閉店時間と定休日をしっかりチェックし三度インディへ向かう。
「今日は大丈夫だ!これで私も陽炎に入隊できるぞ、フフフ・・・。」
薄ら笑みを浮かべ店の前に立つ。
「おーっ何てこったい。」店が閉まっている。
時計を見ると11時を過ぎたところ・・・「どっどうなっているんだ!」途方に暮れる私を後目に、
あざ笑うかのようにカラスが、「アホーアホー。」と鳴きながら飛んでゆく・・・。
(鳥や動物をエアーガン等で撃っちゃーダメダメ!)
それから1時間後シャッターが開き、私は店内に入ることが出来た。
(開店時間はPM12:00、かつて作者もこれと同じミスを犯した事がある。)
「イエス!イエース!!」喜びのあまり大声で叫んでいると店主らしき男が、「どうしたの?」
私は今までの経緯を話し陽炎に入隊したい事を伝えた。
「入会したいんだね歓迎するよ。
そういえばあんたと同じ様にロシアからもサバゲーがしたくてはるばる来ている奴がいるよ。」
名前はイワン・イワノフ・サノバビッチ
(回顧録 赤い国からの訪問者 もう一つ付け加えると、赤い狐に誘われて!も見てね!)
知ってるかい?」そう言えばあの黒い豚もそいつの事を言っていたな。
「そのイヤンだかオワンだか言う奴のことはどうでもいいんで、とりあえず銃を見せてください。」
私は一挺の銃をチョイスした。M4A1、実はSD6と迷ったのだがM4に決めた。
(この頃まだRISバージョンもSR16も発売されていなかった。)
「この銃は電動エアーガンだからバッテリーと充電器が必要だよ。
あと弾数制限が400発だから予備Mg、300連がいいかな。」
言われるままに買い揃え、
「これで完璧ですね。」
しかし店長は首を横に振り、「いやいやまだ大切なものが足りない。」
何だろう?「服装ですか?」と服をつまんでみるが首を横に振るだけ。
「それじゃあ何ですか?」そう尋ねると店長は、
「これだよ。」と後ろから何かを掴み取り私に見せた。
「メガネ?」店長はそれを目元で前後させデリ0ットっぽい動作をしながら、
「ちがうよーゴーグルだよー。」とオチャラケながらも、
「BB弾が目に当たったら失明する可能性もあるからね、
サバゲーをするならゴーグルをするのは当たり前、
これはゲーマーの義務だよ!」納得! あとレギュレーション
(インディか陽炎のhpを確認してね。)の事等を聞いたが、店長の話もそっちのけで、
私はカウンターのショーケースの中身に心奪われていた。
それに気付いた店長が、「サイドアームに1挺どう?」甘い誘惑、
その時背後から「グロックはいいぞ、グロックにしろ!」
何かの映画で聞いたようなセリフ、振り返るとメガネを架けた常連客が笑顔で立っている。
「グロック?」「そうグロック!」彼は手に持っていたグロック17を私に差し出した。
「こりゃーいい。」私はあっさりグロックをチョイス!
これはガスガンなのでガス、それとBB弾も一緒に買って、大満足!
けど財布の中はスッカラカン!!
それから店内のレンジ(会員無料、 一般客1時間 300円)で撃ちまくり帰宅・・・?!
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