三峰山(みつみねさん)1131m


 連休中、まだどこにも登っていない。天気も曇り。せめて、と思って、手軽に登れる三峰山に登る事にした。本当は、中腹周辺も回って、ていねいに作ればいいのだが・・。半日登山ですませてしまった。この写真は2007年の5月26日に篠山に登る時に、千曲川の土手からとったもので、冠着山に使ったものと同じ時に撮ったものを使用してあります。写真の中央に長野道が走っていて、もう少し左手に姨捨SAがあると思います。上の三つの峯の左側が山頂。裏の聖湖側からは車でも行ける。三つの峰と手前側の盛り上がりの間に、窪地状の地形が広がり、そこに大池やゴルフ場がある。今回は、大池の横の大池自然の家の裏から登る。(2009、5,5)
 思い立って家を出たのが、8時40分頃だっただろうか途中の戸倉上山田温泉は、いつもは閑散とした雰囲気なのだが、連休と高速道路1000円の影響か、車がたくさん止まっていて、盛況の様子。途中の道から見下ろした姨捨SAは、車でいっぱい。この不況下だが県内の観光地は一息ついているのだろうか?大池周辺は、小さい頃から、高校生の頃、またしばらく前も大池自然の家も仕事で利用たりしていたので、その度ごとの思い出があり、またその度ごとに様子も変わってきていて、なつかしさと複雑な気持ちの交じり合った場所だ。周辺はかなり整備され、大池への入り口の道路付近も親水公園のように整備されていた。  キャンプ場は昔からあったが、本当に以前は、ただ山の農業貯水池の周辺といった雰囲気だったが、現在は、千曲市になったせいもあるのだろうか、キャンプ場も結構整備されてきたようで、連休の今日も利用者がポツポツと見え、駐車場は帰る頃にはいっぱいになっていた。管理棟も出来、後でHPを見るとレストランもあるようだ。大池自然の家も雰囲気は変わらないが、マレットゴルフ場なども出来て、より整備が進んでいるようだった。池の縁から登れるのだがキャンプ場周辺には人が多かったので、自然の家の裏手の方から登る事にする。
 大池自然の家の裏手には、一本松峠を越えて冠着山の山頂部の裏に出る車道が抜けているが、その道から分かれて三峰山の方(ゴルフ場の周辺部)を回る道が分岐している。入り口に三峰山60分の標識があったので広くなった路肩に駐車して林道に入る。カラマツが芽吹きどきで、野鳥の声がたくさん響く。ウグイスやカラ類の他にも鳴いていたが種類は分からなく残念。去年小鳥の声のCDを買ったのだが、あまり聞いていなくほとんどその学習効果はない。  しばらく行くと、この標識があり、山道へ入る。前来た時は池の端からここへ出たのだろう。
 新緑の淡い緑が快い山道になる。シラカバも生えている。しばらく登ると道から少し入った所で、ご夫婦が何か採っていたので聞いてみると、コシアブラでした。道端にもコシアブラが見られたが、すぐ後からその人達が来るのでとるのは止めておいた。  気持ちよい山道はほんの一瞬で、すぐに尾根に出ると、向こう側(麻績側)が別荘地になっていて、その家が樹間に見えたりして興ざめである。しばらく行ったピークから三峰山の頂上の展望台が見える。山頂の斜面が崩れているが、この大池周辺も遠くから見てみると巨大地すべりの跡に出来た地形のように思えますがどうなんでしょうか。
 下にはゴルフ場が見える。このゴルフ場はいつごろできたのだろうか、私が高校生くらいの時に、この辺りにブルトーザーが入って工事をしだしたような気がする。列島改造が始まったころだろうか。  尾根を進むと、途中ゴルフ場の方へ下る道をわけて山頂へ向かうが、聖湖側からの舗装道路が並行して登っている。山頂にはみっともない展望台が建っている。
 西側から大きな音でラジオの音楽などが聞こえる。もう廃止になったスキー場のリフトが動いていて聖湖からリフトで上がってこれるようになっていた。連休中だから動かしているのかもしれない。遠い山は聖山。このスキー場は私が高校生頃できたような気がする。1,2回くらい来た様な気がする。  晴れていれば気持ちよい展望がえられるだろう。今日は曇り。登山者がゆっくり休むような場所ではないので写真をとってすぐ出発する。登ってきた道でなくゴルフ場側へ下る。
 途中、タムシバだろうかきれいに咲いていた。すぐに林道に降りつく。山菜でも取りにきたらしい車が止まっていた。林道を出発点に向かってもどる。ゴルフ場は林にさえぎられて見えないが人の声など聞こえるくらいな距離である。  林道脇には、タチツボスミレがしきつめたように咲いているところもあり、野鳥の声もさかんにしていて、幼稚園や小学校低学年の子を連れて今日のコースを歩けば、けっこう良いハイキングになるだろう。大池自然の家のハイキングコースとなっているのだろうか道は整備されているが標識はとれたり古くなっていた。あまり、このコースは、はやらなくなってきたのだろうか。
 大池へ入る道の入り口あたりに池があり、その裏手の斜面に小山状の地形がある。これはそこを北側の聖湖へ向かう道側からみたところ。何でこんな場所を撮ったかというと、ここは私が小学校や中学校の頃、「姨捨スキー場」と呼ばれた場所だと思う。当時は畑だったのだろうか。今は、苗木などが植わっていた。私が小学生頃、大人に連れられて姨捨駅までバスに乗って、そこから歩いてこの場所まで行って、スキーをしたような記憶がある。中学頃は友達と一回くらい行った記憶が・・。頂上には小屋があって、コーヒー牛乳くらい売っていたような・・?もちろんリフトやロープウエイもなかったと思います。しかし、八幡や稲荷山など周辺の町からはスキーに行ったのでしょう。地球温暖化がまだ進んでなかった頃。雪もある程度積もったのだろう。そして大人がリフトやロープウエイなどが無くても、こんな場所でスキーをやって満足している時代だったんだな。戦時中の遺跡でも探すような気分でこの丘の上に行ってみたが、平らな地形になっているだけで名残は無かった。その後、聖湖にスキー場が出来てここは廃止されたのだろう。その聖湖のスキー場もかなり前に廃止されているわけです。  帰り道、長野道の上を通って少し行くと「姨捨駅」があります。ここも珍しく観光客らしい人がポツポツいました。ここはスイッチバックで有名です。また、芭蕉などの句碑のある長楽寺や棚田へもすぐ行けます。そんな周辺の場所も含めてゆっくり取り上げたい三峰山でした。家にはお昼には間に合って帰り着きました。(2009,5,5)
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