赤い国からの訪問者第16話 | |
それにしても本当に久しぶりだ。実を言うと極秘任務を受け、しばらく留守をしていたのだ。
任務の内容はこの場では話すことは出来ないが、少々歩き疲れたとだけ言っておこう。 話しは変わって、5月12日、今シーズン初参戦のサバイバルゲームは実に絶好調!? そしてこの日デビューのβースペツナズの調子も絶好調!! 心配していた雨も小雨が時々降る程度でゲームに支障がでることも無く、天も味方に付けたかのごとくだ! (それは参加者全員に言えることだが)この日は20数人集まり、開幕(定例)を飾るには申し分無いといったところだ。 かくしてゲームが開始される。 1ゲーム目は1発も撃つことなくただフィールド内を歩いただけで終わったが 奥から手前の陣地まで来たわけだからこれでウォーミングアップはバッチリというところである! そして2ゲーム目は手前から下フィールドに降りてなかば当たりからまた中央フィールドに登る。 その間、2人ゲットして塹壕の裏手に取り付く。 そっと塹壕を覗き込むと敵が1人向こうを向いてしゃがんでいる。 銃口を向け、思わず口元が緩むが、撃ちたい気持ちを抑えフリーズコールをかける。 あっという間に3人片付けて、俺は少々調子に乗ってしまった。(悪い癖だ!) その後的の確認を怠り、その場で自己陶酔しかかっていると中央フィールドの山側の方から狙撃された。 弾丸は俺のわずか横を通過して、後ろの木に当たり、そしてその兆弾が上手い具合に俺の腕にヒット! 「ううう・・・ヒット!?」相変わらず詰めが甘い俺だった・・・。 3ゲーム目、今度は奥からのスタート。今度は得意の下フィールド大迂回!! 実際そこまでする必要はないのかもしれないが、 フィールドの境界線ギリギリを小走りに移動し、迂回組みの敵を発見し、その背中に撃ち込む! これだから迂回は止められないのだ。1人ゲットし、 その敵が俺が撃ち込む前に何かしらハンドサインのようなことをしていたのでその場にまだ敵がいることが俺にはわかっていた。 木から木へ移りながらその場に近付くと案の定、敵が1人いた。 すかさず撃ち込み2人目ゲット!!その後また調子に乗って中央フィールドの縁当たりで敵の銃弾に倒れる・・・。 4ゲーム目は出遅れてしまい上フィールドに登り損ねた。 しかし中腹まで登り攻めあがってくる敵をブッシュの中から5人ゲット! 位置取りさえ上手く行けばこう言った美味しい思いが出来るのだ。 このゲーム終了後休憩をはさみ5、6ゲームも2人ずつゲットして華々しい2002年の幕開けを飾るはずだったのだが! ハンドガン戦の変わりに行なわれた上下戦(下の陣地を上から攻める)で大失態を犯してしまった。 2ゲーム行なわれて、2ゲームとも攻め手に回った。 下の陣地の位置をよく把握せずに最前線に出てしまった俺は、 1ゲーム目は安全と思っていた位置で転んだ味方の銃口に泥が詰まってしまったのを前屈みで見たいたら、 敵の銃弾が背中を掠めてアウト・・・。 2ゲーム目に関しては秒殺!? 開始早々手前からしたフィールドに駆け降りて行き、 気がつかずに敵の防衛ラインギリギリのところまで飛び出してしまい、蜂の巣となる・・・。 それにしてもやはりサバゲーは楽しいものだ!! つづく |