26日深夜、パリ経由でフィレンツェに到着。
夜が明けてみたら、どんよりとした空からポツポツと雨が。
9時出発の予定も、ホテルから市内まで運んでくれるはずのマイクロバスが来ない。ついに添乗員氏、路線バスの乗車券を買いに走る。と、そこへ「バスはすぐそこまで来てるけど、渋滞で動けない」とイタリア人が現れる。「なに、路線バスで行くって。オーもうすぐ来るからウチのバスに乗って行ってくれ」と言ったかどうかは分からないが、30分遅れで出発。
<午前>
シニューリ広場、ウフィッツ美術館(ボッチチェーリ『ヴィーナスの誕生』『春』、ミケランジェロ『聖家族』、ラファエロ『ひわの聖母』、チマブーエ『荘厳の聖母』ほか)。ポンテベッキョを半分渡って引き返し、サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂(花のドーモ)へ。
横の祭壇の前に、人の背丈を越える譜面台が置いてあり、その上には巨大な楽譜が。5メートル離れていても、音符と歌詞が読める。印刷術が発明される以前は、巨大な楽譜を、聖歌隊が囲んで歌っていた、その光景が眼前に。
<午後>
メディチィ家礼拝堂(ミケランジェロの作品だらけ)、サン・ロレンツォ教会、アカデミア美術館(ミケランジェロ『ダヴィデ像』ほか)。
美術館を案内してくれたガイドがICUの出身。同行解説に金澤先生が来ると聞いて勉強し直したとか。途中で「先生、これでよろしいでしょうか」とガイドからの質問も。最後に金澤先生から「立派なガイド、完璧でした」とお褒めの言葉を頂いて、参加者までニコニコ。
夕食までの2時間程自由行動。傘を片手に、日の暮れた市内で早速ショッピングする人も。路線バスでホテルに戻る。電動バスらしい。
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