岡惚れ家頁【兎月亭】の主:卯の花兎様より、タイミング良くお互いのキリ番を踏み抜いた記念に有難く頂戴した御宝です。兎様は当里111番を、拙者は困ったことに番号を失念いたしましたが二回くらい踏み抜いておりまして、「それなら交換いかが?」と協議の上、一枚かませていただきました。正直な話、目の保養にもならないヘッポコな絵を送りつけておいて、このように素敵なハリー君を戴こうなんて虫が良すぎる気もします。彼を所望した動機は、こちら様に飾ってあったハリー君のマウス画にあり。何やら挿絵と見紛うほど小粋な構図で、色といい月といい英文の効果といい、とても鼠転がし技だけで描かれたとは思えないくらい素晴らしいものでした。さて、己イメージなハリー君はどちらかと言えば子供らしさからは縁遠い印象です。故に、この絵の目つきや手つきの妖しさとか、画面全体に漂う闇深さとか、背景の混沌具合が妙に納得ですね。兎様、ダークで妖しげな御宝をほんにありがとうございました。
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