26-10
権利関係
相続
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【問 10】Aには、父のみを同じくする兄Bと、両親を同じくする弟C及び弟Dがいたが、C及びDは、Aより先に死亡した。Aの両親は既に死亡しており、Aには内縁の妻Eがいるが、子はいない。Cには子F及び子Gが、Dには子Hがいる。Aが、平成26年8月1日に遺言を残さずに死亡した場合の相続財産の法定相続分として、民法の規定によれば、正しいものはどれか。
1 Eが2分の1、Bが6分の1、Fが9分の1、Gが9分の1、Hが9分の1である。

2 Bが3分の1、Fが9分の2、Gが9分の2、Hが9分の2である。

3 Bが5分の1、Fが5分の1、Gが5分の1、Hが5分の2である。

4 Bが5分の1、Fが15分の4、Gが15分の4、Hが15分の4である。
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解答解説 正解 3 
 両親を同じくする全血兄弟と片親だけ同じくする半血兄弟の相続分の問題は初めて。
 まず、相続人を確定する。
 配偶者相続人はいない。血族は、子及び親がいないのだから、第三順位者の兄Bと弟CDが相続人になるが、CDは既に死亡しているので、その子FG(Cの子)H
(Dの子)が代襲相続人となる。したがって、相続人は、BとFG(Cの子)H(Dの子)である。  
 次に相続分。兄弟姉妹の相続人は、片親だけを同じくする兄Bと両親を同じくする弟CDでは、前者を1・後者を2 として配分する。また、代襲相続人が複数いる場合は、本来の相続人の相続分を株分けする。
    ▽
BとC(FG)D(H)は、B1:C(FG)2:D(H)2と配分。
ということは、      B1:F1G1:H2、となる。
結局B(5分の1)FG(5分の1)H(5分の2)となる。以上12-1
                           正解3
類題
◎契約書への記名押印22-33・12-36・11-36・9-36・4-39(宅建業者は、媒介契約書に、取引主任者をして記名押印させなければならない: ×)

◎指定流通機構への登録事項
21-32(登記された権利の種類・内容:×)
12-37(売買すべき価額
10-35(宅地の所在・規模・形質
10-35(所有者の氏名・住所:×)
10-35(売買すべき価額
10-35(法令に基づく制限で主要なもの) 以上×は登録事項でない。
類題続き

◎媒介契約書の交付
26-32・24-29・14-34・2-47(依頼者も宅建業者であるときも交付義務ある
15-45・7-48(賃貸借の媒介を依頼されたときは交付義務ない
◎交付時期について
元-46(媒介行為による売買契約が締結された場合、遅滞なく、媒介契約書を交付しなければならない:×)