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京都小紀行NO3

平成14年10月6日

平成14年11月3日

平成14年12月1日

平成15年2月2日

平成15年3月2日

平成15年4月6日

平成15年5月3日

平成15年6月1日

平成15年7月6日

平成15年8月3日

平成15年9月7日

平成15年10月5日

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平成14年10月6日(日)

行程 伏見稲荷→(昼食祢ざめ家)→京阪七条→三十三間堂→ティータイム(京都パークホテル)→方広寺鐘楼
→徒歩→安井金比羅宮→建仁寺境内→阪急四条→十三がんこ

同行 新田氏 小松原氏 窪野さん 浅成さん 日高さん

今回は私含めて6名の団体様、おまけにはじめて御参加の日高さんは昭和9年うまれのむすめざかり稲荷頂上往復、および上記の行程はいささかきついのではと心配であったが、結果は一番お元気の御様子。三十三間堂は以前三回おとずれてますがあらためて仏像の数にはおどろかされる
新田氏は安井神社の絵馬の内容にはすごく興味をもたれた御様子(縁きり。縁結びの祈願文)

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写真は建仁寺にて

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通し矢の はなやかなりし 催しを 見てみたいかな 1000の観音

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平成14年11月3日(日)

行程 伏見稲荷→京阪電車・八幡市→徒歩→飛行神社→安居橋

同行 なし

気温は低めであったがお天気はまずまず。連休の最中でのひとりたびはやはりすこしさびしいが、もともとこれが本来の姿。今回の飛行神社は一般の神社仏閣がその歴史を主に売りにしているのにくらべ、大正年間創建とそのなにふさわしく神社としてはすごく新しい。資料館には創建者の二宮忠八を中心に特攻機の尾翼なども展示されまことに興味深いものであった

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安居橋にて

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連休の 雑踏無縁の おとこやま 飛行神社を ひとり独占

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平成14年12月1日(日)

行程 伏見稲荷→JR京都駅→地下鉄北山→京都コンサートホール(京都府立大学第45回定期演奏会)→徒歩 圓光寺(ライトアップ)

同行 新田氏 金さん

朝起きるころは雨であったが、すぐに止み、しだいに天気は回復。今日は子供のコンサートを聞くことと今年最後の紅葉ライトアップをみるのが最初からのおきまり。今回も始めて御参加の女性木工職人金さんがくわわり男二人女一人のうれしい賑やかな旅。しかし残念ながら、肝心の紅葉はほとんど散っていました。帰り道 立ち寄った 丁稚ようかんの御主人のおはなしでは 今年は11月半ば頃がもっとも良かったとのことむしろ 伏見稲荷のほうの紅葉はいまだみごとに色づいており、まだまだたのしめますのでお時間があればおでかけください。ただし昼間に

高円宮が急逝されました まことに残念なことであります。心より御冥福をお祈り申し上げます。

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もみじ葉と 散りゆくはやさを 競いしか いかに惜しまん 高円の尾根

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平成15年2月2日(日)

行程 伏見稲荷→JR稲荷→JR山崎→(送迎バス)アサヒビール大山崎山荘美術館→宝積寺(宝寺)→阪急大山崎→十三(がんこ)

同行 小松原氏 窪野さん 浅成さん

ときより晴れ間の覗く曇り空。風はないが底冷えのする京伏見にてあまり歩かずにすみそうな大山崎山荘へいくことに決定。その昔豊臣秀吉明智光秀と雌雄を決するためのかけのぼった天王山の中腹にあり夏目漱石もおとずれたアサヒビール大山崎山荘ニッカウィスキー創設に参加した加賀正太郎が作り現在はアサヒビールの所有。ここは一言にいってすばらしいものであった。こんな別荘に住みさわやかな冷気を感じながら毎日をすごす気分はどんなであろうかとひとりタイムトラベルをたのしみました 雰囲気がとても上品であり、まじめな交際をしておられる若いアベックには最適のデート場所であるとおもわれます。

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時代こえ 栄枯の姿 うつしだす 今も昔も 秀吉の道

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平成15年3月2日(日)

行程 伏見稲荷→JR稲荷→玉水(JR奈良線)→蛙塚→玉川沿い→小町塚→玉津岡神社→山吹の古跡→JR玉水→JR奈良線→大和路快速→新今宮

同行 なし

快晴にめぐまれ、風もなくすごく心地よい散策日和のなか、今回は一人旅のため、観光客のほとんどいそうにないところを選ぶ。大和との境の山城は別名山代と書き読み方によってはヤマタイともよめる 卑弥呼の支配した邪馬台国ではないかとの論争もあるいにしえの日本を京や大和とまたちがった感覚で感じさせてくれる土地である。駅のすぐそばを流れる玉川は、堤防沿いを桜の木が多数うえられておりさぞかし満開の季節にはみごとであろうとおもわれる。今回地蔵禅院に行く時間がなかったためまた行きたいとおもう場所である

