岡惚れ家頁【兎月亭】の主:卯の花兎様が、当里1230番目の迷い人として足跡を残された折に有難く頂戴した御宝です。確かに当里のキリ番だったはずなのですが、戴くまで暫し間が空いていたためか、ご本人が勘違いして「感謝」の文字を入れてくださっています。立場が逆だと思いつつ、貢いでいただいて感謝までされてしまうなんて、真にお得な御宝で有難や。当里のキリ番は申告制ですし、ウケが狙えるなら何番でも構わないのですけど、「これはキリとは言い難いから貢ぐ」と自ら仰ってくださったのですよ、兎様って謙虚な御方。しかし拙者は謙虚のけの字も知りませんから大手を振って、兎様入魂のオリジナル小説『花橘拾遺集』から小娘の歌織と天狗の白桜をお願いしました。いたずらっぽい歌織と泣きそうな三つ編白桜の取り合わせが可愛くて堪りませんな。後から「白桜の翼を忘れた」って言われなきゃ一生騙されていましたのに。兎様、ほのぼの愛らしい御宝をほんにありがとうございました。
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