士林夜市
2004年11月6日、23:29:10
士林駅から劍潭駅へ歩く。
建物と建物の間から夜市の露店が見える。

2004年11月6日、23:42:48
ここが始まりの地点、飲食店が集合している建物。
露店以外にこういう建物が用意されているのが
士林夜市の特徴らしい。賑わっている。

 Y瀬さんは陳さんのところでそうとう食事を振舞われたらしく、
あまり食べられないかも?と言っている。

2004年11月6日、23:43:19
入り口の1軒。
鶏の足の空揚げで有名なところらしい。
時折行列ができる、と思っていたら列が途切れているときが
商品が切れている時間だそうな。

まずトイレで小用。
この建物は公衆トイレつきなので安心して水分を摂れる。

■いきなりデザートから

気温も手伝って冷たいデザートを猛烈に食べたくなる。
Y瀬さんを誘ってカキ氷屋さんへ。
韓国のカキ氷「パッピンス」ほどいろんな具は使われていないものの、
フルーツのボリュームはこちらのほうが勝っていると思う。
2004年11月6日、23:47:49
フルーツとソースを選ぶシステム。
ここの店員さんは少し日本語が判る。
僕とY瀬さんはフルーツ3種類とココナツソースで80元(約272円)の
1番豪華なものを注文。

僕はイチゴが大好きなので3種類ともイチゴにしようとしたところ、
店員に変えるよう促される。
Y「イチゴは値段(単価)が高いからじゃねぇの?」
看板にオールイチゴの写真があるんだけどなー。

2004年11月6日、23:48:07
作っているところを観察。

2004年11月6日、23:52:03
Y瀬さんの。

2004年11月6日、23:54:23
僕の。
でかい。(笑)
氷は非常に粒が細かく、雪のよう。
こんなカキ氷は初めてだ。
ココナツミルクが染み込んだ部分を勢いよくかき混ぜると、
ソフトクリームが作れる。
美味いっ!一生食べていたい。

大満足。
ただ、少し寒くなった。
次は暖かいものが食べたい。

■米を食べてません

炒飯が目に留まる。
そう、台湾に来て炒飯を食べない手はない。
で、早速注文。20元(約68円)。
Y瀬さんは見てるだけだ。(笑)
2004年11月7日、0:08:47
丼一杯くらいある。
味はまあまあ。
思ったよりカラッとしていない。

2004年11月7日、0:09:19
魚肉ソーセージを使っているようだ。



見学しつつ、水餃子を探す。


産卵?
ペ「これ何ですか?このカエルの(看板)。 何かいやな感じですね。
カエルの卵(売っている)みたいな感じじゃないですか」

Y「そんな物、あれですよ。日本でも売ってる…」
Y瀬さん、言葉が出てこない。

 
建物内に飲食店ぎっしり。

いろんな料理があるが、
寿司、鉄板焼きなど日本で普通にある店が
思ったより多く、そういうのは台湾に来た気がしないので避けた。
…のもつかの間、次の店に心動かされる。


ステーキ屋か?
親指を立てて「美味いよっ」とアピール。

 200元(約680円)。重量級などと看板に書いてある。150元(約510円)というのもある。安い。どうしよう?
ペ「水餃子を食べる前に食べたら重くないですか?(水餃子屋が)あればの話ですけど」
Y「ほか見てからでいいじゃない」
ペ「最後に食べてから帰る、という手もありますね、ステーキ」

■水餃子探しの旅

 
臭豆腐の匂いが近くにあると食欲がなくなります。
こんなにあちこちにあると大変。


ペ「あっ、これがミーフン(米粉)。横のは八宝菜みたいですね。あっ、餡かけになるのかな?」


入り口付近に移動。
もう1件ステーキ屋。もっと安い。130元(約442円)。
うーん、でも骨付きだと高いんだね。韓国系なのかな?
Y「そんなこたぁない」
ペ「でも骨付き、というところをことさら強調してますよ」
Y「Tボーンステーキじゃないか?」
僕は骨付きカルビかと思った。


こんなところに服屋があったら、
臭いが染み付いて堪らんやろぅ?(笑)
Y「だから言ったじゃない。なんでもありだって(笑)」
角を曲がると…。


あっ、金魚すくい。


じゃない。ザリガニ釣りだ。
Y「海老だって」
ペ「だって手が主張してますよ」
Y瀬さんは海老、僕はザリガニだと言って譲らない。しばし応酬。


ステーキ屋の後ろを通過。
本格的ですね。ソースもかかってて。ステーキ決定だね。
絶対にステーキを食べないと帰れない。

■水餃子の発音

 