写真は小町塚

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京の風 かすかになりし 山城に 清くながるる 玉川の水

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平成15年4月6日(日)

行程 伏見稲荷→昼食(日野屋)→JR稲荷→JR京都→市バス28系列→長福寺道→梅宮大社→松尾大社→阪急まつお→阪急河原町→喫茶→木屋町(豆腐茶屋)(夕食)

同行 新田氏 林氏

お天気は上々のうえ京のほぼ全域が満開を迎えた時期とかさなり、桜の名所はどこも超満員のもよう。今回は一昨年の7月にはじめて同行されたK.H氏が以前のしんどさをわすれて御同行。今回は松尾大社をめざしたがあまりの車の渋滞にたまらずバスを途中下車。われわれはゆっくりと2停留所あるいて梅宮大社をこれまたゆっくり参拝して、はいってはいけない嵐山ロイヤルハイツの敷地をぬけてバス通りにもどってみるといま乗ってきたバスをまたあるいておいこしてしまった いやはやものすごい渋滞である。写真の梅宮大社子授けにはすごく御利益があるようです。松尾大社では500円で拝観させていただいた庭と宝物館のうちとくに宝物館の御案内のおじさんがすごく親切に独自の解説もいれて説明してくださりなかなか有意義な時をすごさせていただきました。

夕方にいつも同行してくださる浅成さんがおともだち2人と京の別の場所を散策しておられたので木屋町で合流してお食事を御一緒しました。

うつくしき ままで散りゆく 桜花 観る人も無き 花ぞ悲しき

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成15年5月3日(土)

行程 伏見稲荷→京阪出町柳→叡電木野→妙満寺→宝ヶ池→地下鉄国際会議場→阪急烏丸四条→梅田(やぐら茶屋)

同行 小松原氏 新田氏 窪野さん 浅成さん

お天気は最高の行楽日和のなか、私としては2度目となる妙満寺へ。安珍清姫の鐘に再度対面。あと円通寺へ行きかけたが、急遽ボートにのろうかということになり宝ヶ池へ、そこでタレントの浜村淳さんとすれちがった カメラマンと太ったディレクターらしき人たちとごいっしょであった。池には鴨 鯉 亀 烏(からす)鳩 岸辺には桜をはじめ多種類の植物があり、 やはり水辺がいかに多くの生物をはぐくんでいるかがわかる。親達は小さな子供たちをつれてきて是非生きた教材を体験させていただきたいものである。

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それぞれが 主役の立場 にないつつ 四季をあらわす 池の住人

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平成15年6月1日(日)

行程 伏見稲荷→京阪出町柳 市バス203系統→千本今出川バス亭→釘抜地蔵(石像寺)→大雅寺(浄光寺)→猫寺(称念寺)→鳴虎(報恩寺)→地下鉄今出川→阪急烏丸→梅田

同行 なし

伏見稲荷ではちょっと間霧雨にあったがかえってここちよい気分。今回は数年まえまでまわっていた『京の通称寺』の巡拝を再開。これは京の一般市民から通称で呼ばれしたしまれているお寺が集まって「通称寺の会」を結成。小冊子をつくり、参拝すると100円でその小冊子にシールをはってくれるというものでいままで45ヶ寺のうち12ヶ寺終了。今日洛中の4ヶ寺をまわり通算16ヶ寺となった。

写真は通称猫寺といいペットの供養をする人たちの参拝がたえず、今日も2組 みえられていた。お会いした尼さんに「ペットは居るか」と聞かれ「居る」と答えたら「是非おまいりしていってくれ」とペット専用のお堂に案内してくだされた。

色を得て 庶民に根付く 通称寺 御利益本位の 寺の原点

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小冊子を開いて表紙と裏をスキャナーでとりこんでみました。この中に1ページづつお寺が記されてあり其の中にシールを貼る場所があります。

マスコットの京丸くん

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平成15年7月6日(日)

行程 伏見稲荷→京阪出町柳(昼食ラーメン)→市バス3系統(まちがい乗車)→西大路四条バス亭→市バス203系統→西ノ京円町→だるま寺→妻取地蔵→ひょうたん寺→出水の毘沙門さま→喫茶店→市バス千本今出川203系統→京阪出町柳→淀屋橋

同行 なし

梅雨の空でじめじめした気候ではあるがなんとか雨はふらずにラッキー。今回も先月に引き続き一人旅であるため、もっぱら観光はさけて通称寺をめざす。今日は4ヶ寺参拝しシールをお受けしましたが其の中でも写真のだるま寺(法輪寺)はとくに印象深く、達磨大師座像を中心に数百におよぶだろうとおもわれる数のだるま様が奉納されておりました。ボタンをおすとここの縁起がテープで流され 受け付けではかわいらしいだるまさまが色々販売されておりました。いちどいってみるとおもしろいですよ。

