24-2権利  4肢正誤フォーム 代理
次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 未成年者が代理人となって締結した契約の効果は、当該行為を行うにつき当該未成年者の法定代理人による同意がなければ、有効に本人に帰属しない。
2 法人について即時取得の成否が問題となる場合、当該法人の代表機関が代理人によって取引を行ったのであれば、即時取得の要件である善意・無過失の有無は、当該代理人を基準にして判断される。
3 不動産の売買契約に関して、同一人物が売主及び買主の双方の代理人となった場合であっても、売主及び買主の双方があらかじめ承諾をしているときには、当該売買契約の効果は両当事者に有効に帰属する。
4 法定代理人は、やむを得ない事由がなければ、復代理人を選任することができない。
1    2     3      4

結果: 1と4が誤り
1×代理人は、行為能力者でなくとも良い。つまり、制限行為能力者でも、完全に有効な代理行為を行えるから、未成年者が代理人となって締結した契約の効果は、当該行為を行うにつき当該未成年者の法定代理人による同意がくても、有効に本人に帰属する。
2○代理行為における善意・悪意または過失の有無は、実際に行為をした代理人を基準にすべきだから、記述のとおりである。
3○双方代理が禁止されるのは、本人の利益を考慮するからであり、本人双方の同意があれば許される。すなわち、当該売買契約の効果は両当事者に有効に帰属する。
4×好きで代理人になったわけではない法定代理人は、いつでも復代理人を選任できる。4-15
 
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