<INTRODUCTION>
累計発行部数35万部を超える大人気コミック「ねことじいちゃん」(KADOKAWA刊)が待望の実写化。
日本人としては初めて『ナショナルジオグラフィック』誌の表紙撮影を二度担い、世界的に有名な動物写真家であり、NHK-BSプレミアムで放送中の『岩合光昭の世界ネコ歩き』も大人気の岩合光昭が、初めて映画監督に挑戦!岩合監督にしか撮れない猫たちの表情や島の美しい風景とともに、そこに暮らす人々をユーモラスかつ繊細に描き出しました。
主人公の大吉さんには、岩合監督から「志の輔さんしか考えられない」と熱烈オファーされた映画初主演となる落語家の立川志の輔。ヒロイン役として映画出演が3年ぶりとなる柴咲コウが出演。
また、小林薫、田中裕子、柄本佑、銀粉蝶、山中崇、葉山奨之の実力派俳優が脇を固めました。
そしてもう一人の主人公、猫のタマ役は、100匹以上のオーディションから抜擢されたベーコン。まぁるい体にふてぶてしい表情。志の輔師匠との息の合った動きなど、観る者の心を奪う熱演は必見!
<STORY>
日本のとある小さな島で暮らす大吉70歳。2年前に妻よしえに先立たれ、飼い猫のタマと二人暮らし。毎朝の日華はタマとの散歩、趣味は亡き妻の遺した料理レシピノートを完成させること。
生まれ育ったこの島にはたくさんの友人と猫がいて、島にカフェを開いた若い女性・美智子に料理を教わったり、幼なじみの巌や気心の知れた友人たちとのんびり毎日を過ごしている。東京に住む息子・剛は一人暮らしの父を心配しているが、大吉とタマは自由気ままにのんびり過ごす日々に不安や不満もない。
しかし、親しい友人の死や、大吉自身の体の不調など、このまま続くと思っていた毎日に変化が訪れはじめた矢先、タマが姿を消して・・・。
一人と一匹、生まれ育ったこの島で、共に豊かに生きるために下した人生の選択とは・・・?