岡惚れ家頁【兎月亭】様が、2006年の初春に御土産画として御振舞いの折、こっそり忍び込んで有難く頂戴した御宝です。本当は、こっそり忍んだ本家に飾られていたのは、狛犬様だけがぽつねんとしていて、お友達用には洩れなく巫女さんがくっついてきたのですが。これはもしや長年の付き合いの賜物? …いえいえ義理堅い兎様のお志の賜物です。ところで、この気合の入った狛犬様の巻き巻きたてがみと巻き巻き尻尾を見よ。くるんくるんと小気味良く、塗りの丁寧さに唸らされます。そして何げに気になるのは狛犬様の目線。巫女さんを見つめる熱い流し目といい、はにかむようなその手つき(足つき?)といい…おっ、おまえ惚れてるな、巫女さんに…と思わずツッコミ入れちまいました。ま、まさか、狛犬様が真っ赤なのは、己の背に巫女さんの可愛いお尻が乗っかっているために照れているからかっ! …てのはまるっと邪推です。兎様、眼力付き岡惚れ風味な御宝をほんにありがとうございました。
※絵師様の本家に興味をそそられた御客人は、↑のリンクから紹介頁へお入りくだされ。そこから【兎月亭】様へヒトっ飛びでございます。
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