- 企画・主演:大地康雄
- 監督:山田大樹
- 出演: 佐藤B作 中井貴恵 村田雄浩 小宮孝泰 中田喜子 小松美咲 井上正大 絵沢萌子 若村麻由美 板尾創路 手塚理美
- 上映時間:2時間9分(カラー・ビスタ) 2013年/日本
- (C)2013『じんじん』製作委員会
- 上映予定(2014/12/4現在)
- 12月20日(土) 三木市文化会館 小ホール 10:00 12:40 15:20
- 映画から生まれた絵本「クロコダイルとクジラ」は、全国の書店でお買い求めいただけます。
本体1,200円(税別)
「だいじょうぶだよ」と絵本がいった
- ひとりの俳優が、
- 絵本の里で見た子どもたちの明るい未来を映画に託し、
- すべてのおとなと子どもに贈ります。
- すべては2007年、俳優の大地康雄が訪れた北海道の小さな町・剣淵町から始まった。
- そこでは、約20年前から“絵本”を真ん中に、人と人の心が通う「絵本の里づくり」を掲げ、町民は仕事の合間をぬって子どもたちに絵本を読み聞かせ、豊かな心を育んでいた。
- その想いは町のすみずみまで届き、人々が助けあうまでに成長。
- 大地康雄がみたのは絵本に目を輝かせる子どもたちであり、親と子の明るい未来だった。
- そして、彼は<絵本の力>と<親子の絆>を描いた映画づくりを始めた。
- その想いに共感する人々が集まって誕生したこの映画から、あたたかな感動とやさしい気持ちが“じんじん”と広がっていく。
- <message>
- 私は北海道剣淵町にある絵本の館で、大人が子どもたちに読み聞かせをしている光景を見る機会がありました。
- どの子も目を輝かせて聞き入り、あるお話では涙を浮かべ、また別のお話では全員がひっくり返って大爆笑していました。
- あの時の子ども一人ひとりの輝く瞳には明るい未来があり、絵本には人への思いやり、豊かな感性、言語力や想像力といった人生きていく上で最も大切な根本の力を育むすばらしい力があるということを教えられ、感動しました。
- そして絵本は親と子の絆をも深め、大人になってもお互いに一生の財産として残ります。
- 昨今は親が生身の心の交流を放棄した結果、悲惨なニュースが後を絶ちません。
- どの人も親に愛された記憶こそが後の人生を生き切る力の根源になるのです。
- 次世代を担う大切な子どもたちのため、ぜひこの作品の思いをご理解いただき、ひとりでも多くの人にお伝えいただければ幸いです。
泣いても笑っても めでたしめでたし
- <ストーリー>
- 絵本の里がつなぐのは、心優やさしい人びとの無償の愛。
大地に染みわたる親子の絆。
- 宮城県・松島に住む大道芸人の銀三郎は、気ままな独り身で芸人仲間から愛されるお調子者だ。
- 決まり事といえば、北海道で幼なじみが営む農場を手伝うことのみ。
- 会社員だったときに別れた妻と娘にもそれっきり会っていない。
- そんなある年、農場に行くと都会から農業研修で来ていた女子高生たちと一緒になる。
- いがみ合いながらも距離を縮める銀三郎と女子高生たちだったが、ただひとりの少女だけは心を開かない。
- やがて農業研修は終わりに近づき、彼女はそっと打ち明けるのだった…。