背景
「ミニ」は40年以上の長きにわたって生産されたクルマ。当然バリエーションの数も多く、時代を区別する為、年代ごとにMk IとかMkIIIなどと呼ばれる。今回製作した「ミニ クーパーS」はそのうちのMk I時代(1959-1964)のもの。「ミニ クーパーS」の原型である「ミニ」は1959年、大衆の為の小さな4人乗りベーシック・サルーンとして、アレック・イシゴニスらによって設計され、BMCから「オースチン」「モーリス」の2つのブランドで発売された。F1で1959年、1960年と2年連続の総合優勝を果たし名を馳せていたジョン・クーパーは古くからの友人であるイシゴニスが作ったこの小型車に注目。この車を使ってスポーティーサルーンを作る事を思いつく。大衆の為のサルーンにこだわっていたイシゴニスはクーパーのこの提案に難色を示したが、クーパーの熱意に説得され、1961年、850ccだったエンジンを997cc、55PSまでUPしたスポーティーな「ミニ」、「ミニ クーパー」が誕生した。 「ミニ クーパー」は大きな反響をもって迎えられた。数多くのレースやラリーに参加し、多くの賞を穫る。しかしさらに強力なミニを求めたクーパーは、BMCに2種類のエンジンを要求。ひとつは排気量1l以下のユーロピアン・サルーンカー・チャンピオンシップを想定した970cc版。もうひとつは排気量1.3ll以下の英国チャンピオンシップを想定した1270cc版。これらはレース関係の限られた人々にのみ販売される予定だったが、人々の反応は大きく、本格的に生産モデルとして組み入れられた。こうして1963年、2種類の「ミニ クーパーS」は発売された。
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ボディカラー:ブルーの紙型
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ボディカラー:グリーンの紙型
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ボディカラー:ブラックの紙型
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ボディカラー:シアンの紙型
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ボディカラー:クリームイエローの紙型
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ボディカラー:ペールグリーンの紙型
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ボディカラー:レッドの紙型
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ボディカラー:グレーの紙型
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ボディカラー:ホワイトの紙型