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妹を食う話
教室で子ども達にうける「オモシロ話」のページです
千葉昌之 HIP
1.聞いたらゆかいいなる話です
「しゃれ」というのは、人を楽しい気持ちにさせるためのものです。人の気持ちを悪くするしゃれはいけませんが、嫌な気持ちにさせないしゃれだったら、楽しい気持ちにさせると思うよ。
先生が、今から、しゃれの話をするよ。
この話は、次の本を参考にしています。(野崎史雄 『教室ツーウェイ』 明治図書 37頁 )
2.教師の話
これから、自分の妹を食べてしまうという恐ろしい話をします。
ある街に、兄と妹の大変仲のよい兄弟が住んでいました。
ある日、お兄さんが朝起きると、とてもおなかがすいていました。食べ物をさがしましたが、何もありません。その間にも、おなかはどんどんすいていきました。
「ああ、何でもいいから食べたいなあ。」
お兄さんは、いてもたってもいられなくて、妹の部屋に行きました。
「おーい、何か食べるものはないかい。」
すると、妹は‥‥‥、いませんでした。しかし、机の上にはイモが10個、置いてありました。
「いただきまーす。」兄は、そのイモをおいしそうに食べました。10個すべて食べてしまいました。
イモを10(とお)食うはなし。
(ゆっくりと)妹を食うはなし。