画面には、時計を気にしながら考え事をしている男。
僕は内容を把握するまで10秒ほど沈黙。 男「おーい、こっちだよぅ」 女の子登場。待ち合わせをしていたのか。 むらさきさんは「はぁ」と溜め息をつくと移動。飽きた? 男「まぁ、座れよ」
女「何か用なの?」 男「実は折り入って話があるんだ」
む「まだそこまで言ってないって」アフレコに突っ込みが入る。
メニューを見る2人。 ピザ、と言うのが聞き取れた。 女「ピザお願い」 男「僕も同じでいいよ」ステーキ、と言う単語が聞こえる。 む「ステーキ」
男「ステーキもあるの?」 女「じゃ、それもお願いしまーす」 む「てんこ盛でね」僕、爆笑。
む「ね、いつまでこんな暇なこと(「勝手にアフレコ」のことです。)やってんの?」 ペ「え!?(笑)いやー、8時半までかな?」今、8時24分。 む「それ一体…」
ペ「あっ、ちょっとカメラ意識しましたね、この男。(笑)」 むらさきさんにかまわず、アフレコを続ける。
画面は変わり、テーブルの上にはピザ(女)とステーキ(男)が。和やかに食べ始める。
女「で、結局、何の用で私を呼んだの?」 男「うーん、実はこの間もらった離婚届だけど」 女「あなたが子供の養育費を払えないから!あたしが苦労しているんじゃないっ」 男「…勘弁してくれよ」むらさきさん笑い出す。 男「実はこのステーキのお金も払えないんだよ」 むらさきさん爆笑。
む「ぜんぜんそーゆー雰囲気と、違うやろ!(爆)」突っ込み。 僕もつられて笑い出す。
む「どーしてそんな、人の不幸を喜ぶようなことを。(笑)」 男「これも全部、韓国の不況が悪いんだよ!」
ペ「(笑)でも、昨日歩いた感じでは、全く、治安が悪そうには感じなかったんですが」急に「素」に戻る。 む「(やる気のなさそうな声で)そーねー」 ペ「(笑)それは我々の気のせいでしょうか?」 む「我々のガラが悪かったのか?」 ペ「(笑)はー、でもなぁ、明らかに日本人に見えたと思うけどなぁ」 む「そう」 ぺ「ポン引きには4人くらいに声かけられましたぁ」 む「そう。…(笑)変なおっ母ちゃんにも声かけられたし」 僕は、昨晩を思い出して笑い出す。 ペ「あれ?むらさきさんがあの〜、あのー、あっ、あたしの好みだわっ!ていうがで声かけられたのでは」 むらさきさん、苦笑。 む「…やめて。…向こうだってそれっくらい、わきまえとるちゃ」 ぺ「へぇ〜」 画面は別の場所へ。
母「あなた、どうするの?私、パートの勤め先も首になっちゃって。…くくくっ」 自分で笑いがこらえられなくなる。
黙々と食事を口に運ぶ父親。
父「そんなこと言うなよ」
娘「私、学校どうしたらいいの?」 また場面が変わる。
ウェートレスが客の前にカップを運ぶ。
男「まぁ姉ちゃん、座っていけよ」 なぜか横に座る。知り合いか? ペ「(絞り出すような声で)うわー、いいなー。いいなぁー。あの足が。くぁー、組むなぁー」
男は何やらウェートレスに力説。
ペ「なんとなく、マックス渡辺に似ているような気がする」 むらさきさん、噴出す。
ぺ「マックス渡辺、絶対韓国顔だわ」
男改めマ「まぁ、ちょっと考えてみてくれよ。エポパテって、体に悪いんだよ!君もだからポリパテを使えよ」
聞き耳を立てる男。
ピピピピピピ。むらさきさんの携帯電話に仕掛けておいたアラームが鳴り出す。 ペ「あっ、8時半になったようですね」
ウェートレスは席を離れる。
ウ「ポリパテ1丁ーっ!」 場面変わって、家族団らんの食事のシーン。 食卓には父親、息子兄弟。それにしても食べてばかりいるドラマだ。
兄「やっぱりポリパテは、ワークのモリモリだよな」 父「うーん、いや田宮のもいいゼ。」
む「いやー、やっぱりワークでしょう」と、自分の意見。 食卓に母親登場。 む「(甲高い声で)そんなのワークに決まってるじゃ無いの、あなた」 むらさきさんは急にアフレコ。 すると母親に対し弟が口を開く。
弟「だめだよ!この間、硬化剤が足りなくて固まらなかったんだぁ」 むらさきさん、笑いがひぃひぃ、という声に変わっている。
母「あなたがちゃんと混ぜないからじゃないっ!」
弟「いや、でもあいつのミニ四駆には勝ったよ!」 母「もう、この子ったらへ理屈ばっかり」 弟は慌ててスープを飲み干すと、立ち上がって食卓を後に。
母「あなたも何か言ってやってよ」
兄「いやー、子供の内からポリパテとは感心だなぁ」 兄のフォロー。 むらさきさんはぶつぶつと何かつぶやいている。アフレコ?
父親、首を左右に振る。 父「エポパテは体に悪いからなぁ」 兄「ちゃんと手を洗えば、大丈夫だよ」
場面は変わって喫茶店(?)。 カウンターの女性、入り口のドアが開くのに気付く。 女「いらっしゃい」
入ってきたのは、さっき別の喫茶店でマックス渡辺の後ろの席にいた男だ。
女性は、心配そうな顔で男に声をかけると、カウンターから出てくる。
手を差し伸べるが、男はそれを払いのける。
男「触るな!俺の手にはエポパテが。」
女「エポパテがついてるの?」 むらさきさん、突然ウァッ、ハハハハハッ、と笑い出す。
画面では男が険しい顔で話している。
女「手ぇ、洗った方がいいわよ。」
あっあっあっあっあっあっ、とむらさきさんは水戸黄門の様に(いわゆる「引き笑い」状態です。)なってしまう。
男「俺は…
”盛り派”なんだよぉっ!」 新聞を叩き付ける男。逆切れ。
ツボにはまったのか、むらさきさんは轢き付けを起こしたかのように笑い続けている。大丈夫か? む「(爆)ぶっ、笑わぁっすなっ!!!…」 やっと息が出来た、と言う感じ。涙目だ。 む「(笑)ね、もうちょっと面白いこと言ってよ。ここらで瞬間接着剤とか」 ペ「ああー、おっかしい。(笑)」
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