岡惚れ家頁【兎月亭】様が、2005年の初春に御土産画として御振舞いの折、こっそり忍び込んで有難く頂戴した御宝です。拙者、物語には鬼やら妖怪やら異形を山ほど登場させておりますが、一目で異形と判別できるような絵を描いた覚えがござんせん。困ったことに絵心がついて行かないみたいです。てなわけで、「妖怪ならお手の物、何でも来やがれ」な兎様の異形絵を拝見するにつけ、大きなお世話にもディテールなどが気になっちまう次第。この妖怪お嬢さんがちと妖精っぽい耳で麻呂眉なのは何故かとか。妖怪と言うよりは、もちっと神の使いめいた有り難っぽい印象があるのは何故かとか。何でまた『酉』と書かれた手拭を口に咥えているのかとか。ええ、もしかしたらどうでもいいことばかりです。ところで、やはり異形の者の髪や瞳は、馴染みのない有り得ない色素がらしいですね。兎にも角にも今後の参考にさせていただきまする。兎様、おちゃめ可愛い御宝をほんにありがとうございました。
※絵師様の本家に興味をそそられた御客人は、↑のリンクから紹介頁へお入りくだされ。そこから【兎月亭】様へヒトっ飛びでございます。
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