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<東北自然歩道・青森へ>
完 結 編 ・・・青森県・八戸駅から青森県・竜飛岬
      期 間:平成18年5月4日から5月15日

資 料 編


 4 行動タイムとトレイルの要点

 1日目・5月5日(天気 曇):八戸市から下田公園キャンプ場:ラピア・バスターミナル発(06:00-:10)-馬淵大橋(06:45)-高森稲荷神社(09:00)-いちょう公園(10:35)-下田公園(11:40)・テント設営
 1)八戸バス停から国道45号線を西進、馬淵大橋を渡り8号線に出て北上。奥入瀬川に架る開運橋を渡って直ぐ最初のモデルコースの道標があった。
 2)いちょう公園から下田公園まで4kmは道標完備。


 2日目・5月6日(天気 晴):下田公園キャンプ場から十和田市・若葉公園:テント発(04:10)-JR向山駅(05:40-50)-蒼前神社(07:20)-高静駅(08:20)-十和田公衆温泉(10:10-11:10)-若葉公園(11:50)・テント設営。
 1) 下田公園から3km先の雑木林で農道が途切れて道の迷ったので、カワヨグリーン牧場までトレイル南方の作業道を歩いた。
 2) 向山駅から171号を西方に進み十和田観光電鉄の古里駅前に出た。
 3) 十和田市内の中央公園は野球場や競技場が主流で野営地としては、若葉公園が適地。


 3日目・5月7日(天気 小雨後曇):十和田市・若葉公園から十和田湖温泉郷・スキー場:テント発(03:50)-広瀬橋(05:10)-奥入瀬道の駅(06:10)-奥入瀬中学校(09:00)-十和田湖温泉郷(10:10)-公衆温泉・市民の家(10:40-11:34)-スキー場(11:40)・テント設営。
 1)十和田市から十和田湖温泉郷までは国道1101号線を進むが、幹線道でも歩道が一部なく歩き難い。
 2)十和田湖温泉郷のかんぽの宿は廃業した。


 4日目・5月8日(天気 小雨後曇):十和田湖温泉郷・スキー場から十和田湖・展望台:テント発(04:20)-焼山(04:30)-石ケ戸(05:40-50)-銚子大滝(07:40)-子ノ口(08:00-10)-元小屋沢(09:10)引返-御鼻部山・展望台(12:40)・テント設営。
 1)モデルコース<奥入瀬渓流歩道>は歩行専用路が公道沿いに完備されているが、湖畔のモデスコース<湖畔を歩くみち>は元小屋沢まで林道を歩けるがその先は廃道。
 2)子ノ口から滝ノ沢峠までの国道102号線には水場がない。御鼻部山の展望台にトイレあるが水道はなく、駐車中の自衛隊員から炊事用の水を入手した。


 5日目・5月9日(天気 快晴)十和田湖・展望台から大鰐温泉・茶臼山公園:テント発(03:50)-滝ノ沢峠(05:25-35)-温川温泉(06:50)-葛川小学校(08:50)-大鰐温泉・茶臼山公園(14:30)・テント設営後公衆温泉(15:00-50)。
 1)滝ノ沢峠は、物産店と食堂があり、野営可能。道路の距離表示で大鰐町まで30km。
 2)大鰐町には、公衆温泉が数ケ所ある。公園麓の石の鰐口から湧き出る源泉を使った足湯は地元の人も手軽に利用していた。


 6日目・5月10日(天気 晴):大鰐温泉・茶臼山公園から岩木山運動公園前:テント発(04:50)-大鰐駅(05:05)-熊野宮(08:00)-弘前城(09:20-25)-新法師(12:00)-白沢温泉(12:40)-総合運動公園前(14:00)・テント設営。
 1)百沢温泉から嶽温泉までのモデルコース<桜並木と山の出で湯をめぐるみち>には数ケ所に休憩所があるので野営地には困らない。


 7日目・5月11日(天気 晴):岩木山運動公園前から鯵ケ沢温泉:テント発(04:20)-嶽温泉(05:30)-滝淵ダム(08:35)-松代バス停(08:50-55)-滝淵バス停(10:00)-大宮(11:10)-鯵ケ沢温泉・水軍の宿前(12:20)・テント設営。
 1)モデルコース<桜並木と山の出で湯をめぐるみち>は国道3号線沿いの遊歩道路だが残雪で通れなかった。
 2)モデルコース<八景森展望と高沢寺めぐりのみち>に一部シングルトレイルで残雪でトレルが消えている恐れがあったので省略。


 8日目・5月12日(天気 快晴):鯵ケ沢温泉から車力・牛潟池:テント発(4:00)-長沼(06:00)-出来島集落(07:50)-埋没林(08:15)-ベンゼ沼(08:50)-亀ケ岡遺跡(10:00-10)-平滝集落(11:05)-牛潟池(12:20)・テント設営後公衆温泉(13:00-40)。
 1)埋没林は、七里長浜の浪打際に5mほどの崖に、黒色系の古木が埋没していた。案内板によると「最終氷河期8万〜1万年前の大洪水で水没したカラ松やエゾ松が泥炭層で真空パック状態により保存さて現在その一部が地表に出て来た」とのこと、古木は1・2m間隔で海岸壁沿いに現存している。世界的にも珍しい現象にしては、簡素な案内施設に好感が持てる。
 2)モデルコース<ベンゼ湿原と縄文のみち>は未舗装路で、埋没林、ベンゼ湿原、そして亀岡石器遺跡等を訪ねる14kmの手頃な日帰りコース。


