2 メダカの学校


この学校には、校長も、先生もいません。
用務員が一人います。(名前は、法信公照 ほしなひろあき)     

生徒は、いつも水泳の授業だけをうけています。
但し、水泳を教える先生はいませんので、生徒たちは、勝手に
泳ぎまわっています。

学校所在地   愛知県尾西市北今  法信寺内
教室数  10
生徒数  約200匹

日本メダカについて

法信寺には、日本メダカが飼育されてい
ます。和歌山県の、ある小川で捕ってきた
黒メダカと、岐阜県のある小川で捕ってき
た黒メダカの二種類です。
混ざらないよ
うに、和歌山産のメダカは表の水槽6個で
飼っています。                

岐阜県産のメダカは、裏の水槽4個で飼って
います。水槽といっても、風呂の浴槽であっ
たり、ゴミ箱用のポリバケツであったり、水
瓶であったりします。             
                      
親メダカの入れ物と、子ども用のメダカの入れ
物を別にしておかないと、親が子供を食べて
しまいます。容器を2つ用意しておき、浮き
草を(ほていあおい)、2週間ごとに移動して
やると、卵は子ども用の容器の中で、自然に
増えていきます。卵は、約2週間くらいで、孵
化します。親と一緒ですと、いつの間にか食
 べられていて、あまり増えません。    
   

     

 
メダカは、日本学名を、oryzias latipes
(オリジアス ラティペス) といいます。
愛知教育大学教授の、岩松鷹司氏によりますと、
oryziasとは、稲に関係があるという意味だそうです。



ミトコンドリアDNAからみた、地方固体群としては、北日本群、真岡群、
南日本群と3つの大群になるそうです。


25度平均で、2週間の孵化期間というのが、非一年生メダカの特徴になっています。

 

玄関先の水槽です。和歌山産の親メダカが25匹くらい泳いでいます。
4月になると、卵を産みます。日当たりのよくない場所の水槽では、冬
になると、メダカはあまり育ちません。(数が少なくなります。)
この水槽と、下の写真の水槽では、よく育っています。
 

  

捨ててあった浴槽を、拾ってきて、メダカを入れています。水槽の中には、ホテイアオイ、蓮、水草が植えられています。雨の日も、風の日も、そのままにしています。ここには、和歌山産のメダカが、60匹ぐらいいます。大雨が降りそうな時は、覆いをかけたり、前もって水を減らしておきます。
ホテイアオイです。水瓶のふちに乗せて、撮影しています。直径1ミリくらいの卵がついていますが、よく見えないかも知れません。卵を指でつまみ、子メダカ専用の水槽に入っている浮き草(ホテイアオイ)に、くっつけてやります。そっとやれば、指でつまんでも、つぶれるようなことはありません。案外と、丈夫です。  
4月か5月のことでした。雨蛙がおたまじゃくしからやっと蛙になりました。蛙になったときは、まだ体がといさいのです。身体の部分は、大人の小指の先ぐらいの大きさです。私は、水槽の中に、その蛙を入れました。そのとたん、メダカが蛙を襲ったのです。雨蛙の足にくいつき、ぐぐぐと、水の中に引きこもうとしました。あわてて、蛙をとり、外にだしましたが、足はもう、完全にビッコになってしまいました。
メダカの学校は、川の中。みんながお遊戯しているよ。とんでもありません。サメと一緒なんです。自分の身体くらいある、雨蛙を襲いました。人間にとっては、ちっちゃくてかわいい存在ですが、他の虫達にとっては、サメと同じなんです。   


      

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        目次

 

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4 墓地と納骨案内 5 法話と趣味
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最終更新日