着きましたが、最初に孫娘が出迎えたのでちょっとびっくりします(^o^;)。そして面会。ローザスは威風堂々とした老人で、一筋縄ではいかぬ印象。さっそくアシュビー謀殺の件を問うものの、やはり否定されました。そこでアシュビーの人となりを聞くことに。自信と覇気を備えた男で、優れた戦術家でもある。結婚は二度して離婚も二度(^o^;)。一度目の離婚調停はローザスが執り行ったことも話します。「730年マフィア」はみな公私共に付き合いがあり、親友とは違った戦友独特の深い繋がりがあるようですなあ。そんな中ローザスの妻が病死して、悲しみと失意のあまり軍を休養するローザス。「730年マフィア」の皆が強く復帰を望むものの、戦う気力を失った状態では無理です。しかし次第に軍務に没頭して忘れるしかないと悟り、軍復帰を決意します。ローザスが復帰して最初の戦闘が第二次ティアマト会戦。そう、アシュビーが戦死した壮絶な戦闘です。その死に至る真相ははたして?

螺旋迷宮
第3話

英雄たちの横顔
ブルース・アシュビーについて調べるヤン(^^o)。若くして威厳のある風貌に知性を兼ね備えた同盟軍史上最高の英雄。カリスマ的な魅力を持つこの天才と自分を比べるヤンは、あまりの違いにあきれるばかり(^o^;)。アシュビーには同期の仲間がいて「730年マフィア」と呼ばれています。アルフレッド・ローザス、フレデリック・ジャスパー、ウォリス・ウォーリック、ビットリオ・デ・ベルティーニ、ファン・チューリン、ジョン・ドリンカー・コープ。それぞれが魅力のある男で、アシュビーにとっては皆なくてはならない存在。生粋の職業軍人アシュビーの噂は帝国にも知れ渡ります。勝利したとき帝国に送った通信で「この戦いで勝ったのはアシュビーだ。次に勝つのもアシュビーだ!よく覚えておけ!」どうも自ら敵の憎悪をかっているように感じます(^^;)。だとすれば見事な戦術と分析するヤン。敵の憎悪を1個人に集中させることによって、大局を見失わせる可能性がでてきます。そこをついて勝利をもぎ取るとはやりますなあ(^^o)。ヤンは例の投書の差出人が気になってキャゼルヌに質問します。すると意外な答え「差出人はアシュビーの2番目の妻ルシンダ婦人だ」身内からでした。しかしこの婦人はもう他界しているそうで、、、すると誰かが婦人の名を借りて投書したというわけやね。婦人が死んでいることを知っていて出したのか、知らずに出したのかはわかりませんが、、、。いずれにしても「730年マフィア」でただ一人存命しているローザスに逢ってみることにしたヤン。

螺旋迷宮
第2話

英雄の新しい仕事
21歳のヤンは「エルファシルの英雄」と称えられ、中尉から大尉へ昇進。さらに6時間後に少佐へ昇進(^^;)。異例の2階級昇進に周囲は妬みの冷たい視線。そして付き人というかマネージャーというか、グッドウィル大尉という老人がヤンの副官として着任します。どうやらマスコミ対策用に軍広報部が送ってきた人物らしい(^^;)。少佐となったヤンは連日マスコミに引っ張りだこ(^o^;)。ますます軍内部では妬まれ孤立してゆきます。本人の思惑とは違う方向へ流れ、ヤンも困惑気味(T-T)。しかしシトレー元帥など一部の良識派はヤンの功績を高く評価しています。10月に入ってようやく取材の忙しさも一段落。そんな中、頭の上がらぬキャゼルヌ先輩から呼び出しです。新しい仕事をくれるという。それは同盟軍史上最高の英雄という「ブルース・アシュビーの死について調査せよ」という内容(^^o)。歴史上は大将として35歳のとき戦死となっているが、なんと謀殺説が出てきているという(^o^;)。歴史には諸説ついているもの、と半信半疑なヤン。しかしここ最近、「アシュビーが謀殺された」という妙な投書が毎週送られているそうで、軍としても見過ごせない様子。ヤンもこのまま遊んでばかりいられないので、とりあえずこの仕事にとりかかることに(^^o)。んー物語は一気に過去へ遡るわけやね。それにしても奥の深い話やなあ(^o^)。

螺旋迷宮
第1話

エルファシルの英雄
いよいよ外伝の始まりです(^o^)。宇宙暦788年、同盟領エルファシル星域で帝国軍と同盟軍が小競り合いしてます。このころから両国は戦闘を繰り返してたんやね。お互いに1000隻程度のよくある戦闘です(^^;)。その同盟軍エルファシル星域司令官リンツの船に搭乗する若かりしヤン(^o^)。あっ声が代わってる!そうヤン役の声優富山さんが急逝したもんね(T^T)。新しい郷田さんもがんばって欲しいです。さて双方2割の被害をだした所で共に撤退します。おっヤンの回想シーン、なんと15歳(^^;)。父親を事故で亡くして無一文になり、止む無くただで歴史を勉強できる士官学校に入るいきさつなど。入ったものの成績は落第すれすれ(^o^;)。ある年、戦力シュミレーションで学年主席を破らねば落第するという事態に。しかしヤンはその場で隠れた才能を見せ見事に学年主席を破ります!しかも敵の補給路を断って戦わずして勝ってます(^^o)。この実績を認められてヤンは戦略研究課へ転課することに。さあ、また現実です。なんと撤退したはずの帝国軍が猛追撃してきました。同盟軍は大混乱で、リンツ司令官が敵前逃亡(^^;)。結局エルファシルへ逃げ帰ったのは200隻ほど。さあここからが大変。帝国軍が攻めにくるのは必須で、300万市民がパニックです(^^;)。そこで民間人脱出計画を任されるヤン。市民代表は頼りないヤンを見て驚きの様子(^o^;)。一方リンツ司令官は自分のことで頭一杯。おっ若きフレデリカがヤンにコーヒーとサンドイッチを持っていきます。有名なシーンですな(^^o)。おや?なんと!リンツ司令官らが一部の仕官を連れて勝手に脱出(^o^;)。つまり、、、民間人を見捨てたわけね。これを見た市民は驚きと怒りをヤンにぶつけます。しかしヤン「私はこれを待っていたのです」そう、ヤンは司令官が自分たちを見捨てることを読んで計画を立てていました(^^;)。つまりリンツらをおとりに使って帝国軍を引きつけ、その反対方向へ脱出しようというわけ。しかも急がず慌てず堂々と脱出。そのおかげで敵の索敵網に見つかっても隕石群だと思わせてしまいました(^o^;)。この300万市民脱出劇でヤンは「エルファシルの英雄」と呼ばれることに!


トップページへ

メールはこちら