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岡惚れ家頁【e-fleet】様が、2005年の初春に御土産画として御振舞いの折、こっそり忍び込んで有難く頂戴した御宝です。爽やかな巫女お嬢さんにツボを真っ向から刺激され、不覚にもついよろめきました。神社仏閣とか白小袖に紅袴なんてものは、己嗜好には猫にマタタビ的な威力を誇っております。シンプルな色使いにさらりと流してしまいそうになりつつも、ちらりと見え隠れする石灯籠や竹箒のリアルな描写は見逃せません。詰まれた石の角に抜かりなく影がついていたり、束ねられた竹枝の一本一本が精緻に塗り込められていたり、画面外まで気を抜くことなく丁寧なところに頭が下がります。肩口辺りに少々平安時代が入った巫女装束のデザインも何気に好みなんですよ。こういう髪の短いお嬢さんが巫女姿をしていると、何となくアルバイト巫女さん的なイメージを髣髴とさせて、明るくサッパリとした様子に大変好感が持てます。しのぶ様、春めいた心和む御宝をほんにありがとうございました。
※絵師様の本家に興味をそそられた御客人は、↑のリンクから紹介頁へお入りくだされ。そこから【e-fleet】様へヒトっ飛びでございます。
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