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逆境も考え方次第でプラスに変わる
教室で子ども達に語る「心の話」のページです
千葉昌之 HIP
1.どんな時に話すのか
■子どもに不幸なことがあったときに(主に、病気関係) ■学級開きや学級おさめのときに ■逆境にあって悩んでいる子に この話は次の本を参考にしています。(ナポレオン=ヒル 『思考は現実化するU』 159頁 騎虎書房)
2.教師の話
エジソンという人を知っていますか。発明家として有名な人ですが、実はあるハンディを背負っていたのです。
エジソンは少年の頃、列車の中の売り子をしていたことがあるのです。ある時、ある男が少年エジソンの売っていたキャンディーなどの商品もろとも、彼の耳を思い切り強く引っ張ったのです。
そのことが原因で、聴力をほとんど失ってしまったのです。かろうじて、小さな音が聞こえる程だったそうです。
あるとき、エジソンにだれかが、次のように聞いたそうです。
耳の聞こえないことは、大きなハンディになりませんか。 |
そうしたら、エジソンは、何と答えたと思いますか。次の3つの中から選んでみてください。
@いいえ、ハンディにはなりませんよ。反対に助かっています
Aはい、大変なのです。発明の時には本当に困ります
B大変なときもたまにありますが、気にしないようにしています
エジソンは、次のように答えたそうです。
いやいや、それどころか、耳の聞こえないことで、私は大助かりしていますよ。くだらないおしゃべりを聞かなくてもすみますからね。また、自分の心の声を聞くことができるようになりました。だから、耳の聞こえないことがプラスになったのです。 |
エジソンは、自分のマイナスかと思える部分をプラスに変えたのです。逆境の中にはプラスがあるのです。大切なのは、心の持ちようですよね。