|
岡惚れ家頁【兎月亭】様に通い詰め、有難く2525番＋2626番を踏み抜かせていただいた折に頂戴した御宝です。ダブルということでリクに一味加えてみました。兎様から「紅、音、兎」というお題をいただき、拙者は「紅の瞳を持つ兎族の少女。遠い遥かな祖先の故郷は月。少女は故郷を知らない。しかしながら彼女の中に流れる血が故郷を求めて止まない。まだ見ぬ故郷を想い描き、少女は今夜も月を見上げる。故郷の音を聞きながら…」という、長ったらしくヘボいシチュエーションを捻り出しました。もしかして、ちと迷惑だったかも知れません。それなのに、想像力も妄想力もフル回転で、可愛らしい兎娘を一人だけでなく二人も寄越していただけるとはなんと太っ腹な御方でしょう。どちらの構図も見事に月が活かされています。加えてマウスで描かれたという着物や帯の模様の細かさにも脱帽。やはり兎様はマウスの魔術師だったのですね。兎様、イメージ完璧表現な御宝をほんにありがとうございました。
※絵師様の本家に興味をそそられた御客人は、↑のリンクから紹介頁へお入りくだされ。そこから【兎月亭】様へヒトっ飛びでございます。
|