しかしながら、今回あらためて京都のお寺の数の多さにはおどろかされました。この4ヶ寺を道にまよいながらさがしてうろうろしているあいだ本当にかぞえきれないという表現がぴったりくるほどのお寺にでくわしました。それぞれがお寺を維持するため駐車場を経営するなど工夫をされているようですが、本来の寺の役割で維持できないなら存在価値がないのではとも思える。少しきついことを言ったが聖職とは元来人民に役にたってのことだとおもうからである。

みずからが 働きてこそ み教えの 言葉も民に しみわたるらん

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平成15年8月3日(日)猛暑

行程 伏見稲荷→京阪出町柳→叡山電鉄八瀬→叡山ケーブル→叡山ロープウェイ→比叡山頂→(比叡山内シャトルバス)→横川中堂→恵心堂→元三大師堂→定光院→道元禅師得度の地→虚子の塔→(比叡山内シャトルバス)→ケーブル延暦寺→ケーブル坂本→京阪坂本→淀屋橋

同行 新田氏

いつもの新田氏と二人旅 今日はとにかく暑いので比叡山に行くことに決定。山頂は26度とやはり下とは7〜8度低め。以前延暦寺の根本中堂には数回おとずれておるため今回ははじめての横川へ。山内を走るシャトルバスは1回乗車200円均一でわかりやすくて便利であった。さしたる印象深い場所はなかったが、比叡山中心からははなれているため、夏休みの日曜にかかわらず参拝客はかなりすくなく、ゆっくり山の気分を満喫できたのはよかった。今回ちょっとした事件があった。元三大師堂にて本尊の前に財布をおきわすれたまま次の定光院にて気付きあわてて約20分後もどってみるとどなたかがお寺の受け付けにお知らせくださっており、僧侶のかたから無事うけとることができた。お礼をいってしりぞいたあとありがたかったのでもう一度お賽銭をおさめさせていただいた。

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高僧の 何を想いて 歩みしや 我の想いと いかに違わん 

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平成15年9月7日(日)残暑

行程 伏見稲荷→出町柳→市バス17系統銀閣寺道→大文字寺(浄土院)→銀閣寺→喫茶MAHALO→市バス102系統→京阪出町柳

同行 なし

お天気にめぐまれたのはありがたいが、暑さまだまだ厳しく稲荷山頂にてTシャツを着替えたがおりてくるまでにもうかなりの汗。今日はひとりのんびりとよくばらずに銀閣寺とその入り口の通称寺のひとつ大文字寺を参拝。銀閣寺は人でごったがえしていたが大文字寺のほうは塀をへだてているだけなのにだれもいない。ベルをならしてもどなたの返事もなくしかたないので境内をさがすと小学生の女の子がお掃除の最中。シールのことをたのむと寺にはいってお母さんをよんでくれたので無駄足にならずやれやれといったところ。写真の奥にうつっている建物には後白河法皇の寵妃 丹後局が12単衣をきてすわっておられた。

写真は大文字寺(浄土院)境内 すすきにかくれてますが私が写っています

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ひたすらに 庭歩かせる 銀閣寺 つまらなきこと これに極まり

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平成15年10月5日 (日)快晴 行楽日和

行程 伏見稲荷→JR稲荷駅→JR京都駅地下(昼食心斎橋ミツヤ)→市バス205系統→金閣寺道→金閣寺→きぬかけの道→竜安寺→京福電鉄竜安寺道→四条大宮→阪急十三(がんこ)

同行 新田氏

最高の行楽日和 男二人で歩くのはもったいない。今回は何年か前きたことがある金閣寺へ同行のM.N氏の御要望で再訪。そこここで楽しそうなカップルにあてられっぱなし。先月訪れた銀閣寺にくらべ、敷地も広く、人出のわりにゆっくり散策をたのしめるうえに、座る場所もつくられており、まあ観光客もたのしめるのではないでしょうか。しかし 外国人観光客もかなりめだったのですが、もともと金閣寺のような金箔でおおわれた建物は日本文化においても特殊な存在であるにもかかわらず、外国人観光客はこれを日本の代表的建築物だと勘違いする人がいるかもしれないという不安もかんじられました。

金閣寺をでて、きぬかけの道をのんびりあるいて、途中立命館大学衣笠学舎や何年か前に入ったことのある府立堂本印象美術館などの入り口を横目でみながら次の目的地 石庭で有名な竜安寺へ到着。ここでは石庭もさることながら苔におおわれた中庭の様子もなかなかみごとでありました。

金閣の 何を感じて 帰りなん 自国にありて いかに語るや

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