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恐怖のミソ汁の話
教室で子ども達にうける「オモシロ話」のページです
千葉昌之 HIP
1.聞いたらゆかいいなる話です
「しゃれ」というのは、人を楽しい気持ちにさせるためのものです。人の気持ちを悪くするしゃれはいけませんが、嫌な気持ちにさせないしゃれだったら、楽しい気持ちにさせると思うよ。
先生が、今から、しゃれの話をするよ。
この話は、次の本を参考にしています。(野崎史雄 『教室ツーウェイ』 明治図書 37頁 )
2.教師の話
とても恐ろしい朝食のお話です。
ある朝、ぼくは「ハッ」として目がさめました。「今日は、何か恐ろしいことが起きるような気がするぞ。」
ぼくは、朝ごはんを食べに、台所の方に行きました。台所ではお母さんが、静かに朝ごはんを作っていました。
ぼくは、恐る恐るお母さんに聞きました。
「お母さん、何を作っているの。」
お母さんは、こちらを見ないで、こう言いました。
「お味噌汁を作っているのよ。」
ぼくは、つばを「ごくん。」と飲んで聞きました。「お母さん、それ、何の味噌汁なの」
お母さんは、ゆっくりとぼくの方へ向きました。顔が静かに笑っています。お母さんは、こう言ったのです。
(ゆっくりと、かみしめるように)「今日、ふの味噌汁だよ。」恐怖の味噌汁。