“バラのつぼみ”という最後の言葉を残してこの世を去った新聞王ケーン(オーソン・ウェルズ)。この言葉の謎を探るために記者のトンプソンは、生前のケーンを知る、二人目の妻スーザン、後見人のサッチャー、ケーンの新聞社の参謀バーンステイン、絶縁した親友リーランド、大邸宅ザナドゥの執事の5人にインタビューをするが・・・
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オーソン・ウェルズが弱冠25歳で製作・脚本・監督・主演をし、アカデミー賞9部門にノミネートされ脚本賞に輝いた。巧みな構成と斬新な映画技法で世界中の映画ファンを愕然とさせ、後世の映画製作に絶大な影響を与えた映画史上の金字塔的作品。