 周りが寂れてるが…。
Y「あった」

ペ「ありました?おー来ましたね、水餃子」
 水餃子は10個で40元(約136円)。水餃子は発音的に「すいちゃお(「ず」がほとんど聞こえない)」が近いようだ。注文直後、店員による牛肉麺やビールはどうか?の押し売り攻勢来る。すこしずつ、いろんな味を楽しみたいので、断る。売り上げにつながらないかと思って、がんばったようだが、残念でした。(笑)
Y「(水餃子は)ゆでてあるだけなのよ」
ペ「僕はまた、タレが面白いのかと思ってました。うーん、テーブルに置いてある調味料からして、しょうゆ&酢、というパターンなのでしょうか?」

2004年11月7日、0:30:35
思っていたのと違う形状で来た。
本当にゆでただけといった感じ。
まあ、普通の味ですね。にんにくがよく利いている。
2人で分けて食べたが、結構腹が膨れた。


食べながら周囲を観察。
向かいはイタリア料理屋だ。

Y瀬さんは手に入れ損ねた映画のビデオについて語る。

■お姉さんを倒す

 口をさっぱりさせるため、ジュースを買う。同じような店が2件並んでるので、女性店員のほうを選び、レモンジュースを注文。しかし僕の注文が今ひとつ伝わらず。お客さんの1人が助け舟を出してくれるがまだ上手く伝わらなくて、僕が指差したところ…。


看板のメニューを見て、


別の商品だと勘違いしていたのが判った瞬間。


ウケるお姉さん。
うーん、楽しい。(笑)

レモンジュースの「レモン」の発音が変だったようだ。
Y瀬さんは飲まないのかとたずねたら、量が多すぎるので、別のところで買うという。

熱気と食べ物の匂いに負け、1度外へ。
ペ「うわー、アマーイ!さっぱりしてないっ」
ジュースの砂糖を減らして欲しい。


カエルの看板はタピオカジュースだったことが判明。
確かにカエルの卵に似ているが…。(汗)
どこもジュースは700ccで30元(約102円)みたいだ。
Y瀬さんはこの店で500ccの小杯を入手することに成功する。


お腹を休ませるため、露店見学に建物を後にする。
多少運動してお腹のこなれを待ち、
それから次の食に挑むつもりだ。

■衝動買いする

 

 
小雨はすでに止んでいた。

とうもろこし屋台発見。僕はとうもろこし大好きなので心が揺れるが…。
ペ「ここのはしょうゆで焼いていないのでは…?」


だめだ。

ぎっしり。
露天が集まる通りは、
とてもビデオ撮影しながら進める密度ではない。
撮影を一時中断。


人の流れに押されるまま進む、という感じになる。
立ち止まってゆっくり見学できない。
地元の祭りの全盛期がこんな感じだったな、と懐かしくなった。

財布が並んでいる店で衝動買い。
ブランド物だが、199元(約676.6円)均一と安い。
絶対コピー品だ。(笑)

ちょうど日本の財布が傷んでいるので「ポロ」を購入。

Y瀬さんがあれあれ、というので見たところ、
「新宿東駅」発見。
僕の地元にも新宿を気取っている場所があるが、
台湾にもあったとは。

「駅」とあっても本当の駅ではない。
DVDやVCD、CDを売ってる店なのだ。
看板に近づいて爆笑。腹が痛い。

午前1時(日本時間午前2時)。
一通り周り、ステーキ分お腹のスペースが空いたようなので、戻る。

■重量級マッチ

1番豪華そうな「重量級」と戦うことにする。
200元(約680円)はやはり安い。
Y瀬さんは「(量が多くて)食べれんのかな?」と心配してる。
2004年11月7日、2:14:54
塩、胡椒で味付けしてる。

2004年11月7日、2:15:00 2004年11月7日、2:15:08
Y瀬さんによると、台湾でステーキといえば
焼き方を選ぶ概念がないらしい。
なのですべてウェルダンで出てくるのだ。

生肉、あるいはそれに準じるものが苦手な僕はむしろうれしい。

2004年11月7日、2:16:38
メニュー。「牛排」ってどこの部位だ?

2004年11月7日、2:18:40
来たーっ!
でかいっ。

予想をはるかに超えている。

構造を見ると、下から
スパゲティ1人前→目玉焼き卵1個分→牛肉およそ150g→ミートソースである。

味であるが、多分いい肉は使っていない。
肉汁などまったく出てこず、ソースの味で食べさせる感じ。
この辺は価格相応というところか。

ただ、ボリュームは満点だから、ガツガツ食べる人には最適だと思う。

ミートソースはやや甘口で、肉にはちょっと合っていない感じ。
これだったらシンプルな塩胡椒だけのほうがよかったかも?


ぬうっ。そろそろ限界だ。お腹が苦しい。
Y瀬さんは僕ほど食べていないので、完食している。

もう、ダメだ。

重量級に敗北。

くっ、こんなこともあろうかと。
店員に用意してきた紙を見せる。

「もうお腹いっぱいです。持ち帰るので箱に詰めてください(北京語)」

店員、爆笑。
「そうかそうか、用意のいい日本人だ」
てな感じで快く箱に詰めてくれた。
明日の朝食にしようと思う。


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