普段はおざなりな扱いの髪をもっと精緻に塗ってみよう、という大いなる野望のもとに着手したブツでござる。野望を成就するために、髪の部分の塗りだけに何十枚もレイヤーを使っちまいました。パソコンが音を上げてフリーズするんじゃないかってくらい。きっと過去の使用レイヤー枚数記録をか〜るく更新しましたね。だいたい、ほつれ毛を何度描いても気に入らないからって、一本につき一枚のレイヤーを使うなんて正気の沙汰じゃござんせんよ。まぁ、やってみて良かったかも。大変勉強になりましたもん。そしてここまでの根性技は己に向いてないことも身に沁みました、もうやらんぞ。けれど着物の質感を意識して塗りが入れられるようになったのは目覚しい進歩です。下手な鉄砲も数射ちゃ当たるとは良く言ったもんだ。
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