 9日目・5月13日(天気 快晴):車力・牛潟池から小泊町・道の駅:テント発(04:00)-権現(06:00-12)-栗山(06:40)-十三湖・中島(8:15-8:40)-磯松集落(09:20)-脇磯集落(09:50) -折戸(10:45)-小泊(11:20)-折腰道の駅(12:30) ・テント設営。
 1)十三湖大橋周辺には名物・しじみラーメン店が数軒有り。
 2)小泊には浴場はないが、折戸集落手前1kmに宿泊付の温泉・雄乃湯が有る。
 3) 腰道の駅に隣接してフリーサイトのキャンプ場を併設。


 10日目・5月14日(天気 小雨後曇):小泊町・道の駅から竜飛埼終点・終了後バスと電車で青森駅経由帰京:テント発(04:00)-七ツ滝(05:30)-眺瞰台(07:50)-竜飛崎・灯台(09:40-50)-キャンプ場(10:20)-青函トンネル記念館バス停(10:35-12:05)-青森駅(14:30-21:00)。三内縄文遺跡見物(15:10-16:40)。翌日東京八重洲口着(03:00)。
 1)津軽半島は、通年北西の風が吹き海岸沿いも内陸にも人家が少ない。従って水場もないので折腰道の駅で補給要。
 2)モデルコース<龍飛埼と青函トンネル体験のみち>はキャンプ場から灯台までの波打ち際の奇岩を歩く遊歩道。灯台の眼下には日本三大潮流が眺められる。

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 5 費 用 

 1)交通費:\22,290-
      岩槻駅からJR池袋駅&東京駅(\1,270)
      池袋駅から八戸市・高速バス(\9,580)
      竜飛崎から青森駅(\1,440)
      青森駅から東京駅・高速バス(\10,000)

 2)食料費:\7,040-
     持込分(\2,470)、現地購入分(\4,570)

 3)装備費:\1,930-
       ブタンガス(\300)、電池(\260-)、資料(\870)、フイルム(\200)
       バンドエイト(\300) 

 4)その他:\4,680-
      写真代(\2,100)、温泉入浴6回分(\1,800)、電話・郵便(\330)、
      テント代(\450)

    合計金額=¥35、940−

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 6 資 料 関 連
 
1 食 料 (約4kg)


 洗 米       1,6Kg 
 ソーセージ    4本   
 ラーメン(チャルメラ等 5袋   
 クラッカー    2袋 
 平ビスケット   1袋    
 柿の種+ピ−ナツ 1袋  
 塩 飴      1袋
 切干ダイコン   1袋  
 コンブ         1袋
梅 酢     80cc
味 噌      6回分
醤 油   60cc
塩      適量
ウドン・スープ   6回分
梅干入りフリカケ 1袋
缶 詰(サンマ) 1袋
チーズ       1袋
オニギリ      2ケ
 ◇ 不足分は現地購入:ラーメン、平ビスケット、ソバ、鳥唐揚げ、豆腐、納豆、
      細巻、パン、菓子パン、肉、ウドン、コロッケ、チヨコレート、チーズ

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 2 装 備 (約10kg)

1 テント、ポール、ペグ 

2 シュラーフ(薄)インナー付
3 マットレス        
4 荷雨具カバー        

5 ガスバーナ       
6 コッフェル      

7 靴下(厚手) 予備  
8 傘          
9 地図類        
10 帽 子            
11 スプーン      

12 鍵         
13 白色高輝度ライト  
14 ローソク(予備)      

15 ナイフ (プラ)  
16 下着      
17 シャンプー        
18 ナイロンひも 10m
19 爪 切と バンドエイト 
42 ペン・手帳   

20 電気ひげ剃り    
21 背負子       
22 マッチ      
23 網 袋 (小)             

24 目 薬         
25 安全ピン    
26 チリ紙 (6ケ) 
27 ペットポトル   
28 腕時計     
29 カメラ(フイルム25枚x2)
30 パンダナ    
31 ガス(CR270)
32 箸         
33 行動シャツ        
34 水筒 2L入  

35 タオル       
36 タイツ     
37 オリーブ油   
38 クリーム   
39 櫛       
40 洗面具(ハブラシ歯)
41 サンダル   
42 ペン・手帳   
43 現金・カード 
44 ラジオ     
45 コンパス    
   
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 3 資 料 関 連


  A) 地 図(国土地理院:1/5万)金木、小泊、龍飛
  B) ガイド資料「東北自然歩道・青森県コース」1/2、5&5万 地図付
       No.1,2,7〜9,11,12、15,16,18、
           23〜25、27,28,33

  C) 道路地図・青森県内1/10万 
   D) ガイドブック:東北自然歩道を歩く・田嶋直樹 著(無明舎出版)


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