「心の話」サイトについて

▼ これを作るきっかけになったのは、数年前のある女の子の言葉です。

 私、鼻が悪いから、物覚えが悪いんだって。

 この子は、鼻がつまりやすく、病院で薬をもらっているのです。母親に、上記のように言われたそうで、私にそのことを言いに来たのでした。算数のプリントの間違いを直しているときのことでした。


▼ 私は、「そんなこと無いよ。鼻のことは関係ないよ。」と言いました。でも、母親の発言の重みが(私の力量不足もあるのでしょうが)この子の学習意欲減退に大きく影響しているのは、確かです。はなから、「私は、どだい、頑張っても、物覚えが悪いからだめなんだ。」と決め付けているようえす。


▼ 「心の話」のつきつめるところは、『思ったことは実現する』ということです。「プラス思考に生きる」ということかもしれません。子ども達に、何とか「毎日が楽しくなるような考え方(生き方)を伝えていかなければならない」と考えるようになりました。そこで、この話を作っていったのです。


▼ ここに出てくる話は、次の3点を留意して作成しました。

   @子どもが頭の中で描写できるような話を選んだ。(話に変えた)

   A3択クイズを設け、飽きが来ないようにした。

   Bどのような場面で使ったらよいのかがわかるように「要旨」と「用途」を入れた。 

▼ ほとんどが有名な本の引用ですが、クイズの部分や子どもには難しい部分は書き直してあります。これらの話は、道徳の時間や問題が起こった時に話しました。いつも話を手元において(または、インプットして)おきました。即行が大切なのです。時間が経ってからでは、話の効果は半減してしまいます。